岩本勉氏、自身引退時の鶴岡慎也氏との感動秘話を語る

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Yuki.J.

posted2022年1月26日 17時41分

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1月25日にYouTubeでライブ配信された「#ガオラジオ~ガンちゃん&UGKのテレビでは話せないハナシ~」で岩本勉氏が、自身引退時の鶴岡慎也氏との感動秘話を語った。

岩本氏は公式戦最終登板試合となった2005年9月25日オリックス戦の前夜、球団GMから「来期は選手契約しない、2軍の投手コーチに就任して欲しい」と言われていたという。「お気遣いありがとうございます。ちょっと考えさせてください」と返した岩本氏は、翌25日の試合で4点リードの9回に登板。「ここで145キロでなかったら辞めよう」と決めてマウンドに上がったが、調子が良く145~6キロ出て指先の感覚も良かったため、「まだ続けられる」と思ったという。

そのため、まさか現役最終登板になると思わずマウンドを降りたが、試合終了後に鶴岡氏に「これからも頑張れよ」の思いでウイニングボールを手渡した。もちろんそんな事情を知らない鶴岡氏は、その試合がプロ入り初スタメンで初ヒット、初打点も挙げた試合だったため「記念にもらっておけ」という意味合いで受け取り、気分も良くスタンドにボールを投げ入れようともしていたが、それを必死に止めたという岩本氏。現在は鶴岡氏の実家に飾ってあるらしく、それを聞いた岩本氏は「ほんまかいなー」と驚いていた。