「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 第1弾対戦カード発表会見レポート

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K-1 JAPAN GROUP

posted2022年6月15日 10時00分

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©K-1

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玖村修平
「前回のKrushでフェザー級のチャンピオンになって、このタイミングでK-1フェザー級世界最強決定トーナメントが開催されて、持ってるなと思いました。ここにいるメンバーはフェザー級のトップで名前が挙がる選手だと思うので、Krushでフェザー級のベルトを獲ったことで出場権を得たと思っています。この勢いで僕が獲りにいきます、応援よろしくお願いします。

(一回戦の対戦相手の印象は?)タイ人ですけどパンチも持っていて、気持ちの強い選手かなと思っています。一番は膝蹴りでみんな倒されてるので警戒してます。K-1でも実績を残してる選手なので、優勝候補に挙げる人も多いと思うので、一回戦から決勝戦のつもりで挑みたいと思ってます。あと、正直僕のブロックは隣にチャンピオンもいますし、一番きついのかなと思ってます。だけど、K-1ファイターである以上、一番つらい道が一番の成功への近道だという思いでやってるので。僕が一回戦から倒して優勝したいと思います。

(準決勝や決勝で戦いたい、もしくは上がってきそうな相手は?)今年、リベンジロードを歩んでいくと掲げているんですけど、ここにいる軍司選手、椿原選手、新美選手に負けていて。新美選手には前回、Krushでリベンジできたんで。正直、このオファーが来たとき、おいしいなと思いました。一日で軍司選手、椿原選手にリベンジできるんで。そのリベンジロードをこの一日で達成しようと思ってます。だけど一戦一戦、誰が来ても決勝のつもりでぶつかっていきたいと思ってます。(トーナメントを勝ち抜く上で必要なものは?)気持ちの一言です。(vs外国人について思うことは?)一回戦のジャオスアヤイ選手は去年の『K'FESTA』で決まってた選手で。日本人にはない技術だったりとかがあると思うんですけど、日本人の気持ちのほうが強いと思うので、日本の男の気持ちを見せたいと思います」

ジャオスアヤイ・ソー.デッチャパン
「こうしてK-1の舞台に戻ってくることができてうれしい。前回のトーナメントでは準優勝に終わってしまったが、今回は必ず優勝して、将来的にはK-1チャンピオンになりたいと思う。飛びヒザ蹴りとハイキックでK-1ファンに楽しんでもらえる試合をしたい」

中村プロデューサー
「玖村選手はK-1で才賀紀左衛門選手や小澤海斗選手に勝利して、今年5月のKrush後楽園で新美貴士選手に勝利してKrush王座を獲得。今回はKrushの現役王者としてトーナメントに参戦します。対戦相手のジャオスアヤイ選手は第3代フェザー級王座決定トーナメントでK-1に初参戦し、そのときは準優勝。今回は2020年3月の小澤海斗戦以来のK-1参戦です。ムエタイ選手のなかでもハイキックや飛びヒザ蹴りなど派手な蹴り技が得意で、タイでも人気を博しています。われわれにとっても待望のK-1再登場です。玖村選手とジャオスアヤイ選手はもともと2021年の『K'FESTA』でやる予定でしたが、この時は大会そのものが延期になっていました。そのカードがトーナメント一回戦で実現することになります」

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軍司泰斗
「フェザー級のチャンピオンは僕なんで、やっぱり僕のためのトーナメントだと思っています。負けたら意味がないと思うので、しっかりここで優勝して、もっと高みを目指していきたいなと思ってます。(一回戦の対戦相手の印象は?)試合見た感じだと、すごい振り回してパンチで攻めてく選手だと思うので。僕とすごい噛み合う試合になって、たぶんKO決着になると思います。僕が倒れるかもしれないですし、相手が倒れる可能性もあるので。そういった中で、すごいおもしろい試合になるかなって思います。

(準決勝や決勝で戦いたい、もしくは上がってきそうな相手は?)玖村選手とはスーパー・バンタム級(55kg)のときにしかやったことないので、この中では57.5kgで初めての絡む日本人だと思うので、やってみたいっていうのもあります。やっぱり、最近の試合はどんどん強くなっていて、気持ちも強くなっていて、すごくいい選手ですね。決勝は誰が上がってくるかわからないですけど、僕の中で延長判定までいってしまった斗麗選手と、リベンジではないですけど、再戦してしっかり決着をつけたいなと思ってます。

(トーナメントを勝ち抜く上で必要なものは?)日本人選手には全員勝ってるんで。あとは気持ちかなっていうのは思うので。やっぱり気持ちが強い人がこのトーナメント優勝すると思うので、気持ちが一番大事だと思います。(vs外国人について思うことは?)僕はずっと外国人選手とやりたいと言ってたんで、その中で決まって、あとはやるだけかなという感じですね。(対戦相手が世界の名のつくタイトルを持ってる選手だが、今回K-1のチャンピオンとしてこのトーナメントに臨むことについて思うことは?)このトーナメントが決まったときに、まだ頭一つ抜けてない部分もあるんだろうなと思っていて、その中でこのトーナメントはいいきっかけになるかなと思っています。しっかり、ここで頭一つ抜けて、全試合KOを目指してます。

(椿原選手が自分の名前を再三出していることについては?)まあ、なんとも思わないとは思わないですけど、狙われる立場になってるんで。誰が来ても正直、おかしくないトーナメントだと思っているので、その中で決勝でやるとなったら6回目ですけど、しっかり6回目でもちゃんと決着をつけたいなと思ってます」

ファク・スアレス
「再びK-1からオファーを受けて本当にうれしい。フェザー級の世界最強を決めるトーナメントに出場できること、日本のファンの前で戦えることを楽しみにしている。一回戦の相手はK-1チャンピオンの軍司泰斗だが、俺は一歩も下がることなく軍司と打ち合うつもりだ。K-1ファンのみんな、福岡で会おう!」

中村プロデューサー
「軍司選手は昨年12月のK-1大阪大会で椿原龍矢選手に勝ってK-1フェザー級王座を獲得。今年2月のK-1東京体育館で武尊とエキシビションマッチを行なって、4月の『「K'FESTA』では斗麗選手から勝利。今回は現役王者としてトーナメントに出場することになります。対戦相手のスアレス選手は南米の『WGP-KICKBOXING』」という大会のチャンピオンで、2020年の『K'FESTA』で江川優生選手と対戦予定だったが、江川選手の欠場で来日ができませんでした。パンチ主体のファイトスタイルなので、タイミングが合えばK-1に呼びたいとずっと思っていた選手です。

軍司選手にとってはチャンピオンとしてプレッシャーもあると思いますが、ワンデートーナメントでも強さを見せられるかどうかが、K-1のチャンピオンには求められます。過去の世界最強決定トーナメントでは現役王者として武居由樹選手とゲーオ選手が優勝したことがある。それに続く快挙が成し遂げられるのか、軍司選手には大きなテーマのある戦いとなる」

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椿原龍矢
「まずトーナメントがすごい楽しみで、一日3試合もしたことないですし、それで優勝したらメチャメチャ気持いい景色が見られるんやろうなと思ってます。目指すは世界最強の称号と、軍司チャンピオンの首だけなんで、僕が優勝して持っていこうと思ってます。押忍。(一回戦の対戦相手の印象は?)左も右も構えられて巧い選手やと思います。あと、イメージは身体がでかそうかなっていう、そんくらいですね。(準決勝や決勝で戦いたい、もしくは上がってきそうな相手は?)決勝は軍司チャンピオンとやりたいなと思っています。準決勝は外国人の選手は僕、あんまりくわしくないんですけど、さっき中村さんが言ったONEという大会はさすがに僕も聞いたことがあるので、ワン・ジュングァン選手とぜひやってみたいなとは思います。

(トーナメントを勝ち抜く上で必要なものは?)技術もパワーもスピードも、実力も覚悟も全部必要になるとは思うんですけど。全部持ってるヤツが世界最強やと思うんで、全部大事かなと思います。(vs外国人について思うことは?)今回、出てくれる3人の外国人、誰も知らないんで、とくに何も思うことはないですね。苦手意識も何もないんで、いつもどおりしっかり倒すだけです。(軍司選手と6回目になっても戦いたいと思う理由は?)6回目やから対戦したいとか、トーナメントだから対戦したいというわけではないですけど、世界最強の座とベルトを持ってるチャンピオン、同時に勝って獲れたら最高やなと思うんで。べつに軍司選手が持ってるから言ってるだけで、べつに持ってなかったらとくに思うことはないんですけど。最強になりたいんで、1回戦からしっかりがんばっていこうと思います」

斗麗
「僕はまず世界一になることだけを目指してます。こういう一番わかりやすいかたちで戦わせてもらえて、心からうれしく思ってます。僕はトーナメントに入れたことは素直にうれしいですが、自分が一番、自分のポジションをわかってるので悔しい気持ちがあります。このトーナメントはホンマに本物しか生き残れんし、過酷で危険なトーナメントだと思うんですけど、僕がトーナメントを制してもう一つ上のステージに行きます。このトーナメントで死んだっていいという気持ちで、命を懸けて臨みます、押忍。

(一回戦の対戦相手の印象は?)偉大なベルトを巻いた元チャンピオンで、そして僕の夢を邪魔する敵、それだけです。(準決勝や決勝で戦いたい、もしくは上がってきそうな相手は?)トーナメントは僕の目の前にいる相手は、優勝を邪魔する敵なんで、それを一人一人潰していくだけですね。やりたい相手はとくにいないです。(トーナメントを勝ち抜く上で必要なものは?)技術もパワーもみんなに負けてないと思うので、その日までに自分がどれだけ覚悟を持っていくかで優勝できるか変わると思います。(vs外国人について思うことは?)僕は15歳で中学卒業してオランダに半年くらい行ってて。そこで外国人選手とずっとやってたんで、外国人が準決勝や決勝で当たっても関係ないと思ってますね」

 中村プロデューサー
「椿原選手は軍司選手の前のK-1フェザー級王者で、タイトルは失ったが、今年4月の『K'FESTA』で新美貴士選手に勝利し再起を飾りました。K-1王座返り咲きを狙ってのトーナメント参戦となります。対戦相手の斗麗選手はタイトル獲得歴こそないものの、フェザー級のトップ戦線でずっと活躍しています。4月の『K'FESTA』では軍司選手と延長までもつれる接戦を演じました。今回トーナメントの出場メンバーを考えるなかで、これまでは日本人4選手vs外国人4選手になることが多かったが、直近の試合で現役K-1チャンピオンをあと一歩のところまで追いつめたというところで、斗麗選手のエントリーを決めました。トーナメント一回戦で唯一の日本人対決となり、ほかのカードとは違う緊張感のある戦いになると思います」

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新美貴士
「中国からワン・ジュングァン選手が出るということで、自分も中国のベルトを狙っているので、トップファイターと戦えてとてもうれしいです。このトーナメントのオファーが来たとき、すごいうれしくて、モチベーションもすごい上がって。ここで優勝しないと、この先ないのかなって思っているので。優勝するためだけに、8月11日まですごしていきたいなと思っています。僕が絶対優勝します。

(一回戦の対戦相手の印象は?)すごいアグレッシブで手数が多くて、どんどん前に出てくる選手です。(準決勝や決勝で戦いたい、もしくは上がってきそうな相手は?)僕は1回戦のことしか考えてないので、誰が上がってきてもいいかなと思ってます。(トーナメントを勝ち抜く上で必要なものは?)大事なことはたくさんあるんですけど、覚悟ですかね。(vs外国人について思うことは?)僕、中国の選手と戦うのはこれで三戦目なんですけど、中国の選手ってけっこう前にどんどん出てって、アグレッシブな選手が多いので。その中でもトップ選手なんで、さらにアグレッシブな選手なのかなって思います」

 ワン・ジュングァン
「皆さんこんにちは、中国・武林風のワン・ジュングァンです。この度『K-1フェザー級世界最強決定戦トーナメント』に出場できることをとても光栄に思っています。一回戦で対戦する新美選手は、過去に『武林風』でも試合をしているので、彼のことは良く知っています。彼はアグレッシブなファイトスタイルでガードも固い選手ですが、残念ながら対戦相手は僕です。油断するなよと伝えておきたいです。また、このトーナメントに出場する選手は全員強い選手です。勝敗は試合をやってみるまで分からないし、全員に優勝するチャンスがあると思います。でもこのトーナメントで優勝して、K-1のチャンピオンになるのはワン・ジュングァンです」

中村プロデューサー
「新美選手はKrushフェザー級王者として昨年は3度の王座防衛に成功して『K-1 AWARDS 2021』のKrush MVPにも輝いた選手です。今年に入ってから連敗が続き、Krushのタイトルも失ってしまったが、今回は復活を懸けてトーナメントに臨むかたちになります。対戦相手のワン・ジュングァン選手は中国・武林風で活躍し、アグレッシブなファイトスタイルで“中国の武尊”と呼ばれ、実際に2017年にはK-1で武尊選手とタイトルマッチで対戦したこともあります。

近年は『ONE Championship』にも出場し、タイトルマッチも経験しました。前回K-1で試合をしていた時よりも、世界的な評価が高くなって、K-1に帰ってくることになったと思います。トーナメントの外国人選手のなかでも、ワン・ジュングァン選手はファンのみなさんにとっても注目の参戦になったと思います。また、新美選手は過去に中国の大会で連勝し、中国でベルトを獲りたいということも語っていたので、一回戦でワン・ジュングァン選手と戦うのは、意味のあるカードになったと思う。ファイトスタイル的にもバチバチの試合になると思います」

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 また、リザーブファイトでは昨年度の『K-1 AWARDS 2021』新人王の寺田匠と、K-1JAPANグループ初参戦の銀次が対戦。共に九州出身同士の対戦となるが、ここまでプロ無敗の寺田は「試合観たんですけど、全然強くなかった」と相手を格下扱い。これに対し銀次は「試合でどっちが強いかを見せつけてやったらいい」と闘志を見せた。

寺田匠
「前回試合に勝って5連勝で、けっこう名前ある選手とさせてくれって言ってたんですけど、全然知らない相手だったんで。まあ、トーナメントに出る勢いで練習をがんばりたいと思います。(対戦相手の印象は?)試合観たんですけど、全然強くなかったですね。(地元のファンの前でどんなところを見せたい?)今回、本戦に出るつもりで練習しようと思ってるんで。リザーブファイトは通過点で、3試合戦う準備をしていきたいと思います」

銀次
「今回、K-1 JAPAN GROUP初参戦で、名誉ある世界最強トーナメントのリザーブに選んでいただき本当に光栄です。僕は地元が福岡なんで、しっかり福岡を盛り上げる熱い試合をしたいと思います。(対戦相手の印象は?)パンチも巧くて身体も強いっていう感じですね。(地元のファンの前でどんなところを見せたい?)自分もバチバチに打ち合うので、たぶんKO決着になると思うので、しっかりブッ倒してやろうかなと思ってます。(寺田選手の厳しい言葉については?)まあ、自分もべつに知名度がないのはわかってるので、言わせておけばいいかなと。試合でどっちが強いかを見せつけてやったらいいかなと思います」