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K-1年間最大のビックマッチ「K'FESTA.5」!K-1誕生の地で開催!
2月9日(水)都内にて記者会見が行われ、中村拓己K-1プロデューサーが出席。4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第1体育館にて、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5」の開催を発表した。 K-1が年に一度開催している年間最大のビッグマッチ「K’FESTA」。2022年は国立代々木競技場第一体育館での開催となった。 代々木第一は1993年4月30日にK-1が旗揚げした会場で、中村プロデューサー曰く「K-1 JAPAN GROUPとして代々木第一で大会をやることは一つの目標だった」。 昨年1月にも代々木第一で「K'FESTA」を開催予定だったが、その時はコロナの影響で延期。その後も代々木第一の会場スケジュールは常に確認しており、中村プロデューサーは「4月3日に代々木第一のスケジュールOKだったので、4月3日に代々木第一で『K'FESTA.5』の開催を決定しました。代々木第一はK-1にとって旗揚げの地であり、K-1MAXでもたくさんの名勝負が生まれたK-1にとって聖地と言える場所。そこで大会ができることがうれしいです」と喜びを語っている。 なお中村プロデューサーは「当初今大会も外国人選手を招聘してのマッチメークを考えていたが、水際対策の延長など外国人選手の招聘は困難と判断。今大会も日本人と日本在住の選手を中心に試合を組んでいきたい」としている。■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 K-1誕生の場所で無差別級トーナメント開催!京太郎、石井慧、K-Jee、サッタリ、ANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、実方宏介、坂本英則が激突 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 今大会では8選手参加による[K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント]の開催が決まった。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーはトーナメント開催の経緯を以下のように説明した。「K-1の歴史は1993年4月に国立代々木競技場第一体育館でブランコ・シカティックが優勝した無差別級トーナメントから始まりました。K-1 JAPAN GROUPでは軽量級の選手にスポットライトを当て、軽量級中心に盛り上がってきましたが、やはりK-1の原点は重量級の倒し合いであり、超人たちの戦い。今後も軽量級を盛り上げていきますが、K-1が代々木第一に戻ってきたということで無差別級トーナメントを開催させていただきます」 トーナメントには実績的に優勝候補となる京太郎、北京五輪柔道金メダリスト・石井慧をはじめ、K-1 JAPAN GROUPの重量級を牽引してきたK-Jee、現在Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリら8選手が参戦。以下の組み合わせが発表された。一回戦(1):ANIMAL☆KOJIVS谷川聖哉一回戦(2):石井慧VS実方宏介一回戦(3):京太郎VS坂本英則一回戦(4):K-Jee VSマハムード・サッタリ準決勝(1):一回戦(1)勝者vs一回戦(2)勝者準決勝(2):一回戦(3)勝者vs一回戦(4)勝者決勝:準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者 会見欠席となった石井以外の7選手が登壇すると、中村プロデューサーは「「K-1 JAPAN GROUPの重量級はヘビー級からスタートして、90kg以下のクルーザー級を新設。昨年は京太郎選手がボクシングからK-1に戻り、石井選手もK-1に参戦し、100kg以下のヘビー級と100kg以上のスーパー・ヘビー級も作りました。グループ全体として近年、重量級が盛り上がってきているのを感じ、選手層も厚くなってきて、無差別級トーナメントをやるとしたらここだな』と思って決めました。K-1は競技化されて、細かく階級も分かれているんですが、戦いの原点はデカくて強いヤツらが殴り合って誰が一番か決める。それもK-1の魅力だと思ってます。そういった戦いをここにいる選手にはぜひ見せてほしいと思います」と大きな期待を寄せた。(なお中村プロデューサーは『トーナメントはベルトなどかけずに優勝を争うものになります。また、K-1クルーザー級チャンピオンのシナ・カリミアン選手は現在イランに帰国していて、試合の準備が間に合わないため、今回のトーナメント参戦は見送りになります』と説明)「K’FESTA」の舞台で着実にステップアップしてきた谷川は、「絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたい」と、さらなる飛躍を力強く表明。その谷川と1回戦で激突するANIMALは“野獣ファイト”を誓い、自身が柔道出身であることを踏まえ「石井選手は同じ柔道の神様みたいな存在の人なので、試合してみたいなと思います」と意気込んだ。 石井はVTRメッセージで「自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死でがんばっていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います」と静かに闘志を燃やすと、対する実方は「石井選手は京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います」と力強く宣言。 優勝候補と目される京太郎はいつものようにマイペースにコメントを発し、石井に関する質問に対しても「僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、二回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まできついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが、はい」と煙に巻くようなコメントを残した。その京太郎にK-1初参戦で対峙する坂本は「誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思ってる」と番狂わせをアピール。 そして一回戦屈指の注目カードとなるのがK-Jee vsサッタリ。K-Jeeは「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたい。観てる人の心、魂に響くような試合をしていきたい」と、重量級のエースらしく宣言。対するサッタリも「(K-Jee)元K-1チャンピオンで、とても強くてすばらしい選手だと思う。この試合もそうだが、すべてをつぎ込んでこのトーナメントに勝つ」と、Krush現王者の意地を感じさせるコメントを残した。 以下は中村プロデューサーの各試合の見どころ、トーナメント出場8選手のコメント。谷川聖哉「自分、K-1のデビュー戦が2年前の『K’FESTA.3』のプレミナリーファイトで、去年の『K’FESTA.4』で本戦に出場することができて、『K’FESTA.5』でこうしてメインとなるトーナメントに参加させていただきます。順調に階段を上りつつあるんですけど、ここで全員しっかり倒せば、日本人最強の称号は絶対に手に入ると思うので、絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたいと思います。(一回戦の対戦相手の印象は?)豪快に見えてけっこう緻密で、しっかり戦略を練ってくるかただと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)これから先、無差別で戦っていけるということを証明したいので、石井選手と京太郎さんとも戦いたいですし、サッタリ選手も二回負けてるので。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)日本を代表して外国人選手と戦っていける、相手の攻撃をもらわずに自分の攻撃だけ当てて倒すのを見せたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)ふだん、104~105kgなので、99~100くらいで試合したいと思ってます」ANIMAL☆KOJI「好きなバナナは食べ物です、ANIMAL☆KOJIです。4月3日の無差別級トーナメント、しっかり12月の復讐も兼ねて、しっかり準備して優勝します。応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)しっかり空手持込みでバランスの取れた重量級の選手っていうイメージですね。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)戦いたい選手は強いて言うなら、石井選手とは同じ柔道の神様みたいな存在の人なので、試合してみたいなと思います。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)僕はテクニックは軽量級選手のほうが早いし、いいと思うので、僕は僕らしく野獣ファイトでアグレッシヴに戦いたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)通常は90kgくらいなんで、いっぱいご飯食べて、いっぱいトレーニングして95kgくらいにできたらいいなと思ってますね」中村プロデューサー「ANIMAL選手はクルーザー級でこれまでRUI選手と愛鷹亮選手を下して、昨年12月にはサッタリ選手の持つKrush王座にも挑戦。以前から石井選手との対戦も希望するなど無差別級での戦いに興味を持ってるということで、今回トーナメント出場が決まりました。谷川選手も同じくクルーザー級戦線で活躍。もともと空手家で『自分より大きい外国人選手を倒したい』と話していて、いよいよトーナメントで無差別級の戦いに挑むことに。ANIMAL選手はステップやカウンターのうまい選手で、谷川選手は空手仕込みの蹴り技がうまい。いい意味で重量級らしくない、スピードやテクニックをこの二人には見せてほしいと思います」実方宏介「今回、こんなすばらしい大会に参戦できて本当に光栄です。石井選手はずっとロード・トゥ・京太郎、京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います。応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)岩みたいな、フィジカルモンスターですね。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)去年、京太郎選手に負けてるので、決勝で再戦できればと思ってます。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)テクニックはANIMAL選手が言ったんですけど、軽量級の選手のほうができるんで、一発で仕留める重量級らしい試合をしたいと思ってます。(試合に臨むベストな体重は?)120~123kgなんで、115kgくらいまで落として、動きやすくしたいと思ってます」石井慧 ※会見欠席のためVTRメッセージ「石井慧です。今回『K’FESTA.5』、並びに無差別級トーナメントに出させていただくことになり、とても楽しみにしています。当初はもう1試合勝って、ヘビー級トーナメントに打診してみようかなと思ったんですけれども、中村プロデューサーのほうからそういうオファーをいただき、すごく感謝してると共に興奮しています。試合に向けて練習を積んでこのトーナメント、勝ちたいと思います。トーナメントに向けて、10R、やる気マンマンで準備しています。 今回のトーナメントは前回の試合よりも20%、成長した姿と、さらに頭を使って勝つ姿をみなさまに見せられればなと思います。そして自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死でがんばっていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います。がんばります、ありがとうございます」中村プロデューサー「石井選手は昨年からK-1に参戦し2戦して2連勝。試合を重ねるなかでどんどんK-1ルールに適応している。じつは石井選手もK-1参戦するときに無差別級のトーナメントをやってほしいというリクエストもあり、いよいよ実現しエントリーすることになりました。また、石井選手は京太郎選手と対戦をずっと熱望していて、それが実現するかどうかも注目してもらいたいと思います。実方選手は昨年からK-1に参戦し、7月のK-1福岡大会で、左ハイキック一発で見事KOした試合はK-1 AWARDSのベストKO賞にもノミネートされた。実方選手も石井選手との対戦を熱烈にアピールしていたので、トーナメント一回戦で組まれることになりました。石井選手はパンチャーの愛鷹選手、ヒザ蹴りのRUI選手とやってきて、次はムエタイの実方選手とやるというところでも楽しみ。また石井選手よりも実方選手の方が体重が重いので、石井選手が自分よりもデカい実方選手と戦うというところでも、無差別級らしい試合になったと思います」坂本英則「初参戦、K-1させてもらうんですけど、こんな大きい大会に呼んでいただいて、意味のあるトーナメントということで。誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思っているので応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)メチャメチャ強い有名人だと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)僕、全然無名でみんな有名人なので、誰とやれてもうれしいです(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)動けるデブがアピールできたらいいかなと思ってます。(試合に臨むベストな体重は?)あんまり気にしたことないんですけど、だいたい120kgくらいで出れればなと思ってます」京太郎「前回の記者会見から日にちが浅いということで。なぜこんなに記者会見を二回もするのかという疑問に駆られて来ましたけど。なぜ二年連続、試合が延期になるのか、それが気になっております。そこが一番厳しい。あとトーナメントも厳しいです、がんばります(一回戦の対戦相手の印象は?)ちょっと前回何を言ったか覚えてないですけど、まあでも、若い選手にがんばっていただきたい。そう思います。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)その質問聞くだけで気が重いんですけど、僕は誰とも基本的にやりたくないので。考えるだけでおそろしい、以上です。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)べつに僕はもう、逃げたとしても最悪反則ギリギリでも勝てればいいかなと思うんですけど。とりあえずそれがお金につながればいいかなと思います。(VTRで石井選手から決勝で戦いたいとラブコールがあったが?)言ってくれてるみたいですけどね。石井選手からしたらこの新しい世界に来て、僕とやること自体、たぶんプラスになるというか、得しかないと思うので。たぶん、うまく頭使っていろいろ発言してると思うんですけど。僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、二回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まできついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが、はい。(試合に臨むベストな体重は?)昔からずっと、どの試合もどの競技も変わらないんですけど、たぶん100ちょいちょいくらい、前後ちょっと超えるくらいあたりかなと」中村プロデューサー「京太郎選手と坂本選手については当初2月の東京体育館大会で実施する予定でしたが、今回トーナメントを行なうにあたり、一回戦にカードがスライドするかたちで行なわせていただきます。京太郎選手はK-1に復帰して、今回が初のトーナメント。これまでのK-1での実績を考えれば京太郎選手が優勝候補になると思う。坂本選手は重量級の選手として2本の国内タイトルを獲得し、実方選手にも二回勝ってる選手。もともとスーパーファイトで京太郎戦が決まったときも『自分の名前を知ってもらうチャンス』だと番狂わせに燃えていた。スーパーファイトよりも注目が集まる舞台になったと思うので、トーナメントの台風の目になるのかどうか、そういったところが求められる出場になったと思います」K-Jee「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたいと思っていて。もっとみんなに重量級を評価してもらえるように、楽しんでもらえるようにがんばっていきたいなと思ってるところでこういうオファーをいただいて。K’FESTA.で重量級の魅力を伝えることが楽しみです、ワクワクしてます。最高の一日になるよう、精一杯がんばっていきたいと思っています、よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)スピードもパワーもちゃんとした技術もあって、いま一番勢いのある選手だと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)ほかの7人、誰とも試合したことないんで、誰とやっても楽しみなんですけど、やっぱりK-1で実績のある京太郎選手と、去年ちょっと裏切っちゃった谷川とは試合したいかなと思ってます。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)技術とかスピードとかパワーとかっていうよりは、観てる人の心、魂に響くような試合をしていきたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)みんなデカいんで、120kgくらいでいこうかなと(笑)」マハムード・サッタリ「今回、このようなすばらしいトーナメントに参加することができてとても興奮している。自分は常々どれだけのことができるのか、常にチャレンジしたいと思っているので、こういったトーナメントで戦えることを本当にうれしく思う。厳しいトレーニングを積んでしっかり勝ちたい。そのためにはみなさんの応援が必要ですので、どうぞよろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)元K-1チャンピオンで、とても強くてすばらしい選手だと思う。この試合もそうですが、すべてをつぎ込んでこのトーナメントに勝つつもりでいきたい。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)誰が勝ち上がってくるかわからないが、トーナメントの選手すべてが強いのは間違いない。自分にできることは、自分の最高のパフォーマンスを見せて、みなさんに楽しんでもらえる試合をして、この試合に勝つことだと思う。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)試合によって自分のファイトスタイルは変わるので、こういうものを見せたいというのは一概には難しいが、やはりファンのみなさんが求めているようなエキサイティングな試合をお見せしたい。そのためにこれから厳しいトレーニングを積んでいきたい。(試合に臨むベストな体重は?)体重を増やすのは簡単なことではないし、できるだけ努力して増やしたいと思うが、自分にとってそこまで大きな問題じゃないと思う」中村プロデューサー「K-Jee選手はK-1とKrushでクルーザー級のタイトルも獲って、いまのK-1の重量級をずっとけん引してきた選手。K-Jee選手もずっとK-1の重量級を盛り上げたいという想いで試合をやってきて、トーナメントをいつかやりたいという話も聞いていました。現K-1の重量級エースが無差別級トーナメントに出場するかたちになったと思います。サッタリ選手はK-1 JAPAN GROUPに参戦し、5戦5勝5KOという結果を残し、現在Krushクルーザー級王者に君臨。K-1 AWARDSでもベストKO賞に選ばれるくらい衝撃的なKO勝利を連発してきたファイター。クルーザー級で小柄な選手になるが、サッタリ選手の攻撃力が無差別級でも通用するのか、見たいファンのかたも多いと思います。サッタリ選手はここまで日本人選手をどんどん倒してきて、K-Jeeが最後の砦じゃないですが、見所のあるカードになったと思います。かつてK-1では小柄なアンディ・フグ選手が無差別級の相手に立ち向かっていく姿にファンのみなさんは感情移入して見ていたと思いますが、サッタリ選手も令和のアンディ・フグになる可能性を持っていると思います」 そしてトーナメントのリザーブファイトとして、加藤久輝と愛鷹亮の対決が決定した。 両者ともK-1重量級を沸かせるハードパンチの持ち主ながら、加藤は3連敗、愛鷹は4連敗と苦戦が続いている。リザーブファイトとして組まれた一戦でありながら、サバイバルマッチの様相も呈しているこの一戦となった。加藤久輝「West A代表の加藤久輝です。初めてWest A代表というのは新鮮な感じでいいですね。去年また負けちゃって、その後自分のジムをオープンしてしばらく試合をしていなかったんですけど、今回は初めて自分のジムの所属選手としてしっかり勝ちたいと思っています。(対戦相手の印象は?)スーパー僧帽筋・愛鷹って感じですね。すごい力があると思います。(本戦のトーナメントがあるなかで、どんな試合をしてどんな勝ち方を見せたいか)確かにふたりともワンパンチはあるので、タイミング良く当てればしっかり倒せると思うので、倒しに行きたいと思います」愛鷹亮「加藤選手とリザーブファイトということなんですけど、去年の自分の出した結果でリザーブファイトというのは、本当に不甲斐ない。悔しい気持ちでいっぱいですけど、またこうやってK-1のリングに呼んでもらってありがたく思っています。(対戦相手の印象は?)サウスポーで一発が大きくて倒す選手だと思っています。(本戦のトーナメントがあるなかで、どんな試合をしてどんな勝ち方を見せたいか)今回リザーブファイトという形なんですけど、自分の中では加藤選手とのスーパーファイトだと思っています。トーナメントのついでという位置づけで戦うつもりは全くないので、本戦の選手に絶対負けない熱い試合をして、本戦に次に出られるような選手になれるように、ここで這い上がりたいと思っています」 ■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 K-1の歴史を創ってきた男たちの世紀のタイトルマッチ! (C)K-1 / 王者・山崎秀晃 vs 挑戦者・大和哲也 王者・山崎秀晃「時代を超えた新旧K-1の王者対決、過去最高の自分を創る」vs挑戦者・大和哲也「山崎選手と戦って新たな伝説を残したい」 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 代々木第一体育館は1993年4月30日にK-1が旗揚げした場所であり、新体制となったK-1がこの会場で大会を開催することは悲願だった。昨年も1月に「K’FESTA.4」を代々木第一体育館で開催することを発表していたが、コロナの影響で開催を断念。満を持して、今年の「K’FESTA.5」を同会場で開催することになった。 そして、この大会に相応しいカードとしてマッチメイクされたのが、今回発表された王者・山崎秀晃vs挑戦者・大和哲也のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチだ。このカードを組むのは、会見に同席した中村拓己プロデューサーの悲願でもあった。 もともと無差別級とヘビー級主体で始まったK-1だが、その後、70kgのK-1 WORLD MAXが始まり、2010年には63kgという軽量級のカテゴリーが作られた。その63kgのトーナメントで優勝を果たしたのが大和だった。しかし、これから軽量級にもスポットが当たるという時期に、旧体制のK-1は活動を休止してしまう。軽量級に希望を抱いていた選手やファンの夢舞台がなくなってしまったのだ。そのため、大和はムエタイの世界チャンピオンになる道を目指すことになる。 その同時期にKrushのリングで若い力として台頭してきていたのが山崎だった。中村プロデューサー曰く、「KrushをK-1に負けない舞台にするという想いで戦い続けていた」という山崎の想いが叶い、2014年にK-1が現在の新体制で復活する。「僕の中ではあの時のK-1 MAXの63kgの続きが今のK-1の原点になってるんじゃないかなと思っています」と中村プロデューサーが語った通り、現在のK-1の中心を担うのは軽量級だ。山崎は体を張って、新生K-1の中心選手として活躍してきた。 また、山崎の活躍に引き寄せられるかのように大和もK-1に復帰。そして、一昨年9月のK-1エディオンアリーナ大阪大会で、山崎がK-1スーパー・ライト級王座を戴冠。中村プロデューサーがかつて思い描いていた2人の対戦が、K-1の原点でもあり、大和がトーナメント優勝を飾った代々木第一体育館という記念すべき会場で実現する絶好のタイミングが訪れたのだ。 今年の6月には武尊vs那須川天心の世紀の一戦が実現することになったが、「僕はこの試合も同じぐらいファンの皆さんに夢を与える試合だと思っています」と、中村プロデューサーが会見中に感極まって涙を見せるほどの想いの詰まったカードが、この二人のタイトルマッチなのだ。 その想いは戦う当事者の二人も同じだ。チャンピオンの山崎が「試合が終わった後、ファンの皆さん、中村プロデューサーに感動していただける試合をお届けすることを必ずお約束しますので、是非注目していただければと思います」と語れば、大和も「12年前、時期は違うんですけど、自分はある意味伝説のトーナメントを制しました。今年は12年経って、また新たな伝説を山崎選手と試合をして残したいと思います」と語るなど、この一戦に懸ける想いは強い。「自分がエントリーすら出来ない大会でK-1のチャンピオンになられたのが大和哲也選手で、そこでやっぱりしっかり結果を残す選手で素直にリスペクトと憧れの気持ちがありました」と、大和についてコメントした山崎。だが、現在は自分がチャンピオンだ。「僕の前に立つ以上は残酷なぐらい一瞬で切り落としたいと思います」と、リスペクトを持って大和を叩き潰すことを宣言した。 試合をするのは昨年の3.21「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会以来、約1年ぶりとなるが、「新旧とはいえK-1のチャンピオン対決として、時代を超えて、僕は過去最高の自分を作って、しっかり叩いていきたいと思います」と力強く初防衛を約束した。 対する大和も、山崎の戦いぶりはずっと見ていたそうで、「ムエタイに行ってやっていた部分はあるんですけど、K-1に出たいと思ったきっかけはやはり山崎選手の活躍もあった」と、K-1復帰を決断した理由にもなっていたという。その山崎との戦いには、「もちろん選手としての強さも知ってますけど、人としての強さも僕は見てきているので、本当に強い選手だと思っていますし、正直久しぶりに怖い選手と戦う自分がドキドキワクワクすることもあってですね」と武者震い。「普通のワンマッチで山崎秀晃選手と戦うのではなくて、“チャンピオン”山崎秀晃選手と戦えるということを自分は凄く光栄に思うんで、特別しかない試合ですね」と、特別な想いを持って、山崎のベルトに挑むことを誓っていた。山崎秀晃「皆さん、ご無沙汰してます。お待たせしました。山崎秀晃です。今回『K'FESTA.5』でこのようなタイトルマッチを組んでいただけて嬉しく思います。自分はKrushでデビューして、生え抜きでK-1でずっとやってきまして、こうして年に1回のお祭りでタイトルマッチで戦えることを非常に嬉しく思っています。先程、中村プロデューサーからのお言葉もあったように、それを一つ一つ噛み締めて聞いてたんですけど、大和選手が以前にK-1のチャンピオンになられて、自分はKrushで大和選手の活躍を指をくわえて見ていて、悔しさ反面、羨ましさ反面で頑張ってきた部分がありました。 本当に僕はこのK-1のベルトを目指して上京しまして、それを目指して練習も頑張ってきた中で、こうして中村プロデューサーにチャンピオンベルトを巻いていただいて、実は注目選手として初めて取材していただいたのも、当時記者だった中村さんっていう時代やったんですけどもね。まあ、今、こういうお言葉をいただいた以上に、試合が終わった後、皆さんに、ファンの皆さん、中村プロデューサーに感動していただける試合を、お届けすることを必ずお約束しますので、是非注目していただければと思います。よろしくお願いします。(お互い同じ時期にファイターとして戦ってきて、どんな目で相手のことを見てきた?)自分がエントリーすら出来ない大会でK-1のチャンピオンになられたのが大和哲也選手で、そこでやっぱりしっかり結果を残す選手で素直にリスペクトと憧れの気持ちがありました。でも、時を経て、僕はK-1 JAPAN GROUPでやっていく中で、KRESTでトレーニングをさせてもらう中で、やっぱり渡辺代表をはじめトレーナーの皆さんにしっかり追い込んでいただく環境で、常に自分に打ち勝って、限界突破して成長してきた自分があります。その皆さんからの助けの結果、こうしてチャンピオンベルトを巻けてるんだと思っております。そこらへんでは大和選手、リスペクトもありますけど、僕の前に立つ以上は残酷なぐらい一瞬で切り落としたいと思います。(中村プロデューサーも試合への思い入れを語っていたが、この試合に特別な想いはある?)自分も特別な想いしかありませんね。新旧とはいえK-1のチャンピオン対決として、時代を超えて、僕は過去最高の自分を作って、しっかり叩いていきたいと思います」大和哲也「こんにちは。愛を知る県、愛知県の日本を元気にするK-1ファイター、大和哲也です。このタイトルマッチのオファーをいただいた時は本当に正直、『いきなりか!』という想いもあったんですが、今回の『K’FESTA』が代々木第一体育館大会というのも、先程の中村プロデューサーからお話ををしていただいたように、自分が12年前にK-1 WORLD MAXトーナメントで優勝した会場でもあり、それから旧K-1が消滅して、自分はK-1で世界を獲って有名になってという夢が途絶えたところで、WBCというボクシングの団体でムエタイ部門が始まって。 その世界タイトルを獲れば一般層の人にも知ってもられるんじゃないかと思って、自分はムエタイに活路を見出して、しのぎを削って戦ってきました。その時に山崎選手はKrushで、K-1が始まってから活躍されていて、それから月日が経って同じ代々木第一体育館大会で山崎選手のベルトに挑めることを本当に嬉しく思いますし、自分も12年間トップ戦線でやってきたんだなということを思うと同時に、旧K-1が消滅して夢を失ったんですけど、このように新生K-1が復活…というより新たに始まって、継続して大会を進めていただいて、このコロナ禍である中でもこのように大きい大会をやっていただけることを嬉しく思います。 そして、山崎選手とはですね、かなり前から自分がムエタイルールでやっていて、そちらに行くことはないよっていう状態でいたんですけど、山崎選手のいろいろここまであった試合も見てますし、もちろん選手としての強さも知ってますけど、人としての強さも僕は見てきているので、本当に強い選手だと思っていますし、正直久しぶりに怖い選手と戦う自分がドキドキワクワクすることもあってですね。12年前、時期は違うんですけど、自分はある意味伝説のトーナメントを制しました。今年は12年経って、また新たな伝説を山崎選手と試合をして残したいと思います。(お互い同じ時期にファイターとして戦ってきて、どんな目で相手のことを見てきた?)本当に新生K-1の立ち上げ当初から見ていましたし、正直、今、山崎選手の話を聞きながら、ムエタイのほうに行ってやっていた部分はあるんですけど、K-1に出たいと思ったきっかけはやはり山崎選手の活躍もあったりして、自分もやってきたので、正直、昔、自分がK-1に出ないっていう時は山崎選手にチャンピオンになってほしいと思っていた時期もありましたし、それぐらい遠目ではあるんですけど、いろんなことを乗り越えてやってきた山崎選手の強さも見てきましたし、普通に強い選手に挑戦するのとはちょっと違う感情があります。(中村プロデューサーも試合への思い入れを語っていたが、この試合に特別な想いはある?)特別な想いしかないですね。まさかこのタイミングでチャンピオンに挑めるとは思っていなかったですし、こういうオファーをいただいてから考えていたんですけど、普通のワンマッチで山崎秀晃選手と戦うのではなくて、“チャンピオン”山崎秀晃選手と戦えるということを自分は凄く光栄に思うんで、特別しかない試合ですね」 ■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 江川優生が1年ぶりの復活!スーパー・フェザー級で大岩龍矢と激突! (C)K-1 / 江川優生 vs 大岩龍矢 「K-1のスーパー・フェザー級は俺が荒らす」(江川)vs「ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたい」(大岩) 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 元K-1フェザー級王者・江川優生が昨年3月以来の復帰。大岩龍矢とのスーパーファイトに臨む。この一戦は昨年7月のK-1福岡大会のカードとして決定していたが、江川が欠場。「K'FESTA.5」での仕切り直しが決定した。 中村拓己プロデューサーは第一声で「一度流れたカードを改めて組んだものではない」とコメント。今年6月に決定した武尊vs那須川天心の一戦から大きな動きを見せるK-1スーパー・フェザー級戦線において、階級を上げてスーパー・フェザー級での戦いに足を踏み入れる江川と、Bigbangで初タイトルを獲得して勢いを増す大岩の一戦は、今後を占う重要な一戦と位置づけている。 大岩は盟友である武尊が迎える6月のビッグマッチに触れると「すごいことをやってきたふたりが戦うから盛り上がることは間違いない。でもずっと武尊の近くにいてこのままじゃダメだと自分も感じている。最高の試合を見せて感動を与えて(武尊を)超えないといけない。ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたいと思います」と、K-1を背負う選手の一人として、武尊だけに頼らない存在になると宣言した。 約1年振りの試合となる江川もまた「世紀の一戦が決まった中で、こうして『K’FESTA.5』という大きな舞台で自分のカードを再び組んでもらえて光栄に思います。最高の舞台が整ったので、思う存分殴り合おうという感じ」と、K-1の主役のひとりとしてやる気十分。激動が予告されたスーパー・フェザー級戦線においても「Krushの方は中島(千博)さんが荒らしてくれたので、K-1は俺が荒らしてやろうかな」と、自ら激動を呼び起こす構えを見せた。江川優生「K-1ファンの皆様と大岩選手、お待たせして申し訳ありませんでした。世紀の一戦(武尊vs那須川)が決まった中で、こうして『K’FESTA.5』という大きな舞台で自分のカードを再び組んでいただけて、とても光栄に思います。この『K’FESTA.5』で一番ド派手に暴れて、最高の舞台が整ったので、思う存分殴り合おうという感じです。(久々の試合。スーパー・フェザー級の体の仕上がり具合や、取り組んできた練習を教えて)うちのジムPOWER OF DREAMは基本的に常に厳しい練習を積んできているので、階級を上げたからといって特に変わらず、きつい練習をこなしてきました。(中村Pからスーパー・フェザー級が動く1年とあった。その中でどうアピールしたい?)Krushの方はうちの中島(千博)さんが荒らしてくれたので、K-1のほうは俺が荒らしてやろうかなと思っています」大岩龍矢「この大きな試合に組まれたことにうれしく思います。今回は本当に勝つだけじゃなくて、最高な試合を見せないといけないと思っていて。中村プロデューサーが(山崎秀晃vs大和哲也の会見で)泣いてましたけど、僕も泣けてきて。僕も武尊と一緒にいることが多いので、武尊の声っていうのは本当にすごくて。でも武尊の近くにいて、このままじゃダメだなと自分も感じています。 武尊(と那須川)の試合は、すごいことをやってきたふたりが戦うから盛り上がることは間違いないんですけど、自分たちがもっともっとこれから時代を作っていくじゃないですけど、もっとK-1を盛り上げて、最高な試合をお客さんに見せて感動を与えて(武尊を)超えないといけないと思っているので、ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたいと思います。(初めて(Bigbangの)ベルトを巻いて自分の中で変わったところは)チャンピオンとしての自覚を持つようになりました。対戦相手というよりかは、自分磨きですね。自分磨きをがんばっています。(中村Pからスーパー・フェザー級が動く1年とあった。その中でどうアピールしたい?)試合内容もそうですけど、スーパー・フェザー級大岩龍矢がいないといけないという存在感を残したいです」
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K-1 JAPAN GROUP 2022年2月10日 9時25分 -
「由樹くんが巻いていたベルトをPODに持って帰る」 第5代Krushバンタム級王者・佐々木 洵樹の挑戦!
2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で内田晶と対戦する佐々木洵樹のインタビューを公開! ――第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの出場が決まりました。今率直にどんな心境ですか? 「前回の試合から辞める辞めないでかなり悩んだのですが(格闘技を)離れている間に、なぜ格闘技を始めたのかを自分に問いかけて学生の頃の色んな卒業文集とかを見たら、全部にK-1チャンピオンになると書いてあって、こんなに想い入れがあったんだなと改めて思って、この話をいただきました。やり残したことをしっかりやって、練習もしっかり積んで、やることをやるだけです。今まで格闘技をやってきて一番モチベーションが高いです」――昨年5月のK-1横浜武道館大会の試合後に進退について言及する部分がありました。 「あの時は自分の思った試合もできなかったし、コロナのこともあって今まで応援してくれた人たちにも申し訳なく思ってしまって。変なところで僕の真面目な部分が出て、勝手に自分を追い込んでいた感じでした。でも今はもう吹っ切れて、すごく楽しいです」――佐々木選手を含む玖村将史・金子晃大・璃明武の4選手がK-1スーパー・バンタム級四天王と扱われることをどう思っていますか?「悪い気はしないですけど、今までは四天王とか持ち上げられても『いやあ…』とか思っていたんですけど、最近はマインドコントロールが出来て、だったら四天王でやってチャンピオンになって、出来るんだなってなんとなく自分で出来ているんで、僕は悪い気はしないです」――1回戦で対戦する内田選手にはどんな印象を持っていますか?「内田選手が相手に決まった時、会長がもうその場で対策を言ってくれました。試合を見ても懐が深くて待ちのスタイルでやってもカウンターを合わせられるし、前にも中盤・終盤から出られるし、弱点というかしっかり対策はしていきたいと思っているんで、そういう感じです」――準決勝・決勝の勝ち上がりはどう予想していますか?「予想とは違うんですけど、玖村選手が『他の選手は眼中にない』と言っていて、こんな感情になるのは初めてですけど、玖村くんとやる時は怒りの感情が出るかなって思ってます」――今まで相手に怒りを抱くことはなかったですか?「試合に対して“この野郎”みたいのはありましたけど、選手に対して出るっていうのはないですね。会見をやる前は金子くんのことを意識していて、実は帝拳ジム時代に金子くんに会ったことがあって、礼儀もなってないし“いつかやってやろう”っていう気持ちがあったんですよ(苦笑)。今はその気持ちが玖村くんに行ってるのかなと思います」――ちなみに玖村選手は圧勝での優勝を宣言していますが、佐々木選手の心境としては「何を言ってるんだ?」と。「そうですね。彼の言ってる通りにはいかないぞというのは思います。そういう熱い気持ちで試合できるのは初めてで、今までになかった熱い気持ちがフツフツと沸いてきて、試合が楽しみですね」――K-1のベルトにはどんな想いがありますか?「K-1のベルトには自分にとって凄く想い入れがあるし、獲りたいという気持ちは凄く強いし、元ジムメイトの由樹くんが巻いていたベルトです。自分の後輩でしたが、人として尊敬しているので由樹くんが巻いていたベルトをPODに持って帰りたい気持ちはあります」――K-1スーパー・バンタム級のベルトは武尊・武居由樹というK-1を代表する選手たちが巻いてきたベルトですが、そこは意識していますか?「もちろん武尊選手、武居選手は偉大なチャンピオンで、この間練習している時も由樹くんに『武尊、武居、佐々木でお願いします』って言われたんですけど、僕は『なんか弱いっすねえ…』っていう話をしてたんですよ。でもここでベルトを獲って、これから武尊、武居、佐々木になれるように、まだ弱いっすけど頑張ります」――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。「本当に今までやってきたことを全部出そうっていう気持ちと、メンタルの面も最近自分でコントロールできるようになってきました。こんなにメンタルが弱くても勝てるんだよというところをみんなに伝えたいです」 東京体育館に2月27日(日)に開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」、GAORA SPORTSでは、3月1日午後5時から放送!!※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。
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K-1 JAPAN GROUP 2022年2月8日 16時06分 -
新スーパー・フェザー級王者・中島千博、決勝で横山朋哉にリベンジして王座獲得
1月29日(土)昨日開催された「Krush.133」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに優勝し、見事に新王者に輝いた中島千博が一夜明けての感想を語った。中島はトーナメントの準決勝では友尊と対戦。1Rに2度のダウンを奪ってKO勝利を飾ると、決勝では山本直樹を下してきた横山朋哉と対戦した。以前、横山に敗戦を喫したことがある中島は、横山の攻撃をしっかりブロックしながら試合を進め、3Rに左フックをカウンターで決めてダウンを奪取。そのまま横山の反撃をしのいで、3R判定勝利を収めて、Krushスーパー・フェザー級のベルトを手にした。 会見では「朝起きた時にいつもみんなが言うようにベルトがあって本当にホッとしています」と、喜びの声を上げた中島。極真空手出身で様々な実績を残してきたが、K-1 JAPAN GROUP参戦から8戦目でKrushのベルトに到達した。「自分でデビュー戦から振り返って、毎回課題として言われたものを一個ずつだんだんとクリアして、クリア出来なかったものもあるんですけど、ちょっとずつ試合を経験して、やっと少しずつ形になってきたのかなと思います」と、POWER OF DREAMでの練習により、バックボーンの空手とK-1ルールでの戦い方を融合させることが出来るようになった成果が出たトーナメントだった。 空手時代は80~90kgの階級で戦っていたという中島が、-60kgのスーパー・フェザー級で戦えるような体になったのも、POWER OF DREAMの猛練習の賜物。「それまではウェイトトレーニングばかりやってたのを走ったりいろんなトレーニングに変えていったら、自然と無駄な脂肪だったりがドンドン落とされていって、自然と落ちていった感じですね。もうキツすぎました、練習が」と苦笑いする場面もあったが、その成果が今回のベルト奪取に集約されている。 Krush王者になり、今度は狙われる立場にもなった。「絶対にチャンピオンになるっていう気持ちの選手たちなので、その選手たちに負けたら終わりなので、どの選手にも勝てるように練習していくっていうのが一番大事なのかなと思っています」と、どんな相手が来ようとも負けない王者を目指す。そして、「KrushのチャンピオンとしてK-1の選手と戦ってみたいですね」と、まだ踏んでいないK-1の舞台への意欲もある。 現在武尊が保持するK-1スーパー・フェザー級のベルトも視野に入れているが、「Krushのチャンピオンになっていた人たちもいるので、そのチャンピオンになってた人たちをちゃんと倒してからでないと、僕は今の一番上の武尊選手とやるには相応しくないと思っているので、Krushのチャンピオンだった人たちを含めて、その人たちに勝ってから行きたいですね」と、まずは段階を踏んでから。 「Krushチャンピオンになったんですが、これからが本当にスタートなので、負けないチャンピオンとしてドンドン戦っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」と、さらなる目標に向かって、Krushのベルトと共に新たなスタートを切る。Krushイベントスケジュール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。
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K-1 JAPAN GROUP 2022年1月29日 9時41分 -
第10代Krushスーパー・フェザー級王者は誰だ!?
1月27日(木)都内にて、開催を明日に控える「Krush.133」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。 明日の大会の目玉である第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場する中島千博、友尊、山本直樹、横山朋哉の4人は揃って計量をパス。公開調印式と記者会見に臨んだ。 準決勝の第1試合は一回戦でSATORU成合にKO勝利を収めた中島と、一回戦は佐野天馬のドクターストップによる不戦勝となった友尊の激突。会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんから、「中島選手の蹴りvs友尊のパンチという図式を超えた、期待を超えたような試合になってくれることを楽しみにしています」と期待を寄せられる、ファイトスタイルが対照的な選手同士による好カードだ。 中島は空手出身で蹴りが持ち味。石川さんからも「ボクシングのボディワークではなく、空手とPOWER OF DREAMの独特のボディワークからのパンチでダウンを奪っていたのが凄く印象的でした」と評される独特のファイトスタイルでベルトを狙う。「明日はこの4選手の誰かがチャンピオンになると思うんですけど、みんな凄いしっかり練習してきて、今まで以上に全員が一番強いと思うので、その試合の中で誰が一番強いかを見ていただけたらと思います」とコメントした中島。トーナメントは予想外のことが起きがちだが、「何があってもどんな場面でもそれに臨機応変に対応出来るようにということを意識してやってきました」と、対応力を磨いて勝負に出る。 一方の友尊は、石川さんが「他の選手の試合を見た上で自分が優勝出来ることを確信したという頼もしい発言があるんですけど、それだけ今の練習環境が充実しているんだなということに期待をもたせてくれます」と語る通り、本人も自信に満ちた態度で「ありきたりですけど、優勝します」とキッパリと優勝宣言だ。「4人とも凄え(トーナメントに)かけてて、モチベーションも凄く高くて仕上がってるようなんで、その4人の中でベルトを争えるっていうのは嬉しいというか武者震いが止まらないんで、早く明日になって試合がしたいです」と、一回戦で試合をしていないだけに、はやる気持ちを押さえきれない様子だった。 準決勝のもう1試合は山本と横山の対戦だ。一回戦では山本が伊藤健人をカーフッキックでKO、横山は松本涼雅をフック3連打によるKOと、それぞれ持ち味を出してのKOによる勝ち上がりだった。石川さんも、「山本選手は相手の攻撃を見切る抜群の技術を持っています。横山選手は抜群のトップスピードの攻撃力を持っています。どちらが相手の技術を上回って優勝にリーチをかけるか? 判定決着が想像出来ない準決勝になると思います」と評する注目カードだ。 その石川さんから「試合中の成長と覚醒を見せてくれました」と評価された山本は、「試合内容もKOはもちろんなんですけど、3R以内でも必ず勝つし、延長でも必ず自分が勝つし、面白い試合になっても自分が必ず勝ちます」と、どんな局面になろうと自分が勝つと固く誓う。 キャリア的にも年齢的にもベテランと呼ばれる段階に入ってきただけにベルトへの想いは強い。「やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くっていうのは自分の自己満なんですけど、たくさん応援してくれてる方、支えてくれてる方のおかげでこうやってリングに上がれているので、それを少しでも恩返し出来ればっていう気持ちでいます」と、長年支えてきてくれた人たちに報いるためにもベルト戴冠を約束していた。 対する横山は「ド迫力のパンチによるKO勝利で優勝候補と呼ばれるに相応しい試合見せてくれました」という石川さんの言葉通り、トーナメント優勝の大本命としての実力を見せつけての一回戦突破だった。「明日は普段の練習した通りにやれば僕が優勝すると思うんで、全試合KOで勝って、僕がチャンピオンになります」と自信たっぷりのコメントをした横山。「山本選手、仕上がってるなと思いましたし、この試合に向けて最後じゃないですけど、ここでラストチャンスだぞという意思が見えたので、僕はそこを壊してこれから僕の時代にするよっていうことで山本選手を倒します」と、山本のベルト奪取への執念の破壊を宣言。 そして、「4選手とも完璧に仕上げてきていると思うんで、そこで一番輝いて、一番カッコいい男になりたいです」と、スーパー・フェザー級の頂点に立つことを力強く誓っていた。■中島千博「明日はこの4選手の誰かがチャンピオンになると思うんですけど、みんな凄いしっかり練習してきて、今まで以上に全員が一番強いと思うので、その試合の中で誰が一番強いかを見ていただけたらと思います。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)友尊選手は今にも襲いかかってきそうな勢いをしていたので、明日はその勢いに飲まれないようにしたいと思います。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)全部を向上させてたのはもちろんなんですけど、一番は何があってもどんな場面でもそれに臨機応変に対応出来るようにということを意識してやってきました。(ベルトへの想いは?)今まで遠目に見てたんですけど、その時は綺麗で凄いなって思ってたんですけど、本当に近くで見ると傷がたくさんあって、いろんな方が築いてきたんだなと思っているので、僕もその一人になれたらなと思います。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)一番は自分が勝てたらと思ってたんですけど、夢に向かってKrushのベルト、K-1のベルトっていうその道をしっかりいつも自分で強く思っていました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)トーナメントっていうのは空手時代にいつもやっていたのでそんなに不安とかはないです。しっかり一人ひとりに勝つっていうことが一番かなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)本当に一人ひとりが自分を持っていて、このキックのスーパー・フェザー級トーナメント、誰が優勝するんだろうって、まあ自分が優勝するつもりですけど、自分が他の目線から見たら本当に分からないトーナメントだと思うので、明日早く試合をしたいなと思っています。応援よろしくお願いします」■友尊「ありきたりですけど、優勝します。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)中島選手の印象は結構鼻が曲がってるんだなと思いしたね。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)自分は練習に関しては今までと同じですね。イメージトレーニングをずっとしてきたんで、それが一番大きいですかね。(ベルトへの想いは?)意外と細かい傷があって、やっぱ歴史があんだなって思います。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)自分が自分を信じられる日々のトレーニングであったりとか生活であったりを積み重ねていくことをずっと意識していました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)自分もみんなとあんま変わんないんですけど、トーナメントという意識よりもワンマッチを1日2回やるという気持ちでやります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分はやっぱ山本くんとは違って自分のためだけにベルトを獲りに来ているし、4人とも凄えかけてて、モチベーションも凄く高くて仕上がってるようなんで、その4人の中でベルトを争えるっていうのは嬉しいというか武者震いが止まらないんで、早く明日になって試合がしたいです。応援よろしくお願いします」■山本直樹「優弥道場の山本直樹です。体調もバッチリで、明日は2回勝ってチャンピオンベルトを巻きます。試合内容もKOはもちろんなんですけど、3R以内でも必ず勝つし、延長でも必ず自分が勝つし、面白い試合になっても自分が必ず勝ちます。よろしくお願いします。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)やっぱり横山選手、いい目をしていました。自分でも若いっていうかベテランでも自分はある…まあ自分ではそう思ってないですけどベテランなんで、その壁を必ずぶつけて自分が勝ちます。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)自分はほぼ毎日追い込みって感じだったんですけど、1日1日しっかり天を作って、勝つためにどうやったらいいかっていうのを自分の中でしっかり考えて、チャンピオンになることだけを考えて練習してきました。(ベルトへの想いは?)自分もプロデビューしてからずっと狙っているベルトなんで、見た印象はカッコいいなっていう感じです。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)自分はベルトを巻いたらとか先のことは巻かないと分からないし、巻いた者にしか分からないことが必ずあるんで、まずどうやったら巻けるか、どういう人間になったらベルトを巻けるかっていうことは毎日考えてました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)自分は1日で2試合することは初めてなんですけど、まず横山選手に勝って、その後はどっちが決勝に上がってくるとか、そういうことはあんまり考えてなくて、どっちが勝っても気持ちでは必ず負けないし、気持ちで勝って必ず自分がベルトを巻くことを考えています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分はたくさんのチャンスをいただいているんですけど、なかなか結果を出せずに長々とやってしまっています。やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くっていうのは自分の自己満なんですけど、たくさん応援してくれてる方、支えてくれてる方のおかげでこうやってリングに上がれているので、それを少しでも恩返し出来ればっていう気持ちでいます。自分は最終的には自己満で巻きたいんで、明日は必ずベルトを巻きます。応援よろしくお願いします」■横山朋哉「明日は普段の練習した通りにやれば僕が優勝すると思うんで、全試合KOで勝って、僕がチャンピオンになります。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)山本選手、仕上がってるなと思いましたし、この試合に向けて最後じゃないですけど、ここでラストチャンスだぞという意思が見えたので、僕はそこを壊してこれから僕の時代にするよっていうことで山本選手を倒します。いい構えでしたね。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)意識したことは普段と練習も変わらないですけど、スタミナ面、精神面、集中力とか、後は常にチャンピオンになることを意識してきましたね。それ以外は普段と変わってないっす。(ベルトへの想いは?)早く巻きたい。それだけです。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)やっぱりベルトに対して一番強く思っていたし、僕は常に倒すことを意識して練習しているんで、明日は練習通りのことが出れば倒せると思うんで、常に倒すことを意識していましたね。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)特に意識はしてないですけど、僕は1試合1試合が大事だと思っているんで、山本選手に勝たなければ次はないと思っているので、とりあえず今は山本選手を倒すことだけを考えていましたね。その勝った先に次の試合があるんで、今は1試合1試合を大事にしています。1日2試合っていうのはあんまり考えてないですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)試合が決まった8月くらいからずっとチャンピオンになるって言い続けてきて、やっと明日叶うんで、ここをしっかり勝って、今からワクワクとドキドキとウキウキが止まらないんですけど、明日はスーパー・フェザー級のトーナメントが一番と言われるような大会にしたいし、4選手とも完璧に仕上げてきていると思うんで、そこで一番輝いて、一番カッコいい男になりたいです。応援よろしくお願いします」-----Krushイベントスケジュール(2022.1.27現在)「Krush.133」1月28日(金)後楽園ホール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。
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K-1 JAPAN GROUP 2022年1月28日 11時53分 -
武尊、レオナ・ペタスらが第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントを語る!
1月28日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.133」。今大会では第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント準決勝(中島千博vs友尊・山本直樹vs横山朋哉)&決勝が行われる。同じスーパー・フェザー級で活躍するK-1ファイターらが本トーナメントについて語った。■武尊「今回のトーナメントで注目しているのは横山朋哉選手ですね。横山選手は攻撃のキレ・スピードがあって、倒す力も持っている選手です。また選手としての華もあるなと思います。(トーナメントは)中島千博選手と横山選手が勝ち上がって決勝でベルトを争う形になるかなと思います。(新王者に期待することは?)ここでチャンピオンになった選手はこれからのK-1を引っ張っていく存在の一人になると思います。誰がそこに辿り着くのか、僕も楽しみにしています」■レオナ・ペタス「中島選手は蹴り技が多彩で、見ていてどんな技を出すのかが楽しみで、友尊選手は気持ちがとても強い選手。一回戦が不戦勝だったので今回の試合にかなり賭けてくると思います。山本選手は全てにおいて器用でバランスの良い選手で、横山選手は爆発力があって思い切りの良い選手だと思います。このなかで僕が注目しているのは友尊選手ですね。(その理由は?)やはり一回戦を不戦勝で勝ち上がって、他の選手よりも勝ちに対して貪欲だと思うからですね。このトーナメントは僕が返上したベルトをかけて行われるトーナメントです。歴史が深いスーパー・フェザー級のベルトを巻くに相応しい試合を期待しています」■村越優汰「僕はトーナメントの1回戦を解説で見させてもらったんですけど、僕の注目選手は横山朋哉選手ですね。1回戦もそうですし、過去の試合を見ても勢いを感じるし、あの勢いは大きな武器になると思っています。今回は自分と同じ階級のトーナメントですが、見ている人たちが熱くなるような試合を見せて欲しいなと思います。と同時に、個人的には選手たちの技術にも注目して見ています」■卜部弘嵩「僕のトーナメントの優勝予想は横山朋哉選手、注目選手は山本直樹選手です。みなさんも色んな予想をしていると思いますが、Krushのトーナメントは何が起こるか分かりません。予想通りにいかない大波乱を期待してます」■西京佑馬「僕の優勝予想は横山選選手です。今、すごく勢いに乗っているので、そのままチャンピオンになるんじゃないかと思います。(決勝の予想は)横山選手と中島選手で、お互いKOであがってくる可能性も高いと思います。決勝はダウン奪って横山選手が勝つと予想しています。(トーナメントに期待することは?)④横山選手と中島選手は言わずもがななで、山本選手と友尊選手が当日どんな気持ちで試合するのかも見どころです。Krushスーパー・フェザー級は僕も巻いていたベルトなので、とても楽しみにしています」■島野浩太朗「僕の注目選手は山本直樹選手ですね。山本選手とは2018年3月に挑戦者決定戦という形で拳を交えていて、同じベルトを目指して戦った相手として注目しています。まずは準決勝の横山朋哉戦、山本選手が勢いのある横山選手がどんな組み立てで試合をするのかが楽しみです」■朝久裕貴「Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントは横山朋哉選手が注目です。弟の泰央と試合をしている戦友ですし、トーナメント出場4選手の中で一番若いじゃないですか。あの若いからこその爆発力には僕も注目しています。今回のトーナメントは2022年最初のKrushで行われるトーナメントで。僕は注目選手として横山選手の名前をあげましたが、全選手とも自分のスタイルを貫いて最後まで戦ってほしい。僕はそういう試合を楽しみにしています」■芦澤竜誠「俺の注目選手は横山朋哉選手っすね。前回のトーナメント一回戦で確実に倒し切る強さを見たからです。(トーナメントの予想は?)中島千博選手がKO勝ち、横山選手が判定勝ち。決勝は中島vs横山になると思うんですけど、準決勝の横山選手のダメージ次第でどちらが優勝するか決まると思います。(トーナメントに期待することは?)各選手倒せるファイターだから、そこプラスレベルの高い駆け引きが見たいっすね」-----Krushイベントスケジュール(2022.1.27現在)「Krush.133」1月28日(金)後楽園ホール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。
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K-1 JAPAN GROUP 2022年1月27日 17時50分
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