【滋賀】スキー場が“世界基準”のサーキットへ。奥伊吹モーターパークが今季の営業を開始

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Shuhei.N.

posted2026年4月3日 8時36分

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【滋賀・米原】 関西最大級の規模を誇るスキー場「グランスノー奥伊吹」を運営する奥伊吹観光株式会社は、オフシーズンとなるグリーン期の施設利用を4月1日から開始した。冬の間は2,700台を収容する広大な駐車場が、JAF公認の「奥伊吹モーターパーク&イベント会場」として、モータースポーツや大規模イベントの舞台に姿を変える。

■ 標高を活かした「音出し自由」な最強の走行環境

奥伊吹モーターパークの最大の特徴は、その圧倒的な敷地面積と、山間に位置することによる自由度の高さにある。

JAF公認の本格コース: 全10カ所ある駐車場のうち、第4駐車場(12,000平米)は、京滋地区で唯一の「JAFスピード行事競技コース」として公認。全日本ジムカーナ選手権が開催されるなど、世界レベルの競技にも対応するスペックを誇る。
1.5kmの周回コース: 私有地内の周回道路を利用したコースでは、ナンバー交付前の車両でも走行が可能。ドリフトやジムカーナの走行会はもちろん、新車開発のためのテスト走行や、研究機関による実験・データ取得の場としても広く活用されている。
騒音規制なしのメリット: 山に囲まれた立地ゆえに、エンジン音などを気にする必要がない「音出し自由」な環境が整っている。モータースポーツだけでなく、大音量を伴う音楽フェスや野外ライブの開催にも最適なフィールドだ。

■ モータースポーツの枠を超えた「多目的フィールド」

同施設が「イベント会場」として多方面から注目を集める理由は、単なる駐車場にとどまらない多角的な活用実績にある。

2万人規模の受け入れ体制: 2,700台分の駐車場に加え、最大1,350席の食事スペースを完備。過去には3,000人規模の音楽フェスから、最大2万人規模の大型催事までが行われている。
ユニークな利用シーン: ゲレンデを活用した「熱気球の搭乗体験」や「アーチェリー全日本選手権」、さらには豊かな自然を活かした「コスプレ撮影ロケ」など、ジャンルを問わないイベントを受け入れている。
企業研修やメディア露出の拠点: 自動車メーカーのCM撮影やテレビ番組のロケ地としても重宝されており、利便性とロケーションの両立が専門家からも高く評価されている。

■ 地域を支える「四季型リゾート」への進化

奥伊吹グループは、滋賀県北部の観光・レジャーを牽引する12施設を運営。冬季のスキー場運営を核としつつ、春から秋(11月末まで)をこのモーターパークやグランピング施設「GLAMP ELEMENT(グランエレメント)」などで稼働させる。これにより、年間を通じて地域経済を活性化させる「四季型リゾート」の確立を加速させている。

■ 施設概要

名称: 奥伊吹モーターパーク&イベント会場
今季の利用期間: 2026年4月1日から11月末日まで
場所: 滋賀県米原市甲津原奥伊吹
設備: アスファルト舗装路面、お手洗い、自動販売機、レストラン(1,350席)