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JOURNAL GAORA SPORTS WEB MAGAZINE

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  • 「K-1 WORLD GP」2.27東京 一夜明け会見レポート

    2月28日(月)都内にて、東京体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の一夜明け会見が行われた。 新スーパー・バンタム級王者・金子晃大、トーナメント優勝のカギは“自分と向き合う強さ”!理想のチャンピオン像は「1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオン」 ©K-1 昨日のトーナメントで全3試合を勝ち抜き、念願の王者となった第3代スーパー・バンタム級王者・金子晃大が出席した。金子は一回戦で黒田勇斗を3Rにパンチで沈め、準決勝ではKrush王者・璃明武を左フック、右カーフキックで寄せ付けずKO。決勝では2年前に敗れている玖村将史との一騎打ちに挑み、2Rにダウンを奪って判定勝ち。決勝でリベンジを達成し、念願のK-1王座を戴冠した。 金子は「昨日は日本人の強い4人が揃ったトーナメントだったんですけど、僕の優勝を信じてくれた人、期待してくれた人のためにしっかり優勝できて良かった」と優勝を喜んだ。今回のトーナメントでは、公開練習で話していた「見えるけど見えないもの」を見せることがテーマだった。それは金子にとって「自分としっかり向き合う強さ」だった。決勝で撃破した将史は、以前に敗れていた因縁の相手。その相手に勝つべく、己と向き合ってきたと明かす。 武尊・武居由樹に続いてK-1スーパー・バンタム級王者となった金子。これでK-1を代表する1人となり、団体を背負って立つ男となる。「しっかりKOで倒して、激闘じゃなくても1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオンになっていきたい」と王者としての理想を掲げる。記者から「王者として戦い以外でも注目されるようになる。自分のどこをアピールしたい? 趣味などがあれば」と尋ねられると「趣味は漫画を読むこと。(好きな漫画は?)闇金ウシジマくんです」と意外な一面も(?)。これからK-1を背負う男となった金子がどのような景色を見せてくれるのか。ますます進化する"ゴールデンボーイ"の戦いに、更なる注目が集まる。金子晃大「昨日は日本人で強い4人が揃ってやったトーナメントだったんですけど、僕の優勝を信じてくれた人、期待してくれた人のためにしっかり優勝できてよかったです。(昨日は大会が終わってどのように過ごしてきたか?)試合終わったのが遅かったので、帰ってすぐ寝ちゃいましたね。(3試合通して良かったところ?)1・2試合目をKOで勝てたのは良かったと思います。(公開練習のテーマで『見えるけど見えない』と話していたが、どんな意図があったのか)見えるんだけど見えないものです。僕のイメージとしては、自分としっかり向き合う強さが見えるけど見えないものだと思っていました。(特にどのあたりがトーナメントを優勝して強くなった?)もちろん技術面だったりパワーだったりはわかりやすく見える。やっぱりトーナメント決勝、疲労やダメージの中でも気合いでやり抜く強さはあったかなと思います。(どんなチャンピオンになっていきたいか?)しっかりKOで倒して、激闘じゃなくても1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオンになっていきたいです。(チャンピオンになるために練習漬けだったと思う。何かやりたいことは?)何だろう。ないっすね、特に(笑)。(次の防衛戦はいつ頃やりたいか?)今が3月なので6月あたりに試合ができればいいかなと思います。(武尊vs那須川天心戦が行われる大会も意識している?)僕はK-1が1番盛り上がる試合をしたいので、K-1を優先したいです。もしオファーが来るなら、出たいと思います。(他団体チャンピオンへの意識はあるか?)もちろん僕も同階級のチャンピオンとやる機会があればやりたいです。(朝起きて手元にベルトがあった時の心境は?)手元にはなかったす(笑)。すぐ寝ちゃったので、起きて『獲ったわ』そんな感じでした。(昨日のダメージは?)昨日終わった後はなかったけど、アドレナリンが切れたら痛いとみんなが言うので、痛いのかなと思ったけど、起きたら痛くなかったっす。でもさすがに明日は休みます。(笑)。(チャンピオンになって試合以外でも注目されるようになるが、趣味などがあれば教えてください)趣味を言えばいいんですか?趣味は漫画を見ることです。(好きな漫画は?)(闇金)ウシジマくんです」 武尊、6月の那須川天心戦に向けて最終調整へ「昨日K-1のリングに上がったことはすごく大きいものだったので、“K-1最高”と言わせてもらいました。6月も“K-1最高”と言おうと思ってます」 ©K-1  スペシャルエキシビションマッチとして、6月に那須川天心との世紀の一戦を控える武尊が、フェザー級王者・軍司泰斗と対峙。両者は実戦さながらの動きを見せ、2Rには火の出るような打ち合いを敢行。白熱のエキシビションを終えた武尊は、試合後に「K-1は僕に夢を与えてくれた舞台。もし僕がK-1からいなくなったとしても、最高の舞台をみんなで盛り上げて応援してくれたら」と軍司をはじめ若きファイターへエール。そして天心戦に向け「二人で最高の試合をして、僕が勝って“K-1最高” をみんなで叫んでもらえたらうれしいです。K-1最高!」と高らかに咆哮した。 一夜明け、武尊はこれからのK-1を担う軍司とのエキシビションマッチについて「打ち合いにも応じてくれたし、気持ちでつながりあえたなっていう部分はすごい感じられた、軍司選手のパワーっていうか、応援のメッセージじゃないけど、拳でそれをもらえた」と感慨深げにコメント。 今回は6月の試合に向け、実戦同様の身体作りを行なったが、「減量の修正点みたいなのはすごいいろいろ気づけた、一回試してよかった。6月は最高に仕上げたい」と手応えを感じた模様。昨日のスーパー・バンタム級のトーナメントに関しては「僕がスーパー・バンタム級で戦ってたときと同じようなものも感じた。これからの選手がもっともっと輝いていくことが必要だと思うし、それを観れたのはうれしかった」と、頼もしい後輩たちに思いを馳せるように語った武尊。 このあと、天心は4月に一試合はさみ、6月の決戦を迎えるが、武尊は「本当にケガだけしないでほしい、おもいっきりお互い万全の状態でやり合いたいんで。6月待ってますって言いたい」とメッセージを送った。いよいよ世紀の一戦まで待ったなし。武尊はキャリアの集大成として、K-1ファイヤーやファンの思いを背負って、天心との決戦の舞台に立つ。 武尊「(試合の感想は?)ひさしぶりにK-1のリングに上がって。去年の3月以来のK-1のリングで、リングの感覚とか会場の雰囲気とかひさしぶりに味わえたのもよかったですし。あと軍司選手っていう、これからのK-1を代表する選手と拳交えられたっていうのは僕の中でもいい経験になったし、パワーをもらいましたね。(試合前に軍司選手と拳で会話したいと発言していたが、実際にやってみて感じたことは?)軍司選手もエキシだけど打ち合いにも応じてくれたし、気持ちでつながりあえたなっていう部分はすごい感じられたんで、すごい楽しかったです。6月に向けて、調整試合ではないんですけど、自分の中で身体作りも含め、いろいろ試す部分もあったんで。そういう部分で軍司選手のパワーっていうか、応援のメッセージじゃないけど、拳でそれをもらえたのかなって思いました。(昨日のスーパー・バンタム級のトーナメントの感想は?)もともと、僕はスーパー・バンタムから上げていったんで、最初に獲ったベルトを懸けてのトーナメントだったんで、僕が出てたときのこととかいろいろ考えたりとかして。若い世代のパワーっていうか、軽量級でもKO生まれるんだぞっていうのを出そうとしてる気持ちとか、僕が55kgで戦ってたときと同じようなものも感じたし。実際KOも多くて、衝撃的な試合も多かったんで、すごいインパクトがあって、すごいよかったなと思いましたね。(一昨日の段階で水抜きなし62kg、水抜きして59ちょっと、あらためてリカバリーして61.75ということでやってみて、課題点や修正点があったということだが、6月はかなりいいコンディションで上がれそうな感覚は?)今回で気づけてよかったなっていう部分がすごいあって。体重って落とすだけだったら、食べることをやめれば落ちるんで簡単なんですけど、やっぱりアスリート、格闘家って、落としてその状態で戦わないといけないんで。とくに次の試合はリカバリー制限もあったりして、ちょっと難しい部分はいろいろあるんで。今回ので、こういう落としかたするとこうなるんだとか、リカバリーもこうしないといけないなとか、減量の部分での修正点みたいなのはすごいいろいろ気づけたんで、一回試してよかったなと思いましたね。(その上で、ここ数年の前日60kgと比べて、前日58kg、当日戻しの自分の自分っていうのは、どんな強さになりそう?)スピードはすごい上がってるのは自分でも感じるし、動いていてもスピードプラスで手数とかもすごい出るようになって。その部分は体重を落とすことで強化されてってるのを感じるし。あとは筋力を持続させることと、パワーを落とさないことと。いろいろ課題は見つかったかなと思うので。体重を落とすのが一番大事なんですけど、一番身体が動ける状態に、その体重を持っていくっていう作業が一番たいへんかなって思うんで、あと3カ月ちょっとあるんで、6月は最高に仕上げたいと思います。(昨日の試合後に『K-1最高』という言葉が出たが、去年の3月とその前の3月は『格闘技最高』を使っていた。ひさびさの『K-1最高』という言葉だったが、天心戦が決まってK-1を背負う気持ちを再確認できた?)そうですね。格闘技最高と言ってたときって、格闘技がまだ一つになれてなかったというか。格闘技界は一つなんだよっていうのを伝えたくて格闘技最高っていうのを言ってたんですけど。いま実際、6月に格闘技界が一つになる大会を決めることができて、あらためてK-1に戻ってきて。その状態でのK-1でのリングだったし、僕の中では昨日のK-1のリングに上がったことっていうのはすごい大きいものだったんで、昨日はK-1最高と言わせてもらいました。6月もK-1最高って言おうと思ってます。 (昨日のスーパー・バンタムのトーナメントを観て、自分が留守にするK-1は大丈夫だという確信はあった?)僕が本当に上から言いたくないなっていう感じなんですけど、僕はK-1を背負ってきた自負はあるんですけど、実際に55kgで新しいチャンピオンが生まれたり、軍司くんも出てきたり。本当、僕以外に輝く選手ってたくさんいるし、だから頼もしいな、任せたって上から言うつもりはまったくなくて。それぞれのK-1をみんながやっていってくれたらいいかなって思うので。でも、ふつうにうれしいですね。僕はK-1の灯は消したくないし。僕はこれから先10年、20年試合ができるわけじゃないんで、僕が格闘技界からいなくなったあともK-1が盛り上がっていってほしい。そのためには若い選手とか、これからの選手がもっともっと輝いていくことが必要だと思うし。それを観られたのはうれしかったですね。(6月にもし敗れたら引退すると発言しているが、もしかしたらこれが最後のK-1のリングになるかなっていう思いはあった?)僕、本当に試合やるときは毎回それを思って出てるんですよ。K-1デビュー戦からもそうだし、K-1で一回でも負けたら引退すると思って、それはずっと変わらないんで。毎回その気持ちで、昨日もその気持ちでリングに上がりました。(天心選手は4月に一試合はさむが、何か言いたいことは?)いや、本当にケガだけしないでほしいなっていう。6月、おもいっきりお互い万全の状態でやり合いたいんで。6月、待ってますって言いたいですね」 軍司泰斗、K-1新時代のエースになる!大一番を控える武尊にメッセージ「新時代のK-1を引っ張るのは僕。武尊選手にK-1最強を見せてもらいたいので、6月の試合には勝ってほしい」 ©K-1  K-1新時代を自身が先頭を切って引っ張ると宣言した軍司泰斗が、6月に那須川天心との一戦を控える武尊と激突。エキシビジョンとは思えぬ激しい打ち合いを繰り広げ「試合中もすごく楽しくて、いい試合ができた」と振り返る。 実際に武尊と拳を合わせた感想として、フェザー級(57.5kg)でも通用するスピード、見えづらい攻撃があったことに加え「やはり打ち合いは相当強かったです」と語る軍司。エキシ後のリングに続いて、一夜明けでも4.3「K'FESTA.5」への出場をアピールする。大会までの期間は短いが、エキシビジョンマッチに向けて試合同様の調整・追い込みができたことで、今回の試合以上のクオリティ・KOを狙うと宣言。「次は新時代のK-1になっていくと思うので、それを引っ張る」と、改めてK-1のエースになることを誓った。軍司泰斗「昨日は会見でも言ったとおり打ち合いができたらといいなと思ってたんですけど、形的にいい打ち合いができて本当に試合中もすごく楽しくて、すごくいい試合ができたと思いますね。(武尊の印象は?)率直な感想は強いなっていうのと、打ち合いは相当強かったですね。(この経験をどう活かしたい?)今回の試合で学んだことも多いので、次の試合からそれを含めてKOっていう形で全ての試合を終わりたいなっていうのは感じましたね。(実際の武尊のスピードを体感して)スピードは僕の階級、57.5kgでも通用するというか、それ以上のジャブとかのスピードも早かったなっていうのと、見えづらいっていうのは感じました。(同じチャンピオンとして6月の那須川戦は頑張ってほしい気持ち?)K-1最強を武尊選手に見せてほしいので、それを含めて勝ってほしいなっていうのが率直な感想ですね。(自身の防衛戦は?)会場でも言ったとおり4月「K'FESTA.5」は出る予定なので、それに向けてしっかり、残り少ないですけどしっかり追い込んでしっかりKOしたいなって思ってます。(試合のように追い込んだことが短い間隔で活きる?)今回、追い込みも試合と同じようにやってたので、その部分では4月でも全然追い込みもいい感じでできると思うので、そういった形で次はすごくいい試合はもっと、今回の試合より見せられるかなと思いますね。(4月はどんな相手と試合したい?)次は新時代のK-1になっていくと思うので、それを引っ張るのが僕だと思っています。そういった部分でもメインを張れるようにどんどん試合していきたいので、メインになるかどうかわからないですけど、次の試合はしっかりチャンピオンとしての試合になるだろうなって思ってますね」 与座優貴、朝久泰央とのベルトをかけたリマッチをアピール「昨日の勝利で自分には挑戦する権利があると思う。朝久選手をしっかり超えてベルトを獲りたい」 ©K-1  第18試合では、K-1ライト級王者の朝久泰央と極真世界王者の与座優貴がスーパーファイトで対戦。 空手家vs空手家の一戦は、1Rから互いに技術を駆使した接戦となり、与座が要所でローを効果的に放って朝久を追い込む。本戦判定はジャッジ1名が2ポイント差で与座を支持するも、残り2名が30-30でドローとなり延長戦へ。延長も一進一退の攻防となったが、判定はジャッジ3者が与座を支持し、現役K-1王者を下す金星を挙げた。 一夜明け会見では「格闘技人生でターニングポイントになると思っていたので、勝利をつかみとることができてうれしい」と喜びを表した与座。王者とのベルトを懸けたダイレクトリマッチの実現に注目が集まるが、「その権利はあるんじゃないかと思ってる」と意気込みを見せた。 また、昨日の試合後に朝久がベストな体調じゃなかったと発言したことに対しては、「みんな色々あると思うし、それは別に言うことじゃないと思う。ベストじゃないなら、次しっかり万全に仕上げてもらって、その万全な朝久選手からベルトを獲りたい」と力強く宣言。見事チャンスをものにし、ベルトに王手を懸けた与座。両者のベルトを懸けた再戦の舞台は果たして? 与座優貴「(試合の感想は?)まず昨日は応援ありがとうございました。格闘技人生において、ターニングポイントになる試合だなと思っていたので、しっかり勝利をつかみとることができてうれしく思ってます。(試合後の周りの反響は?)自分の周りのかたは喜んでくれてて。勝った実感はなかったんですけど、喜んでる姿を観て自分もうれしくなったんで、あきらめずによかったなと思いましたね。(空手の仲間からのメッセージも?)試合前から昔戦った戦友というか、選手たちからメッセージはもらってたので。試合が終わったあとも連絡いただきました。(ダイレクトリマッチではタイトルを懸けたい?)はい。僕にその権利はあるんじゃないかと思ってます。(ローキック主体の戦いかたは作戦どおり?)セコンドにつく予定だった野杁正明さんにアドバイスをいただいて、練習でずっとやってたんですけど、それがうまくハマったような感じですね。(朝久選手が試合後にベストじゃなかったという発言をしていたが、そういうものは試合で感じた?)まあ……、なんていうんですかね。その試合に上がるまで、いろいろあるのは朝久選手だけじゃないと思いますし。自分もいろいろ、自分もっていうか、みんないろいろあると思うんですけど、それは別に言うことじゃないかなと思うんで。ベストじゃなかったなら、次しっかり万全に仕上げてもらって、その万全な朝久選手をしっかり自分が超えて、ベルトを獲りたいなって思ってますね。(延長戦になったが、動揺はしなかった?)いや、正直心折れて『マジか』って思ったんですけど、雅和さんが喝を入れてくれて。そこで気持ちをしっかり入れ替えることができて。その途中でも気持ち折れそうになったんですけど(苦笑)、最後まで戦えましたね」 KANA、約1年3カ月ぶりの復帰戦で勝利!K-1女子を更なるステージへ「壽美選手とは万全の状態でベルトを懸けてリベンジしたい。K-1女子をもっと価値ある舞台にしていきたい」 ©K-1  K-1女子を引っ張ってきたKANAが2020年11月以来の出場。当初はタイトルマッチの予定だったが挑戦者の壽美が負傷欠場となり、代打のRANとのスーパーファイトに臨んだ。KANAは持ち前の圧力と連打で攻勢を掛け、RANのカウンターを浴びる場面もあったものの、2Rに右ストレートでダウンを奪い、試合終盤にはダウン寸前まで追い込んで判定勝利。1年3か月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。 KANAは「ダウンも取って、最低限の勝ちを掴んで、K-1に戻ってこれたのは嬉しく思います。この(ブランクの)間にやってきたことも出せたし」と振り返る。もし、予定通りに壽美とのタイトルマッチだったら、という質問には「21戦やってきて一番調整が上手くいった。壽美選手が相手なら対策をして挑んで、同じ結果だったと思う。壽美選手とはノンタイトル戦で負けているので、お互いに万全の状態でこのベルトを懸けてリベンジして、またベルトを巻きたい」と手応えを掴んだ様子。 KANAの悲願は「K-1女子を価値のある舞台にすること」。「48kg、45kgと選手が増えてきて、アマチュアも『K-1女子に出たい』という選手が増えている。まだベルトはこの階級(自身の持つフライ級)しかないですけど、もっともっと盛り上がるには、もっともっと選手が増えて、覚悟を持った選手がこのリングに上がってほしいと思うんで。本気で、このリングを目指してる選手で、K-1をもっと大きくしたい」という。第一人者の復活でK-1女子はもっともっと盛り上がる。 KANA「昨日はありがとうございました。約1年3か月ぶりの試合ということで多少はブランクがあったのかなという感覚ですね。でもしっかりダウンも取って、まず最低限の勝ちを掴んで。このK-1に勝ちという形で戻ってこれたのは嬉しく思います。しっかりこの期間にやってきたことも出せたし。やっぱ試合で出来たことが今の本当の実力だと思うんで、やっぱりまだまだ自分はこのレベルにいちゃいけないなっていうのをすごく思いましたね。(1年3か月ぶりの試合が終わってホッとした?)そうですね。なんかいつも以上にめちゃ試合後、疲れました。(反響は?)本当に復帰戦だったんで、見てくれた人もたくさんで、本当に反響は良かったかなと思います。(試合後に「K-1女子を上のステージに持っていく」と)やっぱり本当に、この舞台を目指してる女子の選手がたくさん増えてきたんで。自分ひとりで突っ走っていっても、さらにさらに輪を大きくしていかないといけないなって最近すごく思いますし。やっぱり他の階級もすごく増えてきてるんで、次のステージに行くために、自分は今、中村(拓己)プロデューサーはじめ、K-1サイドにちょっとそういう話をしていて。1つ上のステージに、K-1女子を持って行って、この舞台を本当に誰でも出れる舞台じゃなくて、価値ある女子の舞台にしていきたいなと思っているんで。そういう発言をしました。(「たられば」ですが、もし壽美選手とのタイトルマッチだったら昨日の調子でどうだったでしょう?)そうですね、んー。壽美選手であったとしてもRAN選手でも、調子は本当に。21戦やってきて、一番調整期間、準備期間が上手くいったんで。もし壽美選手であれば、しっかり対策をして試合に挑めてたと思うので、結果は今日と同じかなと思います。(次はタイトルマッチで壽美選手と再戦をしたい?)そうですね。お互いが万全の状態で。自分はその時がたまたまノンタイトルだったわけで、負けてしまってるので。しっかりこのベルトを懸けてリベンジするのがチャンピオンだと思うので。その時が来たらリベンジして、もう1回ベルトを巻きたいなと思ってます。(先ほどから言っている『次のステージ』とは?)そうですね、内容は言えないですけど。やっぱり48kg、45kgも女子の選手がたくさん出ていて。アマチュアの選手も女子のK-1を見て、このリングに上がりたいっていう選手がたくさん増えてきてるんで。やっぱり今はこの階級しか(K-1の)チャンピオンはないですけど、やっぱりもっともっと盛り上がるには、もっともっと選手が増えて、覚悟を持った選手がこのリングに上がってほしいと思うんで。本気で、このリングを目指してる選手で、K-1をもっと大きくしたいなっていうのはありますね」 佐々木大蔵、満身創痍もトファネリを下して9連勝!同門の先輩・山崎秀晃への挑戦に関しては「時に任せて、運に任せて、皆さんに任せたい」 ©K-1  第16試合でヴィトー・トファネリとスーパー・ライト級スーパーファイトを戦った佐々木大蔵は、1Rに右ボディから左フックをカウンターでヒットさせてダウンを先制。その後は頑丈なトファネリの圧力に押される場面もあったがクリーンヒットを許さず。3Rを戦い抜いて、判定勝利を飾った。 会見には、「見ての通り足を負傷して、久々というか凄くダメージを負った試合になりました」という言葉の通り、足を引きずりながら現われた佐々木。「トファネリ選手が出してくるカーフキックに対して、その対策としてスネでカットしてたんですけど、そのスネさえもやられてしまったなという部分が1R目から結構あったので」と、ダウンを奪ったものの1R目からその頑丈さに苦しめられた試合だった。 3R終盤にはパンチを連続でヒットさせたものの「どうしても自分の意識が狭まってしまって、本来であれば最後詰めきれる場面をちょっと逃してしまったのは反省と、トファネリ選手の強さだったなと振り返って思いますね」と、トファネリを仕留めるに至らなかったことを反省していた。 しかし、久しぶりの国際戦での勝利。「この1勝は凄く大きな1勝だと思うんですけど、実際に相対してみて、外国人選手のフィジカルの強さだったりっていうのは感じましたね。だからこそ、今後、凄く自分自身にも楽しみな想いがあります」と、日本人選手とは違う外国人選手の強さを体感したことで、次のステップへの手応えも掴めていたようだった。 そうなると気になるのは、K-1スーパー・ライト級王座への挑戦だ。現在、佐々木は9連勝中で、Krushスーパー・ライト級王者ということもあり挑戦資格は十分だが、問題はK-1王者が同門の先輩である山崎秀晃であることだ。「常に秀さん(山崎秀晃)の背中を追ってます、僕は」と、改めて山崎が自身の目標の一つであると語った佐々木。しかし、「それがどういう形でなっていくかっていうのは時に任せて、運に任せてっていうか、皆さんに任せていきたいなと思います」と流れに身を委ねて、その機会を待つ考えだ。 佐々木大蔵「見ての通り足を負傷して、久々というか凄くダメージを負った試合になりました。ですが、K-1という最高の舞台で、昨日K-1のリングに上がれたことを凄く光栄に嬉しく思います。(思っている以上に体がボロボロだが、かなりトファネリ選手は手強かった?)そうですね。やっぱり頑丈っていう自分の印象は間違ってなかったですし、トファネリ選手が出してくるカーフキックに対して、その対策としてスネでカットしてたんですけど、そのスネさえもやられてしまったなという部分が1R目から結構あったので。そこの部分で一つダウンは奪ったんですけど、どうしても自分の意識が狭まってしまって、本来であれば最後詰めきれる場面をちょっと逃してしまったのは反省と、トファネリ選手の強さだったなと振り返って思いますね。(危ない場面もあったが盛り返せた要因は?)様々なテクニック、今までやってきた対応力は自分自身ある中での試合だったんですけど、やっぱりカーフというか前足をちょっと意識し過ぎてしまって、不用意なものをもらってしまった部分があります。そういう部分は自分にとって大きな学びの一つだったので、今後そういう部分は改善しながらドンドンレベルアップしていきたいなと思います。(久しぶりに国際戦をやってみて、自分のスタイルやテクニックが国際戦で通用するって感じた?)この1勝は凄く大きな1勝だと思うんですけど、実際に相対してみて、外国人選手のフィジカルの強さだったりっていうのは感じましたね。だからこそ、今後、凄く自分自身にも楽しみな想いがありますね。(理想としてはフィジカル差がある相手でもテクニックで翻弄するという戦い方?)本当だったら昨日もそういった場面はたくさん出来たかなっていう部分はあるんですけど、一つ意識がどうしても相手に見せないと思っていても、そういった部分が伝わるっていうことの深さだったりも知れたので、また一つ学ぶことが出来たんじゃないかなって思います。(同門の先輩が持っているタイトルにそろそろ挑戦したいという気持ちは?)常に秀さん(山崎秀晃)の背中を追ってます、僕は。それがどういう形でなっていくかっていうのは時に任せて、運に任せてっていうか、皆さんに任せていきたいなと思います」 アビラル・ヒマラヤン・チーター、松下大紀を沈めて狙うは和島大海の首一つ!「いまは和島選手にリベンジするためにしか練習していない。年内にはネパール人初のK-1王者になる」 ©K-1  昨年7月のK-1福岡大会以来の参戦となるアビラル・ヒマラヤン・チーターは、アグレッシブファイターの松下大紀と対戦。試合がアビラルが1R開始早々に左フックをヒットさせると、松下もロープに追い込んで右ストレートで反撃。乱打戦が予想されるなか、アビラルが鋭い左ジャブ、さらに右ストレートと連続でダウンを奪い、最後はパンチをまとめたところでレフェリーが試合をストップ。怒涛のたたみかけでアビラルが勝利をものにした。 K-1での久々の快勝について「今回は左のパンチで倒そうと練習してた。練習どおりって感じです」と振り返ったアビラル。試合後にスーパー・ウェルター級王者・和島大海へのリベンジをアピールしたことについては「また、絶対にやる相手として見てる。いまは和島選手と戦うためにしか練習してない」と強い決意を示した。「スーパー・ウェルター級の一人一人を、誰が来ても昨日みたいにブッ倒して、今年以内にはネパール初のK-1チャンピオンになりたい」と語ったアビラルが、この勢いでベルトまで到達するか? 今後の試合にさらなる注目が集まる。 アビラル・ヒマラヤン・チーター「(試合の感想は?)KO勝利できて最高の気分です。(左ジャブと左ストレートがかなり冴えてたと思うが、あれは練習していたもの?)そうですね。まあ、今回は本当にジャブで、左手で倒そうと練習してたんで。練習どおりできた、そんな感じですね。(パンチがコンパクトになってたのも練習してたもの?)もともと、キックよりパンチのほうをメインでやっていて。前よりもパンチを練習していたので、その練習どおりっていう感じですね。(試合後に和島選手へのリベンジをアピールしていたが、自分にとって和島選手はどのような存在?)また、絶対にやる相手として見てます。いまは和島選手と戦うためにしか練習してないんで。(マイクアピールでタイトルマッチは次じゃなくていいと発言していたが、タイトルマッチまでに誰を倒さないといけないと思ってる?)それはまあ、みんなわかってると思います。自分から名前は言わないですけど。でも、70kgの一人一人を、誰が来ても昨日みたいにブッ倒して、チャンピオンまでいけたらいいなって思ってます。(時期的には年内に挑戦したいと思ってる?)できればそうですね、今年以内にはネパール初のK-1チャンピオンになりたいと思います」 芦澤竜誠、自分を信じる力で西元也史に逆転KO勝利!「俺は絶対に自分自身を裏切らない。最後まで諦めない。そう心のなかで誓っていたので巻き返すことができた」 ©K-1  第14試合で西元也史を相手に大逆転KOで会場を盛り上げた芦澤竜誠。試合は2Rにダウンを喫した芦澤だったが、打ち合いの展開から最後は西元のボディを執拗に攻めてダウンを奪い返しての逆転劇だった。普段であれば「10発打った5発ぐらいしかクリーンヒットできないぐらい」というボディへのパンチも「1発でクリーンヒットしたので良かった。本番に強いんですよ、俺」と、試合に向けて研ぎ澄ました感覚を武器に「絶対に自分自身を裏切らない」という強い覚悟が大逆転に向けた要因だったと振り返る。 今後の展望を聞かれると「いまを頑張ってれば自分が考えていた以上の結果が出る。俺はいまを頑張り続ける」と、その破天荒さからは想像できない堅実な一面を覗かせつつ、最後は「世界で通用しているマジで強いやつを連れてこい」と、強豪外国人との対戦を熱望した。芦澤竜誠「言ったとおり以上の結果になって本当に嬉しいって思ってますね。どでかい花火、K-1にあげてやりましたね。(試合の反響は?)自分でもびっくりするぐらいの反響でしたね。それって全部俺が巻き込んでやったことなんです。俺の思いどおりになった。今回、ABEMAの喧嘩旅のこともあって格闘技を見たことがないファンがABEMAで格闘技を見たりとか、芦澤竜誠に興味を持って格闘技を見てくれる人がいると思ってたから入場曲もぶちかましたし、トランクスもおもしろいのはいたし。普通の格闘家を見せたらみんな興味持たなくなるけど、絶対俺ぶちかましてやるって思ってたし、全部思った以上のリターンが帰って来てるっすね。(選手として成長を感じた?)まだまだですよ。まだまだできてないですね。まだまだできてないですけど普通に全体的にレベルは上がっているし、やることやってるので。まだまだできる。だから今回の試合は普通に負ける覚悟もあったんですよ。もちろん勝つ覚悟でやったけど、ワンチャン一発もらったらやられるなって。でももしやられても俺は今上にのぼってる最中だからしょうがないなって普通に思えて。だから思い切りいったっていうところもありますね。(逆転K0の要因は?)歌でも言ったんですけど、絶対、自分自身を裏切らない。俺がやってきた練習、1分、1秒の努力は絶対裏切らないって。俺、毎日1時間しか練習してないですけど、その中で俺は24時間格闘技のことを考えているぐらい、体を休めている。そういうものを全部裏切らないためにここで巻き返すって。だから俺は最後まで絶対に諦めない、自分を絶対に信じるって心の中で誓ってたので、ダウン取られても全然効いてないし、今から巻き返すっていう気でずっといましたね。(自分が思っていた練習の成果が出た?)矢口(哲雄)トレーナーにも言ったんですけど、今練習できている以上のことができますって。結果そうなったっすね。ボディ打ちとかも10発打った5発ぐらいしかクリーンヒットできないぐらいの感じなんですけど、1発でクリーンヒットしたので良かったですね。本番に強いんですよ、俺。研ぎ澄ましていくので。(今後の展望)普通に、確実に一勝、一勝していくっす。俺は下の人間とやるつもりないし、上の人間とやっていくので、どんどん階段を登っていくので、その先には何があるか知らないですけど、とりあえず登っていくっす、ずっと。だから確実に一勝、一勝していくっすね。でもその一勝するためだけの練習はしないです。その上を見てるので。今回の一勝もそうですよ。この一勝をするためだけに俺はやってないですね。もっと上を見てます。(最終的な目標は?)いくらでも言えるんですけど、自分でも考えればいくらでもあるんですけど思いたくないんですよ。いまを頑張ってれば自分が考えていた予想以上の結果が出るっていうのがわかったので。だから考えなくても、俺はいまを頑張り続けようと思ってますね。(世界に目を向ける?)俺がK-1の上の人に言って、世界の強いヤツを呼んでもらいますよ。メディアにもみんなにも騒いでもらって、マジで強いやつを金をかけてでも連れてこいって話です。俺はそうやるっす」 島野浩太朗、卜部弘嵩を倒した一撃は日々の鍛錬の賜物「毎朝、菅原会長とマンツーマンでやってきたコンビネーションが自然に出た」 ©K-1  卜部弘嵩との約7年ぶりの再戦でリベンジを達成した島野浩太朗が会見に出席した。1Rから迫力のある攻防が続く中、島野は弘嵩の左ジャブに右のクロスカウンターをクリーンヒットさせてのKO勝利。試合後には「夢が叶った」と感極まっていた。 島野は「自分にとって特別な試合でした。一夜明けた今もそれが変わることはないなと感じています」と率直な感想を語る。3Rにクロスカウンターで衝撃的なKOを見せた島野。「試合が決まってから1瞬でも気を抜くことがあれば、絶対に勝てていなかった。紙一重というか、セコンドから掛けられる声の重みだったり、その声が試合に対して与える影響を強く感じました」と話す。まさに紙一重の一撃で、勝利を手繰り寄せた。 解説席に座る魔裟斗は、不器用なイメージの島野のテクニックに驚いていた。それについては、まさに日々の鍛錬の賜物で「毎日毎日朝(菅原)会長とやるマンツーマンでやってきた、コンビネーションだったりとか、同じことの反復練習が体に自然に染み付いたものが出た結果」との認識だ。 島野は、一昨日の計量後のリカバリーでは、ゴーゴーカレーを食していた。「胃もたれは大丈夫でした?」との記者からの問いには「大丈夫でした。押忍。ゴーゴーリカバリーでした。普通盛りでした。押忍」とコメントした。7年越しのリベンジを達成した島野の今後の戦いに注目が集まる。島野浩太朗「(昨日の試合を振り返って)昨日の試合は、自分にとって特別な試合でした。一夜明けた今もそれが変わることはないなと感じています。(試合が終わった直後の心境)まず感じたのは試合が決まってから、一瞬でも気を抜くことがあれば、絶対に勝てていなかったと思いました。(会長からどのような言葉をかけられたか)何かをすぐ話すということはなかったけど、無言の中の感覚というか、そういう中で特別に感じさせてもらうものがありました。(解説席の魔裟斗さんからは『不器用な選手と思っていたがテクニックが出ていた』というコメントがあったが)それは毎日毎日朝会長とやるマンツーマンでやってきた、コンビネーションだったりとか、同じことの反復練習が体に自然に染み付いたものが出た結果だと感じています。(フィニッシュのクロスカウンターに関しては)本当に紙一重というか、セコンドからかけられる声の重みだったり、その声が試合に対して与える影響を強く感じましたね。(弘嵩にリベンジしたことで強くなれる確信はありますか?)はい。重みのある1戦だったと感じています。(ちなみに一昨日のゴーゴーカレーでリカバリーをされていたようで、胃もたれは大丈夫でしたか?)大丈夫でした。押忍。ゴーゴーリカバリーでした。普通盛りでした。押忍」 高梨Knuckle美穂、悔しい判定勝ちにも確かな手ごたえ「今、自分のやってることを突き詰めていけば、もっと強くなれるし、倒していける」 ©K-1  女子ミニマム級のスーパーファイトでYuka☆と対戦した高梨knuckle美穂。持ち前の剛腕でKOを狙い、アグレッシブに攻める高梨と、上手くカウンターを合わせるYuka☆。一進一退の攻防が続き、高梨が2-0の判定勝利。KOこそならなかったものの、これでデビュー以来10連勝をマークした。 高梨は「試合の直後はダウンも取れず、言っていたKOも出来ず、悔しい気持ちでいっぱい。でも今は『自分のやっていることを突き詰めていけば強くなれるし、倒していける』」とプラスな気持ちに変わったという。試合を振り返ると「落ち着いて、緊張もせずリングイン出来て、1ラウンド目まではよかった」という。「それをもっと2・3ラウンドとやっていけば絶対にいい形になる」と確かな手ごたえを掴んだ。 K-1女子ミニマム級は、まだK-1にベルトがないがアピールしないのかと聞かれると「本当はそう言いたいんですけど、まだ選手も集まってないですし、今はその時じゃないのかなって思います。組まれた試合をKOで倒せるように。これから仕上げていきたいと思います」とKOを見せることが、K-1女子のミニマム級ベルト新設に繋がる、と語った。 高梨Knuckle美穂「昨日の試合の直後は、ダウンも取れず、言ってたKOも出来ず、悔しい気持ちでいっぱいでしたが。でも終わった後、計量から入場、1ラウンドの感覚でもっと今、自分がやってることを突き詰めていけば強くなれるし、倒していけると思ったんで。すごいプラスな気持ちで、今、練習したいっていう気持ちでいっぱいです。(試合を振り返っての感想は)今までより、今までと違う景色というか。すごい落ち着いて、緊張もせずリングインも出来たんで。1ラウンド目まではよかったので。それをもっと2ラウンド、3ラウンドとやっていけば絶対にいい形になるって思いましたね。(かなりパンチも蹴りも当たっていたが手応えは?)自分が思ってたよりはなかったですね。拳の感触とかもちょっとあんまりなかったんで、そこをもっとやっていきたいな、って思いましたね。(今まで以上に気持ちが入って、試合前に殺気を出してた?)そうですね。今年から練習の仕方っていうか意識を変えていって、それが自分に合ってるっていうか。いい感じに集中できた感じです。(KANA選手の「K-1女子を全員で盛り上げてもう1つ上のステージに持っていく」という発言については)そういう意識はあんまりなくって。自分が強くなりたいって思いがあれば、おのずと盛り上がっていくと思うんで。『倒せる女子』を試合で出したいと思いますね。(Yuka☆選手はあのキャリアで高梨選手とやり合うことに驚いた。実際に戦った感想は?)向こうのトレーナーのタイ人の方も知ってるんですけど。そうですね、あの年齢で、まあ年齢のことを言ったら失礼かもしれないですけど、キャリアも浅くて、すごいなと思いました。逆に自分があの年齢で、プロになった時に出来るのかなってちょっと思いましたね。気持ちの強い選手だなって。(ミニマム級もそろそろトーナメントなりタイトルなりという気持ちは?)本当はそう言いたいんですけど、まだ選手も集まってないですし、今はその時じゃないのかなって思います。組まれた試合、KOで倒せるように。これから仕上げていきたいと思いますね」 神保克哉、ダニロ・ザノリニを下して4連勝!75kg級の新設&トーナメント開催を希望「自分は気合いで結果を残している。75kgに主役も揃ってきているし、トーナメント期待してます」 ©K-1  第8試合でダニロ・ザノリニと-75kg契約スーパーファイトを戦った神保克哉は、序盤からザノリニに軽快な動きで攻め込み、3Rに入って右のストレートでダウンを奪う。これが決め手となって3-0で判定勝利を飾り、4連勝とした。「昨日は本当はしっかりKOして、またアピールしたかったんですけど、ちょっと失敗っすね。また強くなって帰って来たいと思います」と一夜明けた感想を語った神保。昨年から-75kgの新階級設立を目指した戦いが続いており、派手な勝利でアピールしたいところだったが、KO出来なかったことを悔やんでいた。 ザノリニに関しては「あそこのジムの選手はみんな打たれ強いな、みたいな印象はありましたね」と戦ってみての印象を語ったが、その中で競り勝てたのも「気持ちは俺は誰にも負けないと思ってるんで、その気持ちが出たかなって思ってます」と気合いで乗り切ったことを告白していた。 納得のいく勝利ではなかったようだが、それでも神保は昨年から4連勝と結果を残し続けている。「自分は結果は残しているんで、そろそろタイトルが欲しいなと思ってるんで。ずっと勝ってるし、なんか欲しいっすね」と、やはりなんらかのご褒美が欲しい様子。「昨日他団体のチャンピオンが会場にいたみたいなんですけど、トーナメントとかやったら絶対盛り上がると思う。主役も揃ってきているし、俺は75kgでのトーナメントに期待します」と、-75kgの新階級でのトーナメント開催を希望する場面もあった。 最後に中村拓己プロデューサーに「新階級、よろしくお願いします」と改めてアピールした神保。「中村プロデューサーには言いたいことがあり過ぎて、ここじゃ言えないです」と、腹に一物ありそうな雰囲気を残して会見場を去っていったのだった。 神保克哉「昨日は本当はしっかりKOして、またアピールしたかったんですけど、ちょっと失敗っすね。また強くなって帰って来たいと思います。(率直に試合を振り返ってどんな感想?)あそこのジムの選手はみんな打たれ強いな、みたいな印象はありましたね。(もつれる試合だったが競り勝てた要因は?)気持ちは俺は誰にも負けないと思ってるんで、その気持ちが出たかなって思ってます。(KOは出来なかったが75kgの試合で4連勝、その結果については?)自分は結果は残しているんで、そろそろタイトルが欲しいなと思ってるんで。ずっと勝ってるし、なんか欲しいっすね。(松倉信太郎選手が来場していたが?)なんか他団体のチャンピオンが会場にいたみたいなんですけど、トーナメントとかやったら絶対盛り上がると思うんで、主役が揃ってきているし、俺は75kgでのトーナメントに期待します。(改めて中村プロデューサーにアピールしたいことは?)新階級、よろしくお願いします。中村プロデューサーには言いたいことがあり過ぎて、ここじゃ言えないです」 玖村修平、2022年はリベンジロードを突き進んで“玖村兄弟の日”を実現させる!「このまま今年は負けなしで連勝で駆け上がっていきたい。いつか大阪で“玖村兄弟の日”にできるを迎えたい」 ©K-1  第7試合で小澤海斗との接戦を制した玖村修平が一夜明けに登壇。判定までもつれた接戦に競り勝ったことで「自信がつきました」という修平だが「上のレベルに行くためにはもっと練習して成長しないといけない」と気を引き締める。 前回の才賀紀左衛門戦に続いてネームバリューのある相手に連勝し、自身が掲げる“リベンジロード”を一歩前進。「今年は負けなしで連勝で駆け上がっていきたい」とKrush王者・新美貴士とK-1王者・軍司泰斗らへのリベンジを目指すと話した。スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場した弟・将史は同大会で王座獲得はならなかったが「今年もK-1大阪大会があると思うんで、地元の大阪大会に一緒に出て“玖村兄弟の日”にできる日が来たらうれしい」と、気持ちを新たに兄弟揃った飛躍を誓った。 玖村修平「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。結果的に苦しい試合にはなってしまったんですけど、ああいう試合をなんとか勝ち切れて自信がつきました。だけどもっと上のレベルに行くためにはもっと練習して成長しないといけないと思ったのでもっと頑張ります。(小澤の印象)戦った感想もそうなんですけど、実は小澤選手とはプライベートで親交があって、僕たち兄弟にとって小澤兄弟は兄貴的な存在で。それはリングでは関係ないですけど、試合して普段から知っているとおり熱い男だなというか、熱い兄貴だなっていう印象で。その兄貴に胸を借りるつもりで今回全力でぶつかっていってやっぱり熱い男でした。(今回の試合で良かった点、悪かった点)良かった点は、最後3Rに盛り返されたところからまた盛り返して勝ち切れたっていうところが良かったんです。今のチャンピオンたちにリベンジしていくためには、もっと圧倒しないといけない試合だったのかなと思うので、悪かった点は接戦になってしまったところですかね。(連勝でフェザー級の中心になる気持ちは?)もっと圧倒して、倒して勝てばそれを胸張って言えたんですけど、まだまだそれを言える内容ではなかったので、また一戦一戦勝ち上がって。僕は今のKrushとK-1のチャンピオンに負けてるので、そこにリベンジしていくために、久しぶりに連勝ができたので、このまま今年は負けなしで連勝で駆け上がっていきたいと思っています。(リベンジに向けて)もちろん去年の12月の才賀選手との試合が終わってから、リベンジロードという言葉を口にさせてもらったんですけど、その時から気持ちは変わってないので、これからどんどん勝ち進んで行って、今年中にはリベンジできるように駆け上がっていきたいなって思ってます。(将史とはどんな会話をした?)落ち込んでるというよりは切り替わってて、まだタイミングじゃなかったのかなっていう。俺はまだベルトを巻くのは今じゃなかったんだなっていうプラスに切り替わってて。弟ですけどかっこいいなって思いましたね。(玖村兄弟の日にできなかったが改めて今年の目標?)彼は1回戦・準決勝、1Rで圧倒してKOしたので、そこで僕は判定になってしまって。今日は弟にに全部持って行かれるなと思ったんですけど、結果的に2人で、僕が勝って彼がチャンピオンになるっていうのができなかったので、今年もK-1大阪大会があると思うので地元大阪で一緒に出て、玖村兄弟の日にできる日が来たらいいなと思います」 篠原悠人、Krush王者・瓦田脩二に勝利して3連勝!「内容には納得できていませんが、少しずつ成長できていると思う」 ©K-1  第6試合で、第6代Krushライト級王者・瓦田脩二と対戦、判定勝利を収めた篠原悠人が会見に出席。昨日の試合を振り返った。篠原は、ガードを固めて前進する瓦田に、序盤からボディ打ちや右ストレートなどをテンポ良くヒットさせ、勝利を掴んだ。遠い距離からのワンツーや距離の支配能力など、篠原の良さが垣間見えた試合となった。 昨年は悔しい連敗も経験した篠原。「今回Krushチャンピオンの瓦田選手と試合やったんですけど、結果でしっかり残してアピールしていかないといけないと思っていた。Krushチャンピオンの瓦田選手に勝てたのは少し挽回出来た」と安堵の表情を見せる。変則的なタイミングで攻める瓦田に対して、多少のやりにくさを感じたというが、判定で差を付けての勝利。「KOしたくて内容で納得できてはいませんが、少しずつ成長できていると思う」と進化の実感もある。 試合では歌手の美川憲一さんがスペシャルラウンドスターとして登場した。美川さんと篠原は、何と誕生日が同日の5月15日。「試合に勝ってぜひ一緒に写真撮りたいと思っていて撮れて良かった。有名ですごい方なので、やっぱりいつも以上に反響はありました」と満足げだ。今後の目標については「昨日(K-1ライト級王者の)朝久泰央選手、負けてしまったんですけど、僕個人的には朝久選手が持っているベルトに挑戦したいと思っている。さっき会って(朝久と)喋ったんですけど、タイトルマッチではやり返してくれると言っていたので、それを信じて朝久選手の持っているベルトまで駆け上がりたいと思います」と宣言した。 篠原悠人「昨日応援してくださった方、ありがとうございました。去年から3連敗していて、そこから2連勝して、今回Krushチャンピオンの瓦田選手と試合やったんですけど。しっかり結果を残してアピールしていかないといけないと思っていました。そこでKrushチャンピオンの瓦田選手に勝てたのは少し挽回出来たかなと思います。結果としては良かったと思っています。(戦い方がやりづらい部分もあった?)試合前から瓦田選手の試合は見ていてやりづらそうなイメージはありました。長身でリズムも独特で、それも想定していましたが、やりづらさは試合でもありました。前に詰めてくるだろうなと思っていましたが、うまく捌けない部分もあってやりにくかったです。(3連勝という結果になったが)KOしたくて内容で納得できてはいませんが、少しずつ成長できていると思う。このまま試合をして、タイトルマッチまで駆け上がりたいと思っています。(美川憲一さんと共演した感想は?)美川さんと誕生日が一緒と知っていて、試合に勝ってぜひ一緒に写真撮りたいと思っていて撮れて良かったです(笑)。美川さんは有名で凄い方なので、やっぱりいつも以上に反響はありました。(今後の目標は)一歩ずつですが、少しずつ成長していると思うので、昨日朝久選手負けてしまったんですけど、僕個人的には朝久選手が持っているベルトに挑戦したいと思っています。さっき会って(朝久と)喋ったんですけど、タイトルマッチではやり返してくれると言っていたので、それを信じて朝久選手の持っているベルトまで駆け上がりたいと思います」 里見柚己、8連勝中の龍華に勝利も試合内容には反省の弁「判定までいっちゃって自分が情けない。気持ちを入れ替えて、すぐ練習しないといけないと思ってます」 ©K-1  里見はライト級スーパーファイトで8連勝中の龍華と激闘を展開。本戦では龍華がリードしていたものの、最終ラウンド終盤に里見がパンチ連打を浴びせてドローに持ち込み、延長でも終了間際の攻勢で2-1のスプリットデシジョンながら里見が勝利。K-1での初勝利を挙げた。 里見は「龍華選手、とても強くて」と対戦相手を讃え、競り勝てた要因は「本当にキツイ練習もしてきて、たくさんの人に支えて貰って、それが最後、背中を押してくれたかなって」と振り返った。しかし「気持ちを入れ替えて、すぐ練習しないと」と反省し、今後、インパクトを残すためには「最初からもっと突っ込まないといけない」という。今後の目標は「負けてる選手もやり返さないといけないし、外国人選手が入ってこられるようになったら外国人選手とも戦ってみたい」と語った。 里見柚己「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。試合前からすごい大きいことを言ってたんですけど、判定までいっちゃって、自分に情けないなって感じで。気持ち入れ替えて、すぐ練習しないといけないなって思いました。(延長までもつれる試合で競り勝てた要因は?)本当に龍華選手、とても強くて。まあ、今まで本当にキツい練習もしてきて、たくさんの人に支えて貰って。そこが最後、背中を押してくれたかなって感じです。(インパクトを残せなかったことについては)本当に最初からもっと突っ込まないといけなかったんですけど、それをさせてくれなかった龍華選手も本当にすごい強かったですし。試合には勝ったんですけど、あんまり勝った感じがしなかったんで。絶対に龍華選手とはもう1回やらないといけないなって思ってます。(今年の目標は?)負けている選手にはまたやり返さないといけないですし、外国人選手とか今年また入ってこられるようになったら、自分、ちょっと外国人選手とも戦ってみたい気持ちがすごいあるんで。どんどん勝って、口だけじゃなくてインパクトをしっかり次は残せるように、またしっかり仕上げていきます」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年3月1日 7時00分
  • 蝶野正洋 presents 防災謎解き

    開催時期 : 2022年3月プロレスラーの蝶野正洋さんは「AED救急救命」ならびに「地域防災」の啓発活動に力を入れており、「AED大使」や「消防応援団」を務めています。GAORAでも蝶野さんや消防団とともに防災啓発イベントに関わることになったことをきっかけに、「防災」を切り口とした謎解きを制作しました。防災イベントの参加者に配布したり、防災関連施設への設置により、防災減災の意識向上に寄与しています。

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     2022年3月1日 2時09分
  • [書籍紹介]極私的プロ野球偏愛論/野球通・ナイツ 塙 宣之 著

    1人のお笑い芸人を形成した異なる2つの世界の魔訶不思議な関係性とは?野球とお笑いを巧みに融合させた、これぞ塙ワールドの真骨頂とも言える画期的な野球本がここに誕生!・第一章 塙の「極私的ジャイアンツ論」・第二章 野球と漫才のしあわせな関係・第三章 僕と野球と、漫才と・第四章「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!・第五章 野球好き芸人対談・書き下ろし野球漫才ネタ・塙 宣之が完全監修!漫才協会所属「おもしろ芸人選手名鑑」 タイトル:野球と漫才のしあわせな関係著者 :塙 宣之 著芸人。1978 年3月27日、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001 年にお笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。08 年から3 年連続でM-1 グランプリ決勝進出。THEMANZAI2011 準優勝、漫才新人大賞、第68 回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞など受賞多数。出版社:ベースボール・マガジン社書店発売日:2021/12/4定価:1,760円(本体1,600円+税) 極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 ナイツ(塙宣之/著 長谷川晶一/話し相手) | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社

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    GAORA文庫 2022年2月28日 13時00分
  • 2021年度JTPAニュージェネレーションテニス・ジュニアスカウトキャラバン

    2021年度JTPAニュージェネレーションテニス・ジュニアスカウトキャラバンが2月26日・27日の二日間にわたり、北九州市・穴生ドームにて開催された。今年でなんと24回目を迎えるこの大会は、全国各地の予選会を勝ち抜いた約90名の年長から小学6年生までの子供たちが参加。このイベントではテニスだけでなく、50m走やボール投げ、両足飛びなど身体能力を測定し、その成績上位者が表彰される。そしてその成績上位者には、なんと米国・フロリダでの「IMGアカデミー研修プログラム」に参加する権利が得られるという。こちらも前日まで行われたトーナメント同様に世界へ繋がるイベントだ。大会二日目には公益財団法人日本プロテニス協会副会長を務める杉山愛さんが登場、トークショーとエキシビションマッチの解説で子供たちを楽しませてくれた。そのエキシビションマッチのコートに立つのは、写真右から本村剛一プロ、杉山愛副会長をはさんで吉田友佳プロ、中野佑美プロ、茶園鉄也プロと豪華なメンバー。ミックスダブルスで行われた試合に子供たちの目もくぎ付け。そしてその試合の後にはお待ちかねのレッスンタイム。子供たちもコートに降りてプロからレッスンを受るという、夢のような体験だ。選ばれた精鋭の中から優勝し、そして「IMGアカデミー研修プログラム」の権利を得るのは?この大会の模様は、CS放送GAORA SPORTSで「JPTAニュージェネレーションテニス 石黒杯 ~輝け!期待の星~」3月28日(月)24:00~放送!

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    M.Yama. 2022年2月27日 8時58分
  • 2/20放送「開幕直前!インディカー・シリーズ2022」収録現場にオートスポーツwebが潜入!

    2月20日(日)よる11時から放送の「開幕直前!インディカー・シリーズ2022」。番組ではインディカーの2021シーズン各レースの模様や年間表彰式の模様をダイジェストで放送。さらに2月に行われたテスト走行の最新映像をお届けするとともに佐藤琢磨選手の独占インタビューなど、盛りだくさんの内容でお送りしました。スタジオには実況MCの村田晴郎さんにお越しいただき、モータースポーツジャーナリストの天野雅彦さん、そして、元インディカードライバーで、現在はアレックス・パロウのマネージャーを務めるロジャー安川さんにはアメリカからスカイプを通じて出演。放送当日の収録ということもあり、生放送さながらの緊張感の中行われましたが、そこは百戦錬磨のお三方、思わぬ裏話も飛び出しながら、非常に中身の濃い1時間となりました。 まるで生放送かのような緊張感! 佐藤琢磨選手の独占インタビューも!! そして今回の収録には、モータースポーツ総合サイト「オートスポーツweb」さんにも来ていただき、番組収録の模様を取材していただきました!ある時はカメラを構え、またある時はスタッフに話を聞き、収録開始前の打ち合わせから終了後まで、限られた時間の中あちこち動いていただきました!ありがとうございました!! 入り組んだスタジオの中で村田さんの写真撮影 今回取材していただいた模様はオートスポーツwebさんに掲載されていますので、こちらもぜひご覧ください。 オートスポーツweb「インディカー開幕直前、GAORA SPORTSの特番収録に密着潜入。制作陣の放送ノウハウと今季の注目点」 いよいよインディカー・シリーズ2022シーズンがまもなく開幕!GAORA SPORTSでは今シーズンも全17レースを生中継中心にお届けします!開幕戦「セントピーターズバーグ・グランプリ」は2月27日(日)深夜2時から生中継! GAORA SPORTS「インディカー・シリーズ2022」番組ページ さらに!開幕戦の生中継に先がけて、2月27日(日)午後6時からGAORA SPORTS公式YouTubeチャンネルで「インディカー2022開幕直前スペシャル座談会」のライブ配信が決定!まさに直前に迫った開幕戦、そしてシーズンの展望を占いながら、配信をご覧の皆さまからの質問にもその場で答えていただきます!こちらもお見逃しなく! インディカー2022開幕直前スペシャル座談会

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    Kos.ASD 2022年2月23日 12時20分
  • 「Krush.134」2.20(日)後楽園 一夜明け会見レポート

    寧仁太・アリ、Krushウェルター級の絶対王者を目指す!「Krushのベルトの価値をあげて、敵がいないようなチャンピオンになりたい」 ©K-1  2月21日(月)、都内・GSPメディアセンターにて、昨日開催された「Krush.134」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。 ダブルメインイベントの第2試合で、松岡力の保持するKrushウェルター級王座に挑んだ寧仁太・アリは、序盤から一進一退の攻防を展開し、3Rを終わって1-1のドロー判定。延長戦でも際どい勝負となったが、最後まで戦い抜いて3-0で判定勝利。タイトル初挑戦で見事にKrushウェルター級王座の奪取に成功した。 寧仁太は2019年にデビューしたばかりで今回が8戦目というキャリアながらの初戴冠。昨年9月のK-1横浜アリーナ大会ではK-1ウェルター級王座決定トーナメントに出場し、準決勝で野杁正明に敗れてプロ初黒星を喫したばかりだったが、負けを引きずることなく一気にKrushの頂点に登り詰めた。 寧仁太が所属するK-1ジム総本部は、ここ半年の間に瓦田修二がKrushライト級王座、璃明武がKrushスーパー・バンタム級王座、軍司泰斗がK-1フェザー級王座を立て続けに獲得している。「絶対僕も続かないとっていう気持ちで戦っていました」と、先輩たちの活躍が松岡とのタフな接戦を戦い抜くエネルギーになっていた。 また、試合中に松岡はアゴを骨折していたようだが、寧仁太は全く気づかなかったという。「本当に気持ちが強くて勉強になったというか、そういう選手として試合が出来て、それに勝ったというのはまた自信にもなったなっていうふうに思います」と、強敵を乗り越えての王座戴冠だったことに胸を張る。 しかし、ベルトを獲ったからと言って満足しているわけではない。「まずは結果を出せて良かったと思うんですけどチャンピオンになったんで、これからは内容にもしっかりこだわって、練習からそういう姿勢を見せていきたいと思います」と、ベルトと共にさらなる高みを目指す。 目指すはKrushの絶対王者だ。ここ最近のKrushウェルター級王者は山際和希、加藤虎於奈、そして前王者の松岡と初防衛戦でベルトを落としている。しかし、寧仁太は「Krushの防衛を絶対王者みたいな感じで、敵がいないようなチャンピオンになりたいですね」と防衛を重ねていくことを宣言。 そして、当然「K-1のベルトも獲りに行きたいですし」と、9月に野杁に敗れて奪取することが出来なかったK-1ウェルター級王座にも色気ありだ。 寧仁太・アリ「昨日はたくさんの応援、本当にありがとうございました。試合中、本当に厳しい場面があったんですけど、皆さんの応援と総本部の(梶原)龍児さんとか、みんなチャンピオンを獲ってるんで、僕も絶対続きたいと思って頑張れたので、結果を出せて良かったと思っています。(ベルトと共に一夜過ごした心境は?)家に持って帰って、家族が凄く喜んでくれて、たくさんメッセージとかをいただいて、チャンピオンになったんだなっていう実感が夜は湧きました。(延長にもつれ込む接戦になったがどんな気持ちで戦っていた?)総本部、3本ベルトがここ半年来ているんで、絶対僕も続かないとっていう気持ちで戦っていました。(勝てた要因は?)試合中は練習でやっていたことが勝手に出た感じで、何かを考える余裕はなかったんですけど、一緒に練習している仲間たちとやってきたことが試合で自然に出せたっていうのが、一番勝てた要因かなと思います。(今後のチャンピオンとしての目標は?)Krushのウェルター級のチャンピオンで防衛っていうのがなかなか出来てないので、自分はしっかりKrushの防衛戦とか、K-1のベルトも獲りに行きたいですし、6月に大きな大会があると思うのでKrushの代表として、もし自分が選ばれたらそこでも結果を出したいと思っています。(1Rから2R中盤まで二人ともかなり慎重だったが、どのような心境で戦っていた?)やっぱり松岡選手は技術が凄いあるファイターで、最近は打ち合いとかも強くなっていたので、僕的にはいつ来るかと思って待ってた部分があって。それと技術があるので自分から行ってテクニックで倒されてしまったらもったいないというところで、お互いに一瞬の隙きを狙ってああいう展開になったと思います。(松岡がアゴを折られたということだが、自分での手応えや向こうにそれを感じた?)そういうのは全く分からなかったので、本当に気持ちが強くて勉強になったというか、そういう選手として試合が出来て、それに勝ったというのはまた自信にもなったなっていうふうに思います。(試合を映像で振り返って、客観的に見てどんな感想?)本当にどっちが勝ってもおかしくない試合だったなというのが正直な感想で、延長行ってパンチ1発ぐらい当てて、それが結果に繋がったと思います。まずは結果を出せて良かったと思うんですけど、チャンピオンになったんでこれからは内容にもしっかりこだわって、練習からそういう姿勢を見せていきたいと思います。(チャンピオンになってかけてもらって一番嬉しかった言葉は?)おめでとうとしか言われてないんですけど(笑)、みんなに喜んでもらえて本当に嬉しいですね。K-1チャンピオンになったらもっといろんな人が喜んでくれると思うんで、そこまで絶対に辿り着きたいです。(ご家族からの祝福は?)今日の朝はお父さんがガーナの人たちと電話してて、ベルトをみんなに見せていたんですけど、そういう周りの人とかもっと世界中の僕のことを知っている人が喜んでくれているのは凄く嬉しいですね。(いずれはK-1ガーナ大会をやりたい?)まあガーナじゃなくてもいいと思うんですけど、外国とかで出来たら凄い面白いかなと思いますね。(これからどんなチャンピオンになっていきたい?)さっき言ったKrushの防衛を絶対王者みたいな感じで、敵がいないようなチャンピオンになりたいですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当に熱い応援ありがとうございます。これからもっともっとベルトの価値を上げて、K-1のベルトも獲れるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」 菅原美優、女子アトム級王座防衛でK-1アトム級創設の先頭に立つことを宣言!「KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で創っていく」 ©K-1  ダブルメインイベントの第1試合で、自身が保持するKrush女子アトム級王座の2度目の防衛戦を、優を挑戦者に迎えて戦った菅原美優は上達したパンチや前蹴り、カーフキックなどを効果的に決めて3Rを戦い抜き、3-0で判定勝利。見事に2度目の王座防衛に成功した。 しかし、本人は「最低限勝つということはクリア出来たんですけど、反省点がたくさん残る試合だったのでまた頑張ります」と試合内容には不満顔。「シンプルに練習してきたことが半分も出なかったというか、なんか久しぶりに上がっちゃったというか、向こうは女性のセコンドで向こうの声を気をつけていたんですよ。自分の耳に入るのが嫌だなと思って。で、声の通る(松本)日向くんをセコンドに入れたんですけど、どっちの声も聞こえなくて頭が真っ白になってしまって(苦笑)」と、様々な要因が絡んで自分が思っていたような試合にはならなかったようだ。 評価を上げたパンチに関しても、「1発入れて、入ったと思って満足しちゃって繋げられなくて練習不足だなと思ったんで、そこから繋げられるようにさらに練習しないとなっていう感じですね」と倒しきれなかったことを反省点として上げていた。それでも勝てたのは「引き出しは増やしてたというか技も出来ることは増やしてたし、こう来たらこうしようというのはやってたんで、最低限の対処は出来たかなっていう」と、やはり日頃の練習の成果が出たからのようだ。 今後の目標はKrush女子アトム級王者として、K-1にもその階級のベルトを作ってもらうこと。「昨年MIOさんと試合している時からK-1に階級をしっかり作ってもらうことを目標にやっているので、そこを第1目標に自分を筆頭にみんなで頑張れたらなと思っています」と、選手も増えてきた女子アトム級を自身が牽引することを宣言。 これまでは同じジムの先輩であるKANAがK-1の女子の活躍の場を開拓してきた。「私がその後じゃないですけど、KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で作っていけるように、実力からちゃんとやっていきたいなと思っています」と、ベルトの防衛に満足することなく、K-1女子を引っ張る存在に駆け上がることを目指す。菅原美優「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。最低限勝つということはクリア出来たんですけど、反省点がたくさん残る試合だったのでまた頑張ります。(どういう部分が反省点?)シンプルに練習してきたことが半分も出なかったというか、なんか久しぶりに上がっちゃったというか、向こうは女性のセコンドで向こうの声を気をつけていたんですよ。自分の耳に入るのが嫌だなと思って。で、声の通る(松本)日向くんをセコンドに入れたんですけど、どっちの声も聞こえなくて頭が真っ白になってしまって(苦笑)、そういうところが。ちょっと一からやり直します。(良かった点は?)引き出しは増やしてたというか技も出来ることは増やしてたし、こう来たらこうしようというのはやってたんで、最低限の対処は出来たかなっていう。ただ、対処は出来たけど倒しに繋げることは出来なかったなっていうところですね。(ベルトがまた自分の手元に戻ってきたことについては?)ホッとしてます。(今後の目標は?)昨年MIOさんと試合している時からK-1に階級をしっかり作ってもらうことを目標にやっているので、そこを第1目標に自分を筆頭にみんなで頑張れたらなと思っています。(理想としていた戦いはどういう戦い方?)前回、やっと自分の一番いい距離を覚えて、前にMIOさんに負けた時はその距離の駆け引きが上手く出来なくて、自分の感覚を掴んでそこをちょっと出来るようになって。そこを今回は上手く使うはずだったのが出来ず、相手に合わせてしまったなというのがあったので、その距離感だったりとかペースを握れたらなという反省はあります。(パンチがだいぶレベルアップしたように見えたが?)もちろん練習してて狙ってたんですけど、1発入れて入ったと思って満足しちゃって繋げられなくて練習不足だなと思ったんで、そこから繋げられるようにさらに練習しないとなっていう感じですね。(前回優と戦った時と比べて顔がきれいだが、思ったことは?)なんか普通な顔してんなと思いましたね(笑)。(K-1に女子アトム級を作ってもらうためにはどう活動したい?)今までKANAさんがK-1女子の道を作ってきたので、私がその後じゃないですけど、KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で作っていけるように、実力からちゃんとやっていきたいなと思っています。(冬季五輪を見てたと思うが刺激を受けたことは?)スポーツが凄い好きなのでオリンピックを見るんですけど、今年の冬のオリンピックは大舞台で結果もそうですけどチャンレンジする姿が凄く目立って、大舞台で自分を守りに行かず攻めて挑戦する姿はカッコいいなと思って、凄い刺激をもらって自分も守りに行かず、しっかり勝ちに行こうと思って、そういう部分では試合前に凄くいい刺激をもらいました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。次はもっと成長した姿を見されるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」 松谷綺、Krush2連勝で無敗記録を更新!「10代のうちにベルトを獲る。タイトルに絡んでいく試合をしたい」 ©K-1 第8試合に出場した松谷綺は豊嶋里美とKrush女子アトム級ワンマッチを戦った。これがKrushでは2戦目の松谷は、多彩な攻めを見せて豊嶋に思うような試合をさせず。3-0で判定勝利を飾った。 これでKrushでは2連勝、全戦績でも7戦して5勝2分と無敗記録を更新した松谷だが、「インパクトを全然残せなくて凄く悔しい気持ちが残った試合になってしまいました」と悔しい表情を見せる。「豊嶋選手が距離を詰めると言ってて、本当はそれをさせないつもりだったんですけど、思っている以上に圧力とかもあったしパンチ力もあって、それでちょっと飲まれちゃったなというのが悪い点」と、自分の思った通りの展開にならなかったことを反省点として上げていた。「連勝出来たことは嬉しいんですけど、前回よりもちょっとレベルが下がったような気がしているので、自分の中で。ちょっと悔しいです」と、勝利に全く浮かれている様子もなかった。 現在18歳の松谷は現役の高校3年生。高校生のうちにチャンピオンになるという目標を持っていたが、卒業を間近に控えタイミング的には難しくなってきた。4月からは大学に進学。「高校の時よりも凄い大変になると思うんですけど、今まで通り学校終わってすぐ練習してっていう感じになるので、しっかり両立させてどっちも落ちないようにしたいと思っています」と、キャンパスライフと格闘技の両立に挑む。 そして、「大学生というか10代のうちにベルトを獲れたらなと思います」と、目標を切り替えて10代の間に王座戴冠を目指す。この日は松谷の試合の後に菅原美優と優の女子アトム級のタイトルマッチも行なわれた。「自分の試合のすぐ後だったんでしっかり見れてないんですけど、プレッシャーとかもある中で勝てるのは凄いし、自分もタイトルに絡んだ試合をしたいなって思いました」と、早い段階でのタイトル挑戦にも意欲的だ。 課題はパワーをつけること。本来はアトム級では小柄な松谷は「アトムでやっていくには自分がパワーつけていくしかないんで、練習でも押し負けないようにするとか、もうちょっと変えてというか、力を入れていきたいと思っています」とさらにパワーに磨きをかけ、10代王者という目標に挑む。松谷綺「たくさんの応援ありがとうございました。ただインパクトを全然残せなくて凄く悔しい気持ちが残った試合になってしまいました。(試合を振り返って、どんな点が良くて、どんな点が悪かった?)豊嶋選手が距離を詰めると言ってて、本当はそれをさせないつもりだったんですけど、思っている以上に圧力とかもあったしパンチ力もあって、それでちょっと飲まれちゃったなというのが悪い点です。最初はちょっと焦ったんですけど、そっからゼッタイ負けちゃダメだっていう気持ちで行けたのと、練習してたことはミドルとか三日月とかやっている時にお腹が効いてるなって思った時があったんですけど、それは良かったなって思っています。(Krushで2連勝したことについては?)連勝出来たことは嬉しいんですけど、前回よりもちょっとレベルが下がったような気がしているので、自分の中で。ちょっと悔しいです。(同じ階級のタイトルマッチがあったがそれについては?)自分の試合のすぐ後だったんでしっかり見れてないんですけど、プレッシャーとかもある中で勝てるのは凄いし、自分もタイトルに絡んだ試合をしたいなって思いました。(今後の目標は?)とりあえず今回ダメだったことをちゃんと練習して、次、早くにベルトを懸けた試合をしたいなと思っています。(事前の煽りVで大学進学が決まったということで、どう環境が変わって、どう格闘技と両立する?)高校の時よりも凄い大変になると思うんですけど、今まで通り学校終わってすぐ練習してっていう感じになるので、しっかり両立させてどっちも落ちないようにしたいと思っています。(高校生のうちにチャンピオンになるという目標が難しくなってきたが?)本当は高校生の時に獲りたかったんですけど期間的に無理なので、大学生というか10代のうちにベルトを獲れたらなと思います。(アトム級で戦う上でのパワー差をどう克服していこうと思っている?)昨日の試合が終わって功也会長にも言われたんですけど、パワーで負けてる部分があって。でも、アトムでやっていくには自分がパワーつけていくしかないんで、練習でも押し負けないようにするとか、もうちょっと変えてというか、力を入れていきたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。つまらない試合をしちゃったと思うんですけど、次はもっとレベルを上げて、会場全体が盛り上がる試合をしたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」 佑典、林勇汰をKOして連敗脱出!狙うはKrushフェザー級のベルト「いつチャンピオンと当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じです」 ©K-1 第6試合で林勇汰とKrushフェザー級ワンマッチで対戦した佑典は1Rに右フックを決めてダウンを奪取。2Rもローキックで林の動きを止めると、右フックを炸裂させて、2R1分26秒で見事なKO勝利を飾ってみせた。 昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦している佑典は、初戦の枡本翔也には勝利したものの、その後は横山朋哉と斗麗に連敗を喫していた。しかし、今回のKO勝利で連敗も脱出。「いやあめっちゃ嬉しいですね。負けが続いて3連敗はさすがにないなと思ってたんで」と喜びもひとしおのようだ。 今回の試合は「一昨日の計量の時にも今回は勝てるはっていう確信があったんで、自信はありましたね、昨日は」と確信めいたものがあったという。また、「チームの作戦が上手くいって、今までで一番チーム力の大切さが分かった試合だというふうに感じました」とチームで作り上げた作戦が上手くハマった一戦でもあった。「林選手がジリジリ前に来るタイプなんで、それに詰められずしっかり回るというか、サウスポーに対して右に右に取ってくるタイプやったんで、それを変に取り返すよりもそのまま左に回っていくっていう感じで、いい距離を保ちながらこっちの攻撃を当てるという作戦ですね」とその作戦を明かしたが、佑典がそれを見事に遂行したことで勝利を呼び込んだ。 試合後にもアピールしていたが、目標はKrushのベルト。現在Krushフェザー級王者の新美貴士については「K-1出る前からいつかK-1 JAPAN GROUPに出たらやるかなと思っていた選手なんで、その選手がチャンピオンになった」と、以前から標的にしていたという。「でも、僕自身は全く負ける気はしないですし、いつ当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じですね」と、自信たっぷりに挑戦状を叩きつけていた。 佑典「昨日を振り返っては、チームの作戦が上手くいって、今までで一番チーム力の大切さが分かった試合だというふうに感じました。(パンチのカウンターが見事だったが自分としては?)見事でしたね。(どんな作戦や戦略を練っていた?)林選手がジリジリ前に来るタイプなんで、それに詰められずしっかり回るというか、サウスポーに対して(林は)右に右に取ってくるタイプやったんで、それを変に取り返すよりもそのまま左に回っていくっていう感じで、いい距離を保ちながらこっちの攻撃を当てるという作戦ですね。(連敗を脱出した心境は?)いやあ、めっちゃ嬉しいですね。負けが続いて3連敗はさすがにないなと思ってたんで。でも、一昨日の計量の時にも今回は勝てるはっていう確信があったんで自信はありましたね、昨日は。(試合後にはベルトもアピールしていたが?)格闘家でやっている以上ベルトは欲しいんで。後は新美(貴士)チャンプは、K-1出る前からいつかK-1 JAPAN GROUPに出たらやるかなと思っていた選手なんで、その選手がチャンピオンになってて。でも、僕自身は全く負ける気はしないですし、いつ当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。今年の僕に注目お願いします。ありがとうございました」 鈴木翔也、約8年ぶりのKrushで大逆転勝利!「今まで一度も勝負を投げたことはない。最悪6回倒されても、最後に倒せばいいと思ってやっている」 ©K-1  第5試合ではKrushライト級ワンマッチで鈴木翔也が弘輝と対戦。鈴木は1Rから弘輝の左ストレートで2度のダウンを奪われ、2Rも左フックを食らい3度目のダウンを喫してしまう。もはや倒されるのも時間の問題と思われたが、その直後の攻防で弘輝の左ストレートをかわすと右ストレートで一閃。この一撃で弘輝をKOし、2R0分41秒で大逆転勝利を飾った。 試合中に3度のダウンを喫しながらの大逆転勝利でインパクトを残した鈴木だが、「いつも出ている団体ではだいたい5Rでやってるんですけど、僕、3Rまで倒されたり途中までは負けてるので巻き返す試合が多いのでいつも通りというか、今回は3Rでそれを逆転で返すということを考えていただけですね」と、自分にとっては当たり前の展開だったと告白。「ちゃんと起きれば1Rに2回までは起きれるので、最悪6回倒れても最後に倒せばいいかなって考えてやってました」と、腹を括った戦いぶりが大逆転勝利を呼び込んだようだ。 鈴木がKrushに参戦するのは2013年の12月以来、およそ8年ぶり。だが、これがKrush3戦目にしての初勝利。「僕は相手陣営の声も聞くので、ダウン後に『あんまり行くな。落ち着いて技出せ』って声がかかってたと思うんですけど、それでも僕をクラッシュしに来てくれた弘輝選手あってこそのKOだったので、僕は参戦後初勝利なので凄い嬉しかったです」と喜びも大きい。 今回はKrushライト級王座決定トーナメントにも出場している弘輝からの勝利だが、「僕は皆さんよりスキルも低いと思っているし、このルールに関しては全然ペーペーだと思っているので、格上の人と誰でも。名前を上げるために来ているのでやっていきたいなと思っています」と、今後はトップ戦線にいる選手たちに立ち向かっていくことを宣言。「しっかりしたパンチで倒されない限り、途中で勝負を投げた試合は過去45戦でない」と豪語する34歳のベテランが、Krushライト級戦線に旋風を巻き起こすか?鈴木翔也「公開計量の時に勝ってこの会見に出られるか、負けて全部失って指くわえて動画を見るかって、ずっと考えていたので無事勝てて良かったです。(大逆転勝ちだったが、どんな心境で戦っていた?)いや、弘輝選手、強かったです。凄い倒れるから、僕が(笑)。凄い倒れるのでヤバいなと思ったんですけど、いつも出ている団体でも僕、だいたい5Rでやってるんですけど、3Rまで倒されたり途中までは負けてるので、巻き返す試合が多いので、いつも通りというか、今回は3Rでそれを逆転で返すということを考えていただけですね。ネットとかにも書いたんですけど、ちゃんと起きれば1Rに2回までは起きれるので、最悪6回倒れても最後に倒せばいいかなって考えてやってました。(最後の右はずっと練習していた?)あれはミットでずっとやっているコンビネーションなので。結構メジャーなコンビネーションというかカウンターの練習なので、どのジムの皆さんもやっていると思うんですけど、それがたまたま無意識に出て。倒すパターン、必殺パターンは3つぐらいしかなかったので、あれが無意識に出て良かったなっていう感じですね。(久々のKrushでインパクトを残せたことについては?)僕は相手陣営の声も聞くので、ダウン後に『あんまり行くな。落ち着いて技出せ』って声がかかってたと思うんですけど、それでも僕をクラッシュしに来てくれた弘輝選手あってこそのKOだったので、僕は参戦後初勝利なので凄い嬉しかったです。結構反響も、皆さんからお声をいただいたので嬉しかったです。(これからはどんな相手とやりたい?)前日会見で言った通り、僕は皆さんよりスキルも低いと思っているし、このルールに関しては全然ペーペーだと思っているので、格上の人と誰でも。名前を上げるために来ているのでやっていきたいなと思っています。(3度ダウンを奪われたにしてはマイクがしっかりしていたが、ダメージはどうだった?)これはセコンドが涙目になってたんですけど(笑)。なんですかね? 倒れても足に来ないタイプというか、割とちゃんと立てるタイプなので。幸いというか、まあ3回倒れなきゃそういう舞台だと思ってますんで、結果的に倒せばいいと考えてました。(それは精神力?)精神力? う~ん。でも、『いつも何が武器ですか?』って聞かれたら、『気合いです』としか言ってないので。別にパンチ力やキック力がそんなに凄い際立って高いわけではないので。でも、コツコツやって来たものが出て良かったなっていう気持ちですね。(次からやる選手は何回ダウンを獲っても鈴木は立ち上がってくると警戒してくると思うが、そのへんはどう思う?)逆転タイプって最初に思われてしまうのが一番ネックですよね。だから、まあしっかりしたパンチで倒されない限り、途中で勝負を投げた試合は過去45戦で一度もないので。結構グローブもしっかり効くタイプのグローブだったので、倒されても結果的に3分3Rで倒して今後の試合もやっていきたいなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)会見で言った通り、結構ベストバウトに近い内容で興行に出られたんじゃないかと思っているので、次またいい話があれば、いい仕事が出来るように頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」 安川侑己、Krush愛で2連勝!憧れのベルトを目指す!「僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったから。このKrushのベルトは何がなんでも欲しい」 ©K-1  第4試合ではKrushスーパー・フェザー級ワンマッチで安川侑己が目黒翔大と対戦。前に出続けた安川が2-1の判定で目黒を下した。 昨年からKrushに参戦している安川はこの試合が2戦目で2連勝という好成績。「昨日は対戦相手の目黒選手が凄く強いし巧くて、思ったより苦戦して凄いギリギリだったんですけど、とりあえず勝てて今はホッとしています」と一夜明けた心境を語った。「昨日の試合では僕の良さはあまり出てなかったと思うんですけど、最後まで諦めずに戦い抜いたのが良かったのかなって思います」と勝因について語ったが、「昨日気づいたんですけど、正直サウスポーは苦手なのかなというところもあったし、なのでサウスポー対策をもっとしっかりして次に繋げていきたいなと思います」と今後の課題も見つかった試合だった。「僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったからなんで、このKrushのベルトは何がなんでも欲しい」と、Krush王座に目標を定めている安川。「今のままじゃ実力がちょっと足りないので、もっともっと練習して経験積んで、タイトルに食い込んでいけるように頑張ります」と、実力に磨きをかけてのトップ戦線への参入を表明した。「僕はKOが少なくて、見に来てくれる人が疲れるような試合をしてしまうんですけど、その分、熱く刺激的な試合をするんで、これからも応援よろしくお願いします」と、熱く粘り強いファイトでタイトル戦線に殴り込みをかける。安川侑己「昨日は対戦相手の目黒選手が凄く強いし巧くて、思ったより苦戦して凄いギリギリだったんですけど、とりあえず勝てて今はホッとしています。(試合を振り返ってみて良かった点は?)特に昨日の試合では僕の良さはあまり出てなかったと思うんですけど、最後まで諦めずに戦い抜いたのが良かったのかなって思います。(今後修正していこうと思う箇所は?)昨日気づいたんですけど、正直サウスポーは苦手なのかなというところもあったし、なのでサウスポー対策をもっとしっかりして次に繋げていきたいなと思います。(今後の目標は?)僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったからなんで、このKrushのベルトは何がなんでも欲しいし、でも今のままじゃ実力がちょっと足りないので、もっともっと練習して経験積んで、タイトルに食い込んでいけるように頑張ります。(Krushを見たきっかけは?)初めて入ったジムで練習していて、Krushの試合をYouTubeで何回か見たりしてカッコいいなと思って、僕も出たいなと思っていました。その時からKrushのベルトは欲しいって目標にしていたので、昨日Krush2戦目に出場させていただいて、1戦の時も言ったんですけど、凄い夢みたいな感じだなって。本当に2回も出させていただいて、2回とも勝てて本当に嬉しいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当に応援ありがとうございました。僕はKOが少なくて、見に来てくれる人が疲れるような試合をしてしまうんですけど、その分、熱く刺激的な試合をするんで、これからも応援よろしくお願いします」 塚本拓真が“ヘタツヨ”スタイルに開眼!「自分は不器用でセンスがなくて下手。でも“ヘタツヨ”を目指すようになったことが強さにつながった」 ©K-1  第3試合では塚本拓真と小林孝彦がKrushスーパー・ライト級ワンマッチで対戦。ボクシングがベースの小林に対して塚本は、ヒザ蹴りやミドルキックによるボディへの攻撃を主体に攻め込む。2Rに小林のラッシュをしのぐとヒザ蹴りの連打でスタンディングダウンを奪うと、3Rにも同様の攻めで再びスタンディングダウンを奪う。さらにミドルキックで追撃するとレフェリーが試合をストップし、3R1分40秒でTKO勝利を飾った。 2019年の7月から2021年の6月までの2年で3連敗を喫していた塚本だが、昨年11月「Krush.131」で川島康佑を破って連敗脱出。今回の勝利で2連勝と巻き返しを開始した。「今まで自分は本当に不器用でセンスがなくて下手くそなタイプなんですけど、先輩とか強い人の真似して器用に戦おうとしてて、それを最近の練習で不器用なまま戦おう、“ヘタツヨ”を目指そうみたいなことを意識し出したら気持ちも楽になって。“ヘタツヨ”を目指そうが気持ちの変化にもなって、自分の強さにもちょっとなってきたなと感じます」と、意識の変化が塚本に勝利をもたらした。 今回はボクシング出身の小林を迎え撃ったが、塚本が今後戦っていきたいのはトップクラスの選手。「今Krushの本戦で戦っている格上の選手とかとドンドン試合して勝っていかないと知名度もつかないし、自分の実力の証明にもならないので、そういう試合をしっかり組んでもらって勝っていきたいです」と今後の目標を語った。 3連敗中は地獄のような想いをしていたという塚本。「自分だけじゃなくて応援してくれている人とかセコンドに就いてくれる人とか一緒に戦ってくれる人、みんな落ち込んで自分と同じような気持ちになってくれてて、自分もそんな想いをしたくないし、そんな想いをさせたくないんで、こっから勝ちまくるんで変わらず皆さん応援よろしくお願いします」。開眼した“ヘタツヨ”のファイトスタイルで、地獄の底からの逆襲を誓う。塚本拓真「昨日は皆さんがこのような時期でも変わらずいつも応援していただき会場にまで来ていただいて本当に力をもらっています。ありがとうございました。(KO勝ちした時の心境は?)アドレナリン爆発で、嬉しかったとか、溜まってたもんがバーって出た感じですね。(連敗脱出してからの連勝。何が変わった?)一番自分の中で変わったのも、今まで自分は本当に不器用でセンスなくて下手くそなタイプなんですけど、先輩とか強い人の真似して器用に戦おうとして、それを最近の練習で不器用なまま戦おう、“ヘタツヨ”を目指そうみたいなことを意識し出したら気持ちも楽になって。 今回の試合も2カ月前ぐらいに決まっていたんですけど、最初の1カ月はずっとスパーリングとかも上手くハマってなくて、その残りの1カ月で“ヘタツヨ”を目指そうが気持ちの変化にもなって、自分の強さにもちょっとなってきたなと感じます。(これからどういう相手と戦っていきたい?)試合後のインタビューでもマイクでも言ったんですけど、格上の選手・昨日みたいなボクサーの選手を迎え撃つとか、Krush-EXから来た人を迎え撃つとかよりも、今Krushの本戦で戦っている格上の選手とかとドンドン試合して勝っていかないと知名度もつかないし、自分の実力の証明にもならないので、そういう試合をしっかり組んでもらって勝っていきたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)何回も自分が話す機会で言っちゃってるんですけど、3連敗で地獄のような想いで、自分だけじゃなくて応援してくれている人とかセコンドに就いてくれる人とか一緒に戦ってくれる人、みんな落ち込んで自分と同じような気持ちになってくれてて、自分もそんな想いをしたくないし、そんな想いをさせたくないんで、こっから勝ちまくるんで変わらず皆さん応援よろしくお願いします」 紗依茄、対戦相手変更も鮮やかな足技で勝利!「必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになります!」 ©K-1 第2試合では紗依茄がKrush女子アトム級ワンマッチで谷田美穂と対戦。1Rの開始早々右ハイキックを炸裂させてダウンを奪うと、その後も蹴りを駆使して谷田を翻弄。3-0で判定勝利を飾った。 紗依茄は弱冠17歳の高校2年生。昨年プロデビューし、今回が4戦目にして初めてのKrush本戦登場だったが、ここまで3勝1敗という成績を残している。本来はMIOが今大会での対戦相手だったが、病気のために欠場。11日前に谷田に対戦相手が変更になった。「11日前に相手が変わっちゃって、対策とかもしづらい部分がたくさんあったんですけど、代表とかジムの先輩みんなでやってきたことなんで、勝てたことはホッとしていますね」と、急な対戦相手の変更というアクシデントもチームで乗り越えた。最初にダウンを奪ったハイキックも「相手が変わった時に代表と対策してたことが最初に出たので狙ってましたね」も狙い通りだったとのことだ。 今後は「昨日の試合は初めて3分3Rやって、体力もなかったですし、フィジカルもこれからつけていきたいと思っています」とフィジカル面の課題の克服に務めるという紗依茄。そして、目標としているのはKrushの王座の戴冠だ。 昨日行なわれた同じ階級の菅原美優と優のタイトルマッチも見ており、「菅原選手はホンマに強い選手でアマチュアの頃から自分は見てきたんで、昨日の戦いだと全然追いつかないので、これから自分はもっと上を目指して頑張りたいです」と、まずは実力を上げてトップ戦線への参入を目指す。「MIO選手との戦いがなくなっちゃったので年内には出来たらいいなとは思っていますね」と、女子アトム級トップ選手の一人であるMIOとの対戦の実現も頭に描いている。「昨日の勝利に満足せず、これからもっともっと上を目指して、必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」と紗依茄。高校生活の残る1年でKrushの頂点に辿り着くことを宣言していた。 紗依茄「今年1発目の試合に勝ててホッとしています。(直前で相手が変更になったがやりにくさはなかった?)11日前に相手が変わっちゃって、対策とかもしづらい部分がたくさんあったんですけど、代表とかジムの先輩みんなでやってきたことなんで、勝てたことはホッとしていますね。(ダウンを奪ったハイキックは狙っていた?)そうですね。相手が変わった時に代表と対策してたことが最初に出たので狙ってましたね。(同じ階級のタイトルマッチもあったがそれについては?)菅原選手はホンマに強い選手でアマチュアの頃から自分は見てきたんで、昨日の戦いだと全然追いつかないので、これから自分はもっと上を目指して頑張りたいです。(試合をやっていて足りないと思った部分は?)昨日の試合は初めて3分3Rやって、体力もなかったですし、フィジカルもこれからつけていきたいと思っています。(年内にどの位置まで行きたい?)MIO選手との戦いがなくなっちゃったので年内には出来たらいいなとは思っていますね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。昨日の勝利に満足せず、これからもっともっと上を目指して、必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」 南雲大輝、延長までもつれる接戦を制して堀井翼との因縁にケリ!「皆様の支えを思うと倒れることは出来なかった」 ©K-1  第1試合は南雲大輝と堀井翼のKrushライト級ワンマッチ。2020年の6月の初対戦での南雲のローブローによる反則決着から続く因縁の対決だ。2Rに南雲は堀井をロープに追い込みダウンを奪うが、3Rに組みつきが多くなったことで減点されてしまい、判定は南雲の1-0で延長へ。 お互いに出血が見られる中の延長Rは終了直前に南雲が堀井に左フックを炸裂させてダウンを奪う。これが決め手となって、南雲が延長R3-0で判定勝利。ついに2年越しの因縁にケリをつけた。「試合内容としては反省点も多くて立ってるのがやっとっていう感じだったんですけど、倒れずにというか、皆様の支えを思うと倒れることが出来なかったという感じで、良かったなっていう思いです」と、南雲にとっても気力で乗り越えた試合だった。その気力を作ったのも堀井だ。「堀井選手自身がとても気持ちが強くて、昨日の試合中に1回も弱気になった姿勢を見せなかったというのと、見せることはないだろうなというのを試合前からずっと感じていたし、4回も試合の機会があったので彼のことは多少は知ってるつもりで、堀井選手は本当に強い選手だなと思って、それを乗り越えようと積み上げきたっていう想いがあるので良かったです」と、堀井の存在が南雲に激闘を乗り越える精神力を作らせた。 しかし、堀井との因縁にもとりあえずは一旦終止符が打たれたことで、南雲の次の目標に向かって進むことが出来る。「もちろんこういった激闘を何試合でもしていきたいですし、K-1という舞台に対して表現したいものとかあるので、Krushのベルトも巻きたいですし、瓦田選手にリベンジして、自分を応援してくださってる皆様が、今体操の先生をやっているんですけど、そうやって応援してくださってる子供たちの目標というかお手本になるような、失敗も成功も含めて、そういったキャリアをこれから積んでいきたいなって思います」と、Krush王座の奪取も含めて頭に描いていることはたくさんある。 K-1 JAPAN GROUPに参戦して、今回が8戦目。そのうち勝ったのは2試合だが、今回の試合以外は堀井の体調不良による不戦勝だけだ。K-1 JAPAN GROUPのリングで実質的には初勝利を上げたと言っていい南雲は、「これからは人生を懸けて、人生を通して戦って、その戦いの中で恩返し出来るように精進してまいります」と、結果が出なくても支え続けてくれてきた人たちにファイトでの恩返しを誓っていた。南雲大輝「堀井翼選手のとても強い気持ちを感じましたし、なんとか乗り越えることが出来たのも、皆様の応援のおかげです。試合内容としては反省点も多くて立ってるのがやっとっていう感じだったんですけど、倒れずにというか、皆様の支えを思うと倒れることが出来なかったという感じで、良かったなっていう思いです。(因縁の相手に勝てた心境は?)堀井選手自身がとても気持ちが強くて、昨日の試合中に1回も弱気になった姿勢を見せなかったというのと、見せることはないだろうなというのを試合前からずっと感じていたし、4回も試合の機会があったので彼のことは多少は知ってるつもりで、堀井選手は本当に強い選手だなと思って、それを乗り越えようと積み上げきたっていう想いがあるので良かったです。(かなりタフな試合だったが勝てた要因は?)とりあえず前回の瓦田選手の試合から反省を生かして、何しろ延長を含めて4R、立っていること、倒れないこと、振り続けることだったり諦めないことだったり、気持ちの面なんですけど、そういったものを応援してくださっている皆様から力をもらってやってこれたので、技術云々よりかは弱さと向き合ってやってこれた結果がなんとか出たのかなという想いです。(堀井に勝ってこれからの目標は?)もちろんこういった激闘を何試合でもしていきたいですし、K-1という舞台に対して表現したいものとかあるので、Krushのベルトも巻きたいですし、瓦田選手にリベンジして、自分を応援してくださってる皆様が、今体操の先生をやっているんですけど、そうやって応援してくださってる子供たちの目標というかお手本になるような、失敗も成功も含めて、そういったキャリアをこれから積んでいきたいなって思います。(試合中にラウェイのポーズを見せたのは?)試合中に振り返って延長Rでやってたんですけど、全く記憶になくて(笑)。いっぱいいっぱいの中で出たのがラウェイの魂だったということで。まあ諦めない気持ちっていうことでいいんですかね? とりあえずそういうところです。(堀井との因縁は完全決着がついた?)いや、別に5回でも6回でもやってもいいと思っているので、僕は先に行かせていただくという感じで堀井選手、お待ちしております。(ファンの皆さんへのメッセージは?)本当に応援してくださってる皆さんのおかげでここまで来れました。横浜アリーナでK-1デビューさせてもらっていろんなことがあったし、そのたびにお力をいただいてきたので、これからは人生を懸けて、人生を通して戦って、その戦いの中で恩返し出来るように精進してまいります。これからも応援のほど、よろしくお願いします」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月22日 9時34分
  • [MOOK紹介]ひたむきに白球を追いかけた9人の熱球物語

    僕たちの高校野球 現役プロ野球選手9人の青春ストーリーすべての野球人の原点でもある「高校野球」。プロ野球選手=エリートという見方が往々にしてあるが、レギュラーになるまでに時間を要した者、引退するまで背番号1を着けられなかった者、一度も甲子園に出場することができなかった者……。厳しい練習に耐えきれずに、途中で逃げ出しそうになった者もいる。それでも最後までひたむきに白球を追いかけ、駆け抜けた2年半。本書では今をときめく現役プロ野球選手9人に、高校球児だったあの日、あの時、あの試合で、どんなことを思いながらマウンドに上がり、バットを振っていたのかを余すところなく語ってもらった。また9選手の高校時代の恩師たちの貴重なインタビューも収録。そこで紡がれた「高校野球とは何か?」の永遠のテーマへの答え。野球にすべてを捧げた男たちが紡ぐ熱球オムニバスストーリーを、夏の甲子園開幕に合わせてお届けする。■柳田悠岐[広島商高─広島経済大─福岡ソフトバンク] 知られざるギータ誕生前夜■坂本勇人[光星学院高─巨人] やんちゃ坊主を変えた高校野球という魔法■大野雄大[京都外大西高─佛教大─中日] 背番号10の左腕と心優しき指揮官の絆■浅村栄斗[大阪桐蔭高─埼玉西武─東北楽天] 野球部一の問題児が本気になった日■山﨑康晃[帝京高─亜細亜大─横浜DeNA] 高校野球が僕に教えてくれたもの■髙橋光成[前橋育英高─埼玉西武] 純朴な野球少年に芽生えた覚悟<■山本由伸[都城高─オリックス]根っからの野球小僧に訪れた2つの幸運■村上宗隆[九州学院高─東京ヤクルト] 怪物スラッガーの純情物語■吉田輝星[金足農高─北海道日本ハム] 野球人生を変えた「あの夏の真実」【EXTRA INNING/9人の恩師たちが振り返る高校時代】 ■柳田悠岐の恩師・迫田守昭[元広島商高監督─元広島新庄高監督] ■坂本勇人の恩師・金沢成奉[元光星学院高監督─現明秀学園日立高監督] ■大野雄大の恩師・上羽功晃[京都外大西高監督]■浅村栄斗の恩師・西谷浩一[大阪桐蔭高監督]■山﨑康晃の恩師・前田三夫[帝京高監督] ■髙橋光成の恩師・荒井直樹[前橋育英高監督] ■山本由伸の恩師・森松賢容[元都城高監督] ■村上宗隆の恩師・坂井宏安[九州学院高監督] ■吉田輝星の恩師・中泉一豊[金足農高監督] タイトル:僕たちの高校野球 現役プロ野球選手9人の青春ストーリー著者 :ベースボール・マガジン社/編集出版社:ベースボール・マガジン社書店発売日:2021/08/11定価:1,540円(本体1,400円+税) 僕たちの高校野球 現役プロ9人の青春ストーリー(ベースボール・マガジン社/編集) | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社

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    GAORA文庫 2022年2月21日 13時00分
  • 斎藤佑樹、GAORA放送席にゲスト出演!打撃投手としてキャンプにも参加!

    GAORA SPORTSがお届けする「ファイターズキャンプLIVE 2022 ~GAORAも暴れまっせ!~」に2月18日、斎藤佑樹がゲスト出演。元チームメートへも、打撃投手としてファイターズキャンプに参加した。 ファイターズキャンプに斎藤佑樹さんが参加。打撃投手として万波選手に投球し、「去年よりもパワーアップをしていました。自分のせいかもしれませんがちょっとボール球に手を出している印象もありました。」と冷静に語った。GAORAでは、現役時代の登場曲である「勇気100%」の映像とともにお届けした。ピッチング後、放送席にゲストとして出演した斎藤佑樹さんは、「最初は(力が)入らなくて、でも、途中から気持ちよくなっちゃって久しぶりに投げられてうれしかったです」と感想を述べた。引退後のプランについては、「今年1年勉強をしたいと思います。野球もそうですが、野球以外のことも含めてですね。」と、斎藤佑樹さん。「他のスポーツなどにも触れていきたいと思います。久しぶりに顔が見られて本当にうれしかったです。」と語った。

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    GAORA番組広報 2022年2月18日 17時42分
  • 「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 第2弾カード発表

    野杁正明vs加藤虎於奈の“幻の一回戦”が決定!「K-1の顔になるのは僕。残酷なまでに叩き潰してやる」(野杁)vs「100回やって1回勝てればいい相手。でもその1回を持ってくる自信がある」(加藤) ©K-1 昨年9月K-1横浜アリーナ大会でウェルター級王座決定トーナメントを3試合とも全てKO勝利でタイトルを獲得し、K-1の2階級制覇を達成た野杁正明。K-1 AWARDSでMVPにも選ばれた野杁の2022年初戦がK’FESTAで決定した。「2階級制覇もしましたし、K-1を引っ張る顔だと思っている」という言葉通り、『K'FESTA』にも5年連続出場となり、名実ともにK-1を代表する選手になった野杁。「試合内容だったり、今年の頑張りによっては2年連続MVPっていうのもあると思うので、そこを狙っていきますし、K-1の顔になるのは僕だというのをしっかり証明していかないといけない」と、2022年初戦に向け決意を語った。 今回の試合に向けてvs世界・vs外国人選手を期待されたが、このコロナ渦にあって強豪外国人の招聘は暗礁に乗り上げた。そこで野杁の対戦相手に白羽の矢が立ったのが元Krushウェルター級王者の加藤虎於奈だ。 加藤は前述のウェルター級王座決定トーナメント・一回戦で野圦と対戦する予定だったが欠場。幻の一回戦が「K'FESTA.5」で実現する運びとなった。会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーによれば、トーナメント終了後も加藤陣営から野杁戦への熱いアピールがあり、加藤曰く「正直どこで野杁選手と戦えるか分からないし、どのタイミングで試合組まれるか分からないので、オファーが来たらすぐOKするというのは自分の中で決めていました」。下馬評では野杁圧倒的有利だが「100回やって1回勝てればいい相手。でもその1回を持ってくる自信がある」と番狂わせに自信をのぞかせる。 そんな加藤を野杁は「もう日本人選手とやる意味がないと僕は思っているので、今回の試合で日本人は卒業。残酷なまでに叩き潰してやろうかなと思っています」と一刀両断。加藤が番狂わせを起こすのか? それとも野圦がまたも圧倒的な強さを見せるのか?野圦正明「『K'FESTA』に5年連続参戦できることをすごい嬉しく思います。僕は2階級制覇もしましたし、K-1を引っ張る顔だと思っているので残酷なまでに叩き潰してやろうかなと思っています。(加藤選手の印象は?)Krushのチャンピオンにもなってますし、実力のある若い選手っていう印象ですかね。(どんな試合をしたい?)トーナメントとテーマは一緒です。日本人選手とやる意味がないと僕は思っているので、今回の試合で日本人は卒業。レベルの差はトーナメントでしっかり見せつけたんですけど、それ以上に差を見せつけることが今回の試合のテーマですね。(加藤選手に望むことは?)トーナメントの3選手は3選手ともしっかり勝負しにきてくれて、僕を倒しにくる姿勢が見れた。僕と対戦するのであれば倒しにくる姿勢というのを期待したいなと思っています。(MVPになったことで気持ち的な影響はありますか?)試合内容だったり、今年の頑張りによっては2年連続MVPっていうのもあると思うので、僕はそこを狙っていきますし、K-1の顔になるのは僕だと思っています。しっかりそこを証明していかないといけないと思ってますね。(同じ日の無差別級トーナメント迫力、インパクトに対抗する意識は?)スピードは誰もが思うと思うんですけど、重量級の選手より僕たちの方があると思ってますし、重量級は当たれば倒れるっていう印象があると思いますけど、それ以上に僕の攻撃はどの攻撃が当たっても倒れるというのを今回の試合では見せたいと思ってるので、そこはしっかり対抗できるんじゃないかと思ってます」 加藤虎於奈「まず話す前に野杁選手、K-1のスタッフの皆さん、ファンの皆さん、去年の9月に欠場になってしまい、本当にすいませんでした。トーナメントを見させてもらってめちゃくちゃ強い野杁正明選手を見ることができたので、いつか戦いたいとずっと心の中で決めていたので、決まってくれたことは光栄です。光栄なので勝てるように気合い入れます。(トーナメントを見て野杁選手の印象)まず野杁選手、一回戦、準決勝、決勝、普通に勝って優勝するだろうなって自分では思っていたので、それがそのとおり普通に勝っていったので普通にすごいなって、化け物だと思いましたね。(そういう選手でも対戦したい?)正直どこで戦えるか分からないし、どのタイミングで試合組まれるか分からないので、オファーが来たらすぐOKするというのは自分の中で決めていました。前回9月の時も野杁選手と言われた時はすぐに(OKと)答えられたので、今回も野杁選手には本当に申し訳ないですけど、すぐに『はい』と答えました。(どんな試合をしたい?)どんな試合をしたいかと言われたら、野杁戦が決まったのがすごいことじゃなくて勝つことがすごいと思うので、野杁選手を倒して俺がまたトップに出られたらと思ってます。(勝てるという自信の根拠は)自信の根拠っていうのはないです。100回やって1回勝てればいいかなと思っているんですけど、その1回を持ってくる自信があるので。その1回をもってくるしかない。それで決めましたね。(いつ頃から野杁選手を意識して対策を考えていた?)中途半端な気持ちだと野杁選手にまず失礼なので、去年の9月に欠場になってから生活面を見直してしっかりトレーニングしてきました。今年からはお酒も飲まずにトレーニングばっかりして。日本人なんですけど、強豪外国人というぐらい強くいられたらいいなと思っています」 林健太「僕が目指しているのは秀さんのベルト。気合いでしっかり倒す」vs鈴木勇人「K-1のリングは甘くない。この壁を越えていく」 ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 同大会では先立って山崎秀晃と大和哲也によるK-1スーパー・ライト級タイトルマッチが発表されているが、同階級のトップ戦線生き残りを懸けて林健太vs鈴木勇人の一戦が決定した。 林は元K-1ライト級王座を戴冠後、昨年からスーパー・ライト級に階級をあげてヴィトー・トファネリ、佐々木大蔵、不可思と対戦し、ライト級時代から変わらぬアグレッシブな試合展開で会場を沸かせてきた。 中村拓己K-1プロデューサーは「まだ階級をあげて1年なので、スーパー・ライト級のトップを目指していくうえで経験値だったりフィジカル面、そういったところを強化していくこともまだ必要。ここからいろんなファイターと戦ってベルトに向けてのストーリーを作っていくところ」と位置づける。 その林と対戦する鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者で、過去にK-1のスーパーファイトに3度出場するも、K-1の厚い壁を前に全敗と結果を残すことができなかった。 中村プロデューサーに「厳しい言い方をすれば崖っぷち」と表現された鈴木だが「今の自分は失うものはなにもない。今は格闘技を始めたばっかりの頃の感情が蘇ってきて、むちゃくちゃ燃えている」と復活に闘志を燃やす。 さらに会見がでは林が中村プロデューサーへ「その大会ごとに一番盛り上がった、すごくいい試合をした選手2人にファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスが欲しい」と爆弾要求。海外の大会ではすでに広く認知されてている選手ボーナスだが、中村プロデューサーも「僕も今いきなり聞いたので……」と困惑しつつ「どうなるかこれから考えます」と答えた。 スーパー・ライト級戦線生き残りをかける重大な一戦でありつつ、林のボーナス獲得に向けた(?)試合内容にも注目したい。林健太「去年は階級を上げて3試合して2勝1敗で、大事なところで落としちゃったというか負けちゃったので、今年はそういった大事な場面でも落とさずに勝っていかなあかんと思います。僕が目指しているのは秀さんのベルト、世界チャンピオンっていう称号なので、対戦相手が鈴木選手になって、Krushのチャンピオンで実績もあるので、落とさずにしっかり頑張ろうと思います。 そして毎回毎回試合を見てる人が興奮することをプロの格闘家として心がけているんですけど、去年3回やってすごく盛り上がったって言ってくれるような試合が多かった気でいたので、1年を通してK-1 AWARDSで敢闘賞とか、そういう賞をとれるんじゃないかと思っていて、家族だったりスポンサーの方だったり数人に『今年は敢闘賞取れます!』って言い切っちゃったんですけど、蓋を開けてみたら全く取れなくて、奥さんに『自惚れるな!恥ずかしい!』って言われてすごく恥ずかしかったんです(苦笑)。期待させてしまったスポンサーの方々もそうですけど本当に申し訳ありませんでした。 ご提案なんですけど、海外では大会ごとに一番盛り上がった、すごくいい試合をした選手、勝った選手にも負けた選手にもファイト・オブ・ザ・ナイト(以下、FON)ってボーナスがつくんですけど、K-1グループは今、KOボーナスしかないので、できればKOボーナスという人参も、FONという人参もぶら下げていただければ僕は2割、3割頑張りますので中村プロデューサー、ご検討をお願いします(笑)。(対戦相手の印象は)僕が格闘家としてゲージがあったら、パワーとかスピードとか、テクニックとか、そんなに秀でたもの・抜きに出たものはないんですけど、気合いの部分で自分は戦っていると思っているので、そこを褒めてもらえてすごく嬉しいですね。鈴木選手、キックが上手なので僕のことを応援してくれる人たちはこのカードを見て、健太、大丈夫かって多分思っていると思います。僕はパンチなので、蹴りの選手が苦手っていうのはみんな知っているので。だからといってここで落としてたらチャンピオンになれないのでここはしっかり気合いで倒させていただきたいと思います。(タイトルへのアピールは)さっきも言ったFONってその大会で一番いい試合をした人に送られるボーナスが出るのであれば、スーパー・ライト級の試合だけじゃなく全階級をとおして一番熱い試合をせなあかんなって思ってますし、僕はずっと世界チャンピオン、秀さんが持っているベルトを目指して頑張っているので特に変わったことはないですね。とにかくみんなが熱くなるような試合をして、しっかり勝ってタイトルマッチまでいくことしか考えていないですね。(年間を通してベストバウトだという気持ちは?)そのつもりで戦っています、毎回毎回。せやけど、いけるんちゃうかなって思ったところで全く蓋を開けたら違ったりして恥ずかしかったので、大会毎に決めていただければすごいKOだって、いい試合だって全部狙いにいきます。ただ1年て長くなるとダメやったすね。熱が冷めないうちに査定してほしいです。(同階級の試合がある中でどんな試合を見せたい?)同じ階級の試合が3試合あって、でもタイトルに絡んでいくのってその勝者になるので。でも内容は常に変わらず見ている人が興奮するような、熱くなるような試合を心がけてしっかり勝つ。それが一番大事やと思っているので、ここはしっかり勝って、熱くさせて、みなさんを。タイトルまで行きたいと思います。(FONについて)KOじゃなくても、熱い試合とかでも賞をもらえたら多分もっともっとみんなやる気が出ると思いますし、ファイターみんな。まぁファイターみんなっていうか僕に関しては普段の7倍ぐらい頑張れると思うので、そういった人参があると。なのでぜひよろしくお願いします」 鈴木勇人「今、連敗中で、連敗してるにも関わらず『K'FESTA』という大舞台で試合を組んでもらったことを嬉しく思っています。今の自分は失うものはなにもないと思っているので思い切りいってやろうと思います。(K-1の壁も感じている?)感じてます。K-1で本戦に3回出てるんですけど全部落としているので、やっぱりK-1は甘くないなって率直に感じていますね。ただ、この壁を越えていかないとチャンピオンは見えてこないと思っているので、負けてはいますけど、その都度収穫があったりとか、何かしら得るものを得ているので間違いなく前進はしてるので、この試合ではそろそろその成果を見せたいと思っていますね。(対戦相手の印象は?)オファーをいただいてから林選手の試合はほとんど見たんですけど、ひと言で言うとゾンビみたいな人だなって。倒されても倒されても前に出て、体が丈夫で根性がすごいなって思います。ただ、根性に関しては自分も負ける気はしないので熱い試合になるんじゃないかなって思ってますね。(タイトルへのアピールは)正直、今の自分がタイトルどうこうとか語れるような立場ではないと思っているのでそういう見方はしてなくて、与えられたチャンスを確実にものにすることが大事だと思っているので、まずはこの試合ですね。(3連敗はどう受け止めている)単純に自分が弱かったなってだけですかね。Krushのチャンピオンになるまではトントン来れたので、そこから気が抜けたじゃないですけど、モチベーションっていうのが、自分では思っていなかったんですけど、少なからず迷いっていうか、そういうのがあったのかなって思っていて。でもこの3連敗をしていろんなことを考えて、昔のその時の気持ちとかを思い出して考えたんですけど、やっぱ何をやるでも気持ちが一番大事だと思っているので。情熱というか。そういうのが格闘技を始めたばっかりの頃の感情とか蘇ってきて、いまはモチベーションとかがその時より高いくらい、むちゃくちゃ燃えているので。(壁を打開する鍵は?)最近やっと手応えを感じてきたというのは思っています。もともと自分の持っている長所だったり、強い部分っていうのを残しつつ、プラスアルファ、そういう技術だったりとかいろんなものがあると思うんですけど、それがうまく噛み合ってなかったので、両極端な、この最近の試合とか過去の試合とか、ちょっと極端だったなっていうのはあったので、そこをうまくバランスをとって、いつものやっていることがしっかりと出せれば問題はないかなと思っていますね。(同階級の試合がある中でどんな試合を見せたい?)見せたいというか、どういう展開になるかなっていろいろ考えているんですけど、林選手ももちろん前にガンガンくるファイターなので、自分はそういうファイターは苦手じゃないので自ずとKO決着になるのかなと思っています」 不可思と小嶋瑠久がスーパー・ライト級戦線の浮上をかけて激突!「今年はいけるんじゃないかと思う」(不可思)vs「自分たちが主役にならないといけない」(小嶋) ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 王者・山崎秀晃vs挑戦者・大和哲也のタイトルマッチが行われるスーパー・ライト級で、不可思vs小嶋瑠久のスーパーファイトが決定した。不可思は昨年12月のK-1大阪大会で林健太に判定負け、小嶋も9月K-1横浜アリーナ大会のウェルター級王座決定トーナメント一回戦で寧仁太・アリに敗れている。 直近の試合で敗れている両者の対戦だが、中村拓己K-1プロデューサーは「不可思選手はK-1で試合を重ねて、どんどんK-1アジャストしていて、成長した姿を見せてくれている。小嶋選手も一階級上のトーナメントで真っ向勝負の熱い試合を見せてくれた。ともに前戦の結果は残念だったが、次を期待させる試合をしてくれたと思うし、この試合を今年ブレイクするきっかけにしてほしい」と期待を寄せる。 この言葉を受けて不可思は「K-1に参戦して2年ぐらいはずっと自分の悪いところをなくす作業をやってきて、自分の良さを出せてない感じがあった。でも今はいい感覚が帰ってきた感じなんで、今年はいけるんじゃないかと思っています」と再浮上をアピール。 対する小嶋も「同じ日に山崎選手と大和選手のタイトルマッチが組まれて、新旧K-1王者対決と言われているけど、自分から見たら新旧対決じゃなくて旧々対決。自分たちの世代が主役にならないといけないし、毎日気合入れて練習してます」と世代交代に向けて気合いを見せた。 激闘派の不可思と重いパンチが武器小嶋。勝利をつかみ、スーパー・ライトの王座挑戦に向け一歩前進するのは果たして? 小嶋瑠久「とりあえず今回、ぶっ倒します。(対戦相手の印象は?)あんまりほかの選手の試合を観ないんで。印象はないんですけど、あれっすね、不可思団? 『格闘代理戦争』の印象です。自分の弟がお世話になりました。(不可思選手の)試合は見たたことありますよ。他団体を制覇してきた男なんで、そういう印象です。(スーパー・ライト級での意気込みは?)もともとスーパー・ライトが自分の階級なんで、階級変えた感じじゃないです。でも、前回の試合はプラスになったと思うので、成長につながったと思います。(同じ大会で行なわれるスーパー・ライト級のタイトルマッチをどのように見ている?)自分は山崎選手にリベンジしたいっていう気持ちがすごい強いんですよ。そのためのミッションを今回クリアして。でも、今年中にやらないと山崎選手が引退しないかって心配です。今年は一つも落とさないでいきたいと思います。(不可思は激闘のイメージだが臨むところ?)相手に合わせるつもりはないし、自分のスタイルっていうものがあるんで、それをいま築いてる途中です。今回の試合でそれを見せて。相手が激闘派だろうが、自分のペースで全部試合を進めて、最終的にブッ倒します。(不可思が自分より格上という意識は?)格上だとは思ってないですけど、実績を見たら自分はまだルーキーだし。でも、ちょっと話変わるっていうか、自分は新生K-1育ちで、自分たちの世代がもっとがんばっていかないといけないんだなって。正直、山崎選手と大和選手が組まれて、なんか自分が情けねえなと思って。自分から見たらぶっちゃけ、新旧対決って言いますけど、旧々対決なんですよ。とくに65kgなんか、上の常連メンバーがずっと変わってないと思うんですよね、昔からいる選手で。もっと自分ががんばんないといけないなって思って、それはこないだの試合が終わってから常に思ってますし。自分が主役にならないとって、毎日気合入れて練習してますね」 不可思「去年はいい結果が残せなかったんで、今年は結果を出していきたいし、いい結果が出せそうな気がするので楽しみにしていてください。(対戦相手の印象は?)いまの話を聞いて、瑠久選手の弟が不可思軍におったなって思いました。印象は攻撃力があるなって。(いい結果を出せそうと思う理由は?)この2年ぐらいはずっとK-1にどうアジャストしていくかとか、自分の悪いところをなくしていく作業をずっとやってきたなって。その中で自分のよさというか、そういうところが出せてないなという感じはあったんで。 成長した部分も取り入れながら、ここから自分のおもいっきりブッ倒してにいく、良さを出していくっていうところを意識して最近はまた練習してるんですけど。それで調子よかった感覚が思い出せてきて。いい感覚が帰ってきたって感じなんで、今年はいけるんじゃないかって思ってます。(同じ大会で行なわれるスーパー・ライト級のタイトルマッチをどのように見ている?)タイトルマッチ、普通に自分は楽しみって感じですね。自分は結果出していって、またそこに絡んでいけるように。今度のタイトルマッチはお客さん目線じゃないですけど、楽しみな感じです。(若い選手に挑まれることについては?)相手が若いとか、そういうの関係なしに、おもいきりブッ倒しにいきたいですね。(去年も倒しにいくスタイルだったが?)いや、あんま楽しめてなかったですね。もともとは楽しめてたんですけど」 スーパー・フェザー級のトップ争い!村越優汰と朝久裕貴が激突「俺は判定勝ちでも魅せる」(村越)vs「僕は必ずKOで勝つ。それだけです」(朝久) ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 スーパー・フェザー級のトップ戦線で戦う2人の潰し合いだ。元K-1フェザー級王者で、現在は3連勝中の村越優汰と日本と中国を股にかけて活躍する朝久裕貴の一戦が決まった。 会見に同席した中村拓己プロデューサーはこの一戦について、「元K-1フェザー級王者の村越選手はスーパーフェザー級に階級を上げてからは武尊選手・レオナ選手に敗れたが現在3連勝。最近は趣味のゴルフでもメディア露出が増え、キャラクターも確立して注目を集めてきている。対する朝久選手は日本と中国で活躍し、昨年9月の横浜大会ではONEでも活躍したMOMOTARO選手にKO勝利を収めた。この2人は間違いなくスーパー・フェザー級のトップ同士。前回の会見でも話した通り、王者の武尊選手が6月に那須川天心戦を控えており。2022年はスーパー・フェザーが動く年になると思う。同じ大会で行なわれる江川優生選手と大岩龍矢選手の試合と比べてみてほしい」と期待を寄せた。 また村越・朝久ともに多彩な蹴り技と距離感に優れたファイトスタイルでもあり。中村プロデューサーは「二人にしかできない空間・技術戦をお見せできると思う」と見所を語っている。 質疑応答で朝久は村越の技術について「巧いというより、上手というレベル。巧い選手は運がなくても自分の試合ができるが、村越選手はちょっと運が絡んている部分がある。僕はKOで勝つつもりでいますし、判定までいったら村越選手の勝ちでいいやと思ってる」と挑発的なコメント。 対する村越も「俺が目指すのは完封勝利、常にきれいな戦いかたを目指している。みんな俺を倒す倒すって言ってるけど、結局俺がうまく戦って完封して勝つ。そういう結果になると思います」と静かな口調ながらも真っ向から応戦。 さらに村越が会見終わりに「俺が完封で勝ったらマイクを渡してくれって言ったんですけど、、みんなの判定勝ちとは違って、俺はテクニックを見せる判定勝ちなんで。しっかり魅せて、完封して勝つんでマイク渡してください」と中村プロデューサーに要求すると、朝久は「それは絶対にない。試合が終わったときに村越選手は倒されていて、リングにいないと思うんで、そのルールは必要ない」と切り捨てた。 互いに一歩も譲らぬスーパー・フェザー級のトップ対決、勝利掴むのはどちらだ? 村越優汰「『K'FESTA』っていう大きい舞台で試合ができることをすごくうれしく思います。自分が目指してるところはベルトなんで、しっかり目の前の試合、勝ちたいと思います。(相手選手の印象は?)面倒くさいなっていう感じです。(面倒くさいというのは?)試合を観てて、すごい面倒くさい戦いかたをするなと思って。いつかやるだろうなと思ってたんで、ここで来たかという感じです。(中村Pから今年はスーパー・フェザー級が動く年という言葉があったが、ベルトへの思いは?)ずっと武尊選手とやりたいって言ってたんですけど、できる可能性はすごい低いのかなって思ってるんで。まあ、純粋にベルトをもう一回巻きたいなって思ったんで、そこを目指すんですけど。朝久選手、すごい強いと思ってて、ここの対決はトップ対決かなって自分でも思ってて。ここをしっかり勝って、自分だけ頭一つ抜けたいなと思います(今回も完封勝利を目指す?)もちろんですね。俺は完封勝利、常にきれいな戦いかたを目指してるんで。みんな倒すって言っても、結局俺がうまく戦って完封して勝つんで、そういう結果になると思います。(無差別のトーナメントの迫力に食われる可能性については?)すごい迫力もあって、すごいとは思うんですけど、選手それぞれ戦いかたがあると思うので。僕は僕の戦いかたがあって、やっぱり技術の部分をしっかり見せて。こういう戦いもあるんだなっていうのをしっかり見せたいですね。(司会が質疑応答を締めくくろうとすると)ちょっといいですか? 前回、試合終わったときにも言ったことで、俺が完封で勝ったらマイクを渡してくれって言ったんですけど、みんなの判定勝ちとは違って、俺はテクニックを見せる判定勝ちなんで。しっかり魅せて、完封して勝つんでマイク渡してください」朝久裕貴「新年一発目の試合が『K’FESTA』ということでとてもうれしく思っています。(相手選手の印象は?)巧いというより、上手というレベルで、巧くはないのかなと思います。(上手と巧いの違いとは?)僕が考える巧さは運が絡まないテクニックなんですけど、村越選手は運が絡んじゃっている部分があるので、上手という言葉で決めました。(中村Pから今年はスーパー・フェザー級が動く年という言葉があったが、ベルトへの思いは?)国内で巻くベルトはK-1のベルトと決めています。ただ、チャンピオンの武尊選手が6月に試合をするということで、本人も言われてるんですけどK-1を背負って戦うというのであれば、僕たちはその背中を押すことしかできないので。とりあえず、この試合はスーパー・フェザー級のトップの対決と言っていただいたので、それに見合った試合と勝ちかたにこだわって、武尊選手が戻ってきたときを待ちたいと思います。(村越選手がここ数試合、相手を完封する戦いかたをしているが?)ここ数試合、村越選手の相手を考えると、ちょっとレベルが低いのかなと思うので、あれぐらいはできるのかなと思います。ただ、あれで完封といっていいのかなと僕は思います。あと、僕を完封するつもりでいるのかもしれないですけど、僕はKOで勝つつもりでいますし、判定までいったら村越選手の勝ちでいいやと思ってるので。必ずKOで勝つ、それだけです。(無差別のトーナメントの迫力に食われる可能性については?)一発の重さであったり、インパクトっていうと無差別級の一撃には、ハッキリ言って僕たちのKOシーンとかでは太刀打ちできないのかなと思うんですけど、試合のあとに村越選手が倒れていたら、みんなが反応してくれると思うので。それを楽しみにしていてほしいですね。(村越の最後のコメントを受けて)すみません、自分も一言いいですか? そのルールはハッキリ言っていらないと思います。試合が終わったときに村越選手は倒れて、リングにいないんで、そのルールは必要ないです」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月18日 10時25分
  • [書籍紹介]大谷翔平メッセージ集 希望と夢があふれ、生きるヒントがある

    不可能を可能にする 大谷翔平 120 の思考MLB ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平 選手の語録が詰まった一冊。大谷選手がプロになる前、甲子園出場時から最近までの印象的な言葉を収録。そ の言葉の背景、解説文を、大谷選手の数々の勇姿やときにおちゃめな姿などを収めた写真とともに振り返る。発売から約 5 年経ち、大谷選手は今、大きく飛躍を遂げ、全米から注目を集める存在に。移籍前、大谷選手がメジャーを目指しながら甲子園、プロ野球を通じて語った言葉には、今に通じる布石が数多く存在。今一度この語録でぜひ大谷選手の言葉に触れてください。 タイトル:不可能を可能にする 大谷翔平 120 の思考著者 :大谷翔平 著出版社:ぴあ書店発売日:2017/02/25定価:1,078円(本体 980円+税) 不可能を可能にする大谷翔平120の思考 | ぴあBOOK & EVENT

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    GAORA文庫 2022年2月17日 13時00分
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