【インディカー】王者パロウが圧巻の走りで今季7度目のポール! 初開催のワシントンD.C.でタイトル手中に拍車
- #モータースポーツ
posted2026年8月23日 21時13分
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NTTインディカー・シリーズは現地時間22日(土)、全米の首都ワシントンD.C.の特設市街地コースにて第15戦「フリーダム250 グランプリ・オブ・ワシントンD.C.」の公式予選を行い、ポイントリーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が今季7度目、キャリア通算19度目のポールポジションを獲得した。
ナショナル・モールや数々の歴史的建造物を背景に繰り広げられた首都初のモータースポーツイベント。4年連続・通算5度目の王座獲得へひた走るパロウが、異次元のスピードでライバルたちを圧倒した。
■ パロウがファスト・シックスで独壇場! ライバルも脱帽の爆速ラップ
最終の「ファイヤストン・ファスト・シックス」に駒を進めたパロウは、1周のアタック勝負で「OpenAI チップ・ガナッシ・レーシング」の10号車ホンダを完璧にコントロール。唯一56秒台となる56.8993秒を叩き出し、自身シーズン最多記録を更新する今季7度目のポールポジション(NTT P1アワード)を奪取した。
予選Q1・Q2でトップに立ち、Q1で最速コースレコード(56.7729秒)を記録していたカイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル)は、最終セッションのターン1でアタック中にフロントタイヤをロックさせ2位。パロウに0.567秒及ばず、「彼は伝説的だ。自分も完璧なアタックができたと思ったが0.6秒も引き離された」と脱帽した。
3位には星条旗カラーのスペシャルカラーリングで挑んだスコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー)が入り、シボレー陣営最速を獲得。4位にはキャリア最高位となるクリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング)、5位にマーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク・レーシング)が続いた。ランキング3位のデビッド・マルカス(チーム・ペンスキー)はターン1でウォールにクリップしてサスペンションを痛め、6位に終わった。
チャンピオン経験者たちが大苦戦の波乱
前週のマーカムGP覇者マルクス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル)が15位、ウィル・パワー(アンドレッティ・グローバル)が13位、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が14位、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が16位と、複数のタイトル獲得経験者がことごとく予選Q1(ラウンド1)で敗退する波乱の展開となった。
首都ワシントンD.C.の象徴的なロケーションで開催される歴史的グランプリで、王者の貫禄をまざまざと見せつけたパロウ。ランキング2位のカークウッドに対し133ポイントという巨大なリードを保ったまま挑んだ今大会、予選でさらなるアドバンテージを広げた形だ。
1周1.7マイル、7コーナーで構成される特設コースで行われる決勝は、ストリートレースとしてシリーズ史上2番目に長い250マイル(147周)の長丁場。初開催コースならではの未知の路面コンディションと激しい壁のプレッシャーの中、独走体制を築くパロウを後続がどう切り崩すのか、戦略戦の行方に注目が集まる。
全米注目の首都決戦。147周に及ぶ過酷なストリートバトルの果てに、初代王者に輝くのは誰か。