「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 第1弾対戦カード発表会見レポート
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posted2022年6月15日 10時00分
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クルーザー級の日本人エースはどちらだ!?K-Jee「今回圧倒して勝って、外国人選手を倒す日本人の姿を見せていく」vs谷川聖哉「K-Jee選手を倒せば名実ともに日本人重量級のエースと言っていいと思う」
©K-1
元K-1&Krushクルーザー級王者・K-Jeeと無差別級トーナメント準優勝の谷川聖哉によるクルーザー級日本人No.1決定戦と言える試合が決定した。K-JeeはK-1九州大会に3年連続出場で、九州大会の顔と言ってもいい存在。
前回4月の「K'FESTA」では無差別級トーナメントではマハムード・サッタリに敗れたが、地元九州からの再起を図る。「今回圧倒して勝って、外国人選手を倒す日本人の姿を見せたい」と、自他共に認めるK-1福岡大会の顔として気合も十分だ。
一方の谷川はK-Jeeと同じ無差別級トーナメントに出場。ANIMAL☆KOJIと加藤久輝に勝利して決勝進出を果たしたが、決勝でサッタリに敗れはしたものの準優勝という結果を残した。「K-Jee選手を倒せば名実ともに日本人重量級のエースと言っていい」と、下剋上を狙い「僕が新しいスターになる」と覚悟も決まっている様子だ。
K-Jeeと谷川は去年のK-1大阪大会で対戦予定だったがK-Jeeの負傷欠場で試合が流れた因縁もある。これからvs世界を見据える中で、どちらがクルーザー級日本人エースになるのか注目だ。
K-Jee
「今年でK-1福岡大会は3年目です。ECO信頼サービス樋口龍二会長、いつもK-1とK-1選手の応援をしていただいてありがとうございます。福岡大会でというか、谷川選手は特にやりたい相手というわけじゃないんですけど、一度組まれた相手で自分の怪我でなくなった試合なので自分なりのケジメとしてこの試合を受けました。正直、もう外国人選手も来ることができるし、そういう強い相手に挑戦していきたいと思っているので、今回圧倒して勝って、これからはみんなが見たい外国人選手を倒していく日本人の姿を見せていきたいと思っています。
(無差別級トーナメントでの相手の印象は)自分はあまり調子が良くなくて、1回戦勝てませんでした(苦笑)。谷川選手が決勝まで行ったこと、試合に勝ったことは評価します。ただその分いっぱい相手の試合を見ることができて、いっぱい分析できるので。そういう印象です。(フェザー級トーナメントがあるなかで、重量級としてどんな試合をしたい?)フェザー級とクルーザー級は階級も違うし、その違いは見たら分かると思います。何を見せたいというより純粋に見て何が違うのか、面白さの違いを見てる人に楽しんでもらいたいと思います。
(九州大会の顔として出ることになると思うが)福岡大会は俺が一番盛り上げてやるっていう気持ちが強いので。そこは強く思っています。(前回対戦が決まった時の会見で右フックでのKO宣言もあったが?)そういえばそんなこと言ってましたね(笑)。めちゃくちゃどうでもいいんだけど、前回そう言ったので右フック狙って頑張ります」
谷川聖哉
「今週の日曜日、大きい一大イベントがあって、そこでK-1の選手たちが圧勝してくれると思うので、そこが一つの格闘技界の節目・区切りと思っていて、そこからは重量級が盛り上がるというか、僕が新しいスターになりたいと思っています。K-Jee選手を倒せば名実ともに日本人重量級のエースと言っていいと思っていて、コロナも明けて海外の選手も入って来れると思うので、ベルトはまだ持っていないんですけど、しっかりそこで外国人選手に勝っていってベルトを獲っていきたいと思います。
(無差別級トーナメントでの相手の印象は)結果だけ見れば準優勝と一回戦負けっていう感じなんですけど、負けた相手が一緒なのでそこは気を抜かずに。あまり調子良くなかったのかと思って見てました。(フェザー級トーナメントがあるなかで、重量級としてどんな試合をしたい?)トーナメントは運やドラマ性もあると思うんですけど、ここでK-Jee選手を倒せば日本人最強と言われると思っているので、その決定戦として見ててほしいですかね。重量級らしいパワーとかスピードを見てほしいです。(前回対戦が決まった時の会見で右ハイキックでのKO宣言もあったが?)右ハイキックというか、蹴りで倒すのが自分の特徴だと思ってるので、右ハイキックもしくは上段の蹴りで倒せればいいかなと思ってます」
ライト級戦線を占う注目の一戦!篠原悠人「僕の格闘技人生の正念場」vs与座優貴「自分がチャンピオンというマインドでライト級の強豪選手をひとり一人倒していく」
©K-1
3年連続の福岡大会開催で期待されていたのが、地元・福岡県出身のK-1ライト級王者・朝久泰央のタイトルマッチだ。K-1も当然の如く、今年2月のK-1東京体育館大会で朝久を破った与座優貴を挑戦者として、K-1ライト級タイトルマッチを計画していた。しかし、その試合で朝久が負った左足首の怪我の回復が間に合わずに断念。そこで組まれたのが、K-1ライト級トップ戦線の一角である篠原悠人と与座のK-1ライト級スーパーファイトだ。
篠原は3連敗を喫していた時期もあったが、昨年の後半に谷山俊樹、石田勝希を連破して復活。今年も2月のK-1東京体育館大会で当時のKrushライト級王者だった瓦田脩二を撃破し、現在3連勝中と絶好調だ。この3連勝で改めてライト級トップ戦線の実力者ぶりを見せつけたが、今回の一戦にも「僕の格闘技人生の正念場やと思ってるんで勝ちに行きます」と気合いが入っている。篠原が見据えているのはタイトル挑戦だ。「ライト級の中でも今の与座選手に勝てばしっかりアピール出来ると思う」と、与座から挑戦権の強奪を狙う。
対する与座だが、朝久とのタイトルマッチに備え、2月の試合が終わった2日後からすぐに練習を再開していたという。しかし、朝久の怪我により今大会でのタイトル挑戦がなくなったと分かると、すぐに頭を切り替えた。「ベルトはないですけど、チャンピオンに自分は勝ったんで、自分がチャンピオンというマインドでライト級の強豪選手をひとり一人倒していきたいなって思っています」と、ライト級の実力者たちを倒して王者・朝久の回復を待つ構え。
与座が元極真空手世界王者の肩書きを引っさげて、K-1 JAPAN GROUPに初参戦を果たしたのは昨年12月「Krush.132」での蓮實光戦だ。鮮烈なKOデビューを飾ると、初参戦のK-1でも王者の朝久を破って、ライト級戦線に衝撃をもたらした。しかし、K-1 JAPAN GROUPのリングはこれが3戦目。「次の8月では2月からの自分の進化したところを見せて驚かせたいなって思っていますね」と、さらなる衝撃をもたらそうと腕をぶす。
篠原悠人
「与座選手とはいつかはやるのかなとは思っていて、(与座が)タイトルマッチをしてからなのかなと思ってたんで。でも、朝久選手の怪我ということで、自分にチャンスが回ってきたなと思っているし、これに勝てばタイトルマッチも見えてくると思うんで、僕の格闘技人生の正念場やと思ってるんで勝ちに行きます。(対戦相手の印象は?)僕もK-1に与座選手が来る前から知ってたんですけど、2戦目で朝久選手とやったのを見て、K-1に凄く向いてる戦い方だし、蹴りも強いし、体も強いなっていう印象ですね。
(チャンピオンの朝久の存在は頭にあると思うが、それを踏まえてどんな勝ち方をしたいと思う?)今回勝てばタイトルマッチが見えてくるんで、ライト級の中でも今の与座選手に勝てばしっかりアピール出来ると思うんで、そこでしっかり面白い試合をして、結果で見せたいなって思います」
与座優貴
「まずはたくさんの方にタイトルマッチを期待していただいていたと思うんですけど、実現出来ずに申し訳ないという気持ちです。自分自身もタイトルマッチだろうと思って、試合2日後から練習をすぐ再開して臨んでたんですけど、(朝久選手の)怪我で今回は実現出来なかったということで。今は切り替えて、ベルトはないですけど、チャンピオンに自分は勝ったんで、自分がチャンピオンというマインドでライト級の強豪選手をひとり一人倒していきたいなって思っているんで、そこに注目していてください。
(対戦相手の印象は?)K-1 JAPAN GROUPに来る前から篠原選手の試合とか見てて、凄い上手くて強い選手だなっていう印象ですね。(チャンピオンの朝久の存在は頭にあると思うが、それを踏まえてどんな勝ち方をしたいと思う?)2月に関しては自分が勝ったことでみんな驚いたと思うんですけど、次の8月では2月からの自分の進化したところを見せて驚かせたいなって思っていますね」
石井一成がK-1参戦「魔裟斗さんのように僕がK-1バンタム級を創っていく」、迎え撃つ藤田和希「速攻で倒して、K-1ラストの試合にしてやります」
©K-1
日本とタイ合わせて6本のベルトを巻く日本軽量級のトップ選手、石井一成のK-1初参戦が決定した。石井はキッズ・ジュニア時代から数々のムエタイのタイトルを総なめにし、本場タイでも活躍。
「K-1の世界のベルトを獲らないと引退はできない」との気持ちから、今年春よりK-1 JAPAN GROUPとのコンタクトを重ねて契約に至り「ムエタイファイターのプライドをかけてK-1のリングで戦う」と覚悟を決めている。
対戦相手の藤田はK-1ジム目黒所属、K-1アマチュア出身、Krushでプロデビューと、まさに「K-1 JAPAN GROUP生え抜き」のファイター。石井のK-1デビュー戦の相手として白羽の矢が立った。回転の速いパンチを武器にアグレッシブなファイトで名勝負製造機とも呼べるK-1を体現する選手にとって、石井はまさに“外敵”。会見中も「倒して出て行ってもらいます」と敵意を剥き出しに「今回がラストの試合にしてやります」と石井戦に向けた決意を語った。
K-1バンタム級はK-1アマチュア出身やK-1 JAPAN GROUPで育ってきた生え抜き選手の多い階級。そこに他団体・ムエタイで実績を残す石井がどんなインパクトを残すのか注目が集まる。
石井一成
「8月の福岡大会からK-1に参戦させたいただくことになりました。まさかと思った方も多いと思うんですけど、僕の中でも大きな覚悟を決めたことなのでムエタイファイターのプライドをかけてK-1のリングで戦っていきたいと思います。(対戦相手の印象)藤田選手も打ち合ってきてくれるので、僕自身ムエタイファイターですけど打ち合いがメインの選手です。地元福岡で激しい打ち合いができるんじゃないかと思ってます。
(K-1初参戦でアピールしたいことは?)K-1参戦を決めた理由として、格闘技を始めたキッカケの魔裟斗さんのことがあります。僕は魔裟斗さんがK-1の世界チャンピオンになっていく姿を見て、魔裟斗さんが70kgの時代を創っていく姿を見て憧れていました。まずはK-1福岡大会の試合で勝って、僕がこのK-1バンタム級を創って行きたいと思っています。
(K-1バンタム級の選手の印象は?)僕の印象の中で、弟分の壬生狼一輝がいて、一輝とはしょっちゅうスパーリングもしていますし、常に一緒に高みを目指して頑張っているんですけど、一輝が負けた今のkrushのチャンピオン、池田幸司選手とトーナメント決勝で負けた黒田斗真選手。僕はその二人を意識してやっているんですけど、いずれは弟の敵討ちとしてチャンピオンとやりたいし、バンタム級が盛り上がってきてるのでK-1バンタム級を僕に任せていただいて創っていきたいと思っています。
(壬生狼と戦う可能性もあるが)この前もスパーリングしてたんですけど、もしかしたらやるねって話をして。やるならやるだろうって覚悟してお互いやっているので、やるなら決勝がいいねっていう。いずれまた世界トーナメントとか、外国人が呼べるようになったら世界のバンタム級トーナメントとか開いてほしいですし、その決勝で一輝とやれたら本当にすごいことだと思います。
(K-1ルールには順応できる?)普段はムエタイの試合しかしていなくて、去年1試合キックルールでやったんですけど、まだやったことないので正直どうなるか自分でもわかりませんし、ただ、スタイル的にはファイターで打ち合うスタイルなのでやりやすいとは思います。(26歳で引退すると宣言していたがK-1でキャリアを終えたい?)ひとつの目標として25歳で辞めると区切りをつけていて、26歳になるまでに引退すると言っていたんですけど、目標として魔裟斗さんに憧れてK-1の世界チャンピオンになりたいと思っていたので、K-1の世界のベルトを獲らないと引退はできないと僕自身思っています。まずはK-1の世界チャンピオンを目指してがむしゃらに頑張っていきたいと思っています」
藤田和希
「今回、相手もリングも最高のものを準備していただいたいので、K-1の福岡のリングに行く意味を理解して覚悟を持って戦いたいと思います。(対戦相手の印象は?)噛み合うと思います、倒し合いになるんじゃないかと思います。(K-1選手として迎え撃つ心境は?)僕は福島からK-1出たくて上京して、アマチュア積んで育ってきてるので、ここはなんとしても勝たないといけないなって思いますし、僕が石井選手を倒して(K-1から)出て行ってもらいます。(どんな洗礼を与えたい?)速攻倒してやりたいですね。なんか会見で話が盛り上がってたんですけど、今回がK-1ラストの試合にしてやります」
再起に燃えるウェルター級のハードヒッター対決!海斗「何が何でも勝ちに行く。福岡のファンに倒すところを見せる」vs幸輝「去年、福岡で悔しい思いをしたので今年は何が何でも勝つ」
©K-1
野杁正明・安保瑠輝也の二強に続くウェルター級トップランカーはどちらなのか。それを争う海斗vs幸輝による一戦が決定した。海斗は強靭なフィジカルを活かした破壊力抜群のパンチと蹴りで高いKO率を誇り、Krushのウェルター級戦線で活躍。しかし「最近連敗してて勝ててない」と自身が振り返るように、2021年12月のK-1大阪大会で安保瑠輝也にも敗戦。その後、地元に帰り所属ジムも変更し「何が何でも勝ちに行く」と、心機一転の再出発になる。
一方の幸輝は九州・沖縄の大会で試合を続け、2021年4月のKrush後楽園大会でK-1 JAPAN GROUP初参戦。FUMIYAを右ストレート一撃で沈め、衝撃的なKOシーンがインターネット上で話題となった。昨年のK-1九州大会で安保瑠輝也に敗れたが、その後は再び九州の大会で勝ち星を積み重ねてK-1再登場になる。「練習量も増やして毎日追い込んでいる状況です」と、今回の参戦に向けた改善も万全の様子で、海斗同様、是が非でも勝つとの意気込みを語り、地元大会の雪辱は地元で晴らすと言わんばかりに気合の入った様子だった。
ウェルター級のハードヒッター同士によるKO決着必至の一戦はどちらに軍配が上がるのか。
海斗
「最近連敗してて勝ててないので次は何が何でも勝ちに行こうと思ってます。(対戦相手の印象は?)さっき中村さんが言ってたFUMIYA選手のKOシーン、(FUMIYAと)もともと同じジムだで僕も試合を見てたので、手が長くて重い攻撃を打つなって感じですね。(ウェルター級戦線のステップアップのためにどんな勝ち方したい?)福岡に行ったことないので、福岡のみんなに僕が倒すところを見せたいと思います。(地元のジムに戻って)もともとレジェンドジムで練習していたんですけど、地元に戻って調子いいですね。練習も合ってるし、追い込んでもらっています」
幸輝
「去年に続いて今年も福岡大会に出られることを嬉しく思っています。去年、本当に悔しい思いをしたので今年は何が何でも勝ちにいきたいと思います。(対戦相手の印象は?)パワー、フィジカルある選手でトップ選手ともたくさん試合してるので本当に実力ある選手だと思ってます。(ウェルター級戦線のステップアップのためにどんな勝ち方したい?)まずは目の前の相手をしっかり倒して次に繋げていくしかないと思ってるんですけど、もう負けないで練習していきたいと思ってます。(去年の福岡大会では悔しい思いをしたと思うが、どんなところを改善している?)修正する点は結構あると思うんですけど、練習量も増やして毎日追い込んでいる状況です」
九州で“動けるデブ”対決が実現!?坂本英則「動けるデブは強いというところを見せる」vs丸山公豊「どっちが本当の動けるデブなのか決着をつける」
©K-1
現在のK-1と言えば、武尊たち軽量級のスター選手たちが中心となって盛り上げているが、昨年から元K-1ヘビー級王者の京太郎が復帰したり、柔道金メダリストで現在は総合格闘家として活躍している石井慧が参戦したりと、重量級にも大物選手が集まり始めた。
それもあって、今年4月の「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会ではK-1無差別級トーナメントも開催。旧K-1時代に主流であった重量級部門も軽量級に負けじと活気づき始めている。K-1も世界の強豪たちと戦える日本人重量級選手の育成に力を入れる意向のようで、今回はそこを念頭に置いた坂本英則vs丸山公豊のK-1スーパー・ヘビー級スーパーファイトをマッチメイクした。
坂本は4月「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会でK-1初参戦。無差別級トーナメントの一回戦で京太郎にパンチでKO負けを喫したが、すでに2本の重量級のベルトを巻いた実績を持ち、BigbangではK-1にも参戦している実方宏介を破った実力者だ。得意技もスーパー・ヘビー級の選手には珍しい蹴り技。
自称“動けるデブ”で、会見でも「動けるデブはちゃんと強いっていうところを見せられればと思っています」と、京太郎戦敗戦の汚名返上に燃えている。
一方の丸山は地元・九州は熊本県八代市の出身で、九州を拠点に活躍しているファイター。昨年初参戦だった7月のK-1福岡国際センター大会で実方にKO負けするまではプロ・アマ無敗という戦績を誇っていた。その後も2勝1分と実績を積み重ね、2度目のK-1登場を果たすことになった。坂本が「動けるデブ」をアピールすれば、丸山も負けじと「動けるデブのパンチが得意なほうといったところで」とアピール。「どっちが本当の動けるデブなのかっていうところで決着をつけていきたい」と、“動けるデブ”のプライドを懸けた一戦に意気込んでいた。
坂本英則
「千葉県野田市、修実館の坂本です。今回のお話をいただいて、前回は京太郎選手に結構いいパンチで倒されちゃったんで、今回は僕がいい印象を残して、動けるデブはちゃんと強いっていうところを見せられればと思っています。(対戦相手の印象は?)動けるデブの蹴れるほうです(笑)。パンチが上手い選手なんで、蹴りvsパンチじゃないですけど、やっぱりデブ同士で一番重い階級として、破壊力があるところを見せられればなって思っています。あと(丸山は)九州で無敗なんで、向こうで試合をするのはちょっと怖いかなと思いながら、相手を勉強していきたいです。
(中村プロデューサーから日本人の重量級選手の育成がテーマという話があったが、そこを踏まえてどんな試合を見せる必要があると思う?)育成ということなので、海外勢とも戦えるしっかりとした選手という方向で向かっていかなきゃいけないんですけど、まあ僕は自分のやれることしかやれないと思っているんで。自分の出せるものをしっかり出して、それが中村プロデューサーだったりファンの皆さん、K-1の評価に繋がればと僕は思っています」
丸山公豊
「どうも! 宮田ジムの丸山です。4月に無差別級のトーナメントがあって、京太郎選手に坂本選手は負けているんですけど、番外編じゃないですけど、8月は坂本選手をしっかり倒して、どんどんのし上がっていこうと思います。(対戦相手の印象は?)坂本選手は動けるデブ、キックが得意なほうだと。自分も動けるデブと言えばそうですね。動けるデブのパンチが得意なほうといったところで、しっかり自分の得意分野を生かして、相手をKO出来るようにやっていきたいと思います。
(中村プロデューサーから日本人の重量級選手の育成がテーマという話があったが、そこを踏まえてどんな試合を見せる必要があると思う?)昔のK-1を見ていてもそうですし、誰が勝っても誰が負けてもおかしくないような戦い、KO決着が多い試合が昔のK-1だと思っているんで、それに負けないように、自分たちもどっちが本当の動けるデブなのかっていうところで決着をつけていきたいと思います」