兵庫日産自動車と阪神タイガースファームスポンサー契約・ゼロカーボンベースボールパークパートナー契約を締結

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Shuhei.N.

posted2025年1月31日 11時05分

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―ゼロカーボンベースボールパーク社用車に日産自動車のEV「日産アリア」を導入―

株式会社阪神タイガースと阪神電気鉄道株式会社は、2025シーズンから、兵庫日産自動車株式会社と、「阪神タイガースファームスポンサー」及び「ゼロカーボンベースボールパーク パートナー」の契約をそれぞれ締結したことを発表した。

阪神タイガースファームの新たな本拠地となるゼロカーボンベースボールパーク(2025年3月開業。所在地:兵庫県尼崎市)は、太陽光発電や蓄電池といった再エネ設備の導入、徹底した省エネルギー化とごみ発電の余剰電力の活用により電力消費に伴うCO2排出を実質ゼロとなる。この取組みが環境省に評価され、脱炭素先行地域にも選出されている。また、阪神タイガースでは、日産自動車のEV(電気自動車)である「日産アリア」をゼロカーボンベースボールパークの社用車として導入し、ゼロカーボンベースボールパークで発電した太陽光等の再生エネルギーを活用する。

■阪神タイガースのゼロカーボンベースボールパーク社用車にEV「日産アリア」を導入

阪神タイガースの社用車としてゼロカーボンベースボールパークに導入する電気自動車「日産アリア」は、EV国内販売ナンバーワンブランドである日産自動車の長年に渡るEV開発のノウハウを詰め込み、日産の新たなフラッグシップとして誕生したクロスオーバーEV。

リサイクルの促進や雨水・井水の利用など、持続可能な社会に向けた様々な取組みを行っていくゼロカーボンベースボールパークでは、日産アリアの導入に併せて、充電設備の設置も行いました。走行時に排気ガス(環境汚染物質)を排出しない環境に優しいモビリティであるEVを、エリア内で生成した再生エネルギー等も活用し、CO2排出実質ゼロに向けた環境への取組みの一つとして運用していくこととなる。

■平田勝男ファーム監督と球団スペシャルアンバサダー(SA)糸井嘉男氏を起用した広報活動について

2025シーズンからファーム監督に就任する平田監督と、球団スペシャルアンバサダー(SA)として活動する糸井嘉男氏を起用して、EVの環境性能やECOの特性を発信する広報活動を展開され、ゼロカーボンベースボールパークのHP等で情報を発信する予定。

▼平田勝男ファーム監督コメント

電気自動車に乗るのは初めての体験だったけれども、乗り心地・運転支援・自動駐車、すごい勉強になりましたね。ゼロカーボンベースボールパークの社用車になるということで、地球環境にも優しいし、今の時代に即している!若い選手にもどんどん乗ってもらいたいね。
新球場は3月1日にいよいよ開業しますが、ファンのみなさんにはぜひ尼崎・大物に足を運んでもらって、若い選手が1軍を目指して汗を流しているところを近くで応援していただきたいですね。

▼糸井嘉男SAコメント

野球選手はみんなカラダが大きいけれども、アリアは室内空間が広くて、僕が乗っても余裕がありました。平田監督と僕のドライブトークもめっちゃ弾んだので、動画の公開を楽しみにしていてください!
新球場は野球の施設も物凄いですが、エコにも力を入れている施設なので、ぜひファンのみなさんにもお越しいただいて、SAとして、僕も尼崎を盛り上げていきます!

■阪神タイガースファーム本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」について

2025年3月から、阪神タイガースのファーム施設(現・西宮市鳴尾浜)を尼崎市・小田南公園へ移転し、「ゼロカーボンベースボールパーク」として開業する。同施設には「日鉄鋼板 SGL スタジアム 尼崎」、タイガース練習場、室内練習場、虎風荘を新設となり、選手たちが試合や練習に励む姿を身近に感じながら野球を楽しめる「小田南公園野球場」や、くつろげる広場、散歩やランニングができる周遊コースも整備されることとなる。更に、太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネ徹底による「脱炭素化」を初め、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった環境に優しい取組みを行うなど、脱炭素社会や循環型社会の実現に資するここにしかない魅力ある公園がまもなく誕生する。

「脱炭素先行地域」について
ゼロカーボンベースボールパークは、尼崎市と阪神電気鉄道株式会社が共同提案し、2022年4月26日に環境省から第1回「脱炭素先行地域」に選定された。