【陸上】関西学院大学が男子4×400mリレーで優勝! 日本インカレ敗退の悔しさを晴らし、80年ぶり3度目の日本一
- #エクストラ
posted2026年10月16日 15時42分
68views
学校法人関西学院は16日、MUFGスタジアム(国立競技場)で10月10日から11日にかけて開催された「第110回日本選手権リレー」において、関西学院大学体育会陸上競技部が男子4×400mリレー(マイルリレー)で優勝を果たしたと発表した。同種目での日本一は1946年以来、実に80年ぶり3度目の快挙となる。
■ 日本インカレ予選敗退の悪夢から1か月――劇的な逆転劇で掴んだ頂点

今シーズンの関西学院大マイルチームは、関西インカレ優勝、西日本インカレでは学生歴代3位(当時)となる3分03秒84の好タイムをマークするなど、ランキング首位の優勝候補筆頭として全国の頂点を目指してきた。しかし、9月の日本インカレではまさかの予選敗退を喫し、決勝の舞台にすら立てない悔しさを味わっていた。
「日本一」を懸けた最後の大舞台として照準を合わせた日本選手権リレー。10月11日の決勝では、日本インカレを制した中央大学など全国の強豪がひしめく中、予選と同じ4人のオーダーで臨んだ。
1走の妻鹿匠(3年)が混戦の中で粘り6番手付近でバトンを渡すと、2走の前主将・田中洸希(4年)が猛追して順位を1つ上げ5位へ浮上。3走の谷生悠真(4年)が冷静なレース運びで首位を射程圏内に捉えた位置でアンカーへ託した。
バトンを受けた時点で5位だった4走の小幡丈士(3年)は、バックストレートから徐々に先頭との差を詰めると、残り100mのホームストレートで圧巻のスパートを披露。先頭集団を一気に抜き去り、3分04秒74のタイムで歓喜のトップフィニッシュを果たした。
圧倒的な走力を持ちながら大舞台で予選落ちを喫したチームが、わずか1か月でメンタルと走力を立て直し、最高峰の舞台で王座を奪還したストーリーは胸を打つものがある。 400mという過酷な距離で4人がそれぞれの役割を完璧に遂行し、5位からラスト直線で大逆転を果たした展開は、個々の走力だけでなく「1本のバトンをつなぐチームの結束力」の結晶だ。戦後間もない1946年以来となる80年ぶりの栄冠は、伝統ある関西学院大陸上部の歴史に燦然と輝く金字塔となる。
■ 第110回日本選手権リレー 男子4×400mリレー 優勝概要
大会名:第110回日本選手権リレー
開催日:2026年10月10日(土)〜 10月11日(日)
会場:MUFGスタジアム(国立競技場)
種目:男子4×400mリレー 決勝
記録:3分04秒74(優勝/1946年以来80年ぶり3度目)
【優勝メンバー(走順)】
1走:妻鹿 匠(人間福祉学部3年生)
2走:田中 洸希(文学部4年生/前主将)
3走:谷生 悠真(法学部4年生)
4走:小幡 丈士(商学部3年生)
【関係者コメント】
田中 洸希 選手(前主将):「仲間として、時にはライバルとして切磋琢磨してきたメンバーとこの結果を残せて嬉しいです。部員全員が1つの目標に向かう難しさと大切さを学びました。後輩たちには2連覇、そして今以上に強い関学を作っていってほしいです」
竹原 純一 監督:「日本インカレ予選敗退という非常に悔しい結果から、選手たちは諦めずに練習に取り組みました。この結果は走った4人だけでなく、部員やスタッフ、OBの力があってこそのものです。ここからが新たなスタートとして、来年度もさらに高い目標に挑戦します」