【インディ500】インディカー、NTTとの冠スポンサー契約を2027年以降も延長!
- #モータースポーツ
posted2026年5月23日 7時44分
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インディカー・シリーズとペンスキー・エンターテインメントは22日、シリーズのタイトルスポンサーを務めるNTTおよびNTTデータグループとの間で、2027年以降も含む複数年のパートナーシップ延長契約を結んだと発表した。これによりインディカーは、公式テクノロジーパートナーであるNTTグループの最先端技術をさらに深く取り入れ、シリーズ全体のデジタル変革と大規模スポーツイベント運営の高度化を推進する新たなフェーズへと突入する。
インディカーおよびペンスキー・エンターテインメントは、今回の契約更新を通じて、従来の競技データ分析やファン体験の向上にとどまらず、組織全体にまたがるAI駆動型の運営基盤や環境対応ソリューションを本格的に導入していく。
■ 生成AIによるレース自動要約機能「Up To Speed」を新たに投入
インディカーは、ファンエンゲージメントのさらなる革新に向けて、今シーズンから生成AIを活用したレース要約機能「Up To Speed」を公式アプリ等で新たに提供する。
この機能は、レース中に車両やチーム、トラック運営から生成される数十億規模のリアルタイムデータをもとに、生成AIがレース展開を自動で要約するもの。ファンは目まぐるしく変化するレースの重要な出来事をリアルタイムで瞬時に把握できるようになる。この機能は、2023年の全面刷新以降、すでに70万件以上の新規ダウンロードを記録し、利用者が30%以上増加している公式アプリ「INDYCAR App Powered by NTT DATA」などを通じてファンに届けられる。
■ 35万人規模の混雑をAIでコントロールする会場ソリューション
世界最大級のスポーツイベントとして知られるインディ500の決勝レースには、35万人規模の来場者が集結し、すでにチケットは完全に完売している。
この莫大なトラフィックを安全かつ効率的にコントロールするため、インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイは、NTTデータグループのAIを活用した会場運営ソリューションを本格運用する。各来場ゲートごとの待ち時間やリアルタイムの混雑状況、周辺の交通量をAIが予測・分析することで、レースコントロールやイベント運営者が迅速かつ的確な意思決定を行えるよう支援し、大規模イベント運営の最適化を実現する。
■ 100以上の組織を繋ぎ「Racing toward Zero」を加速
さらに今回の提携拡大において、インディカーが強く推進するのが環境負荷の低減に向けたサステナビリティ対応の強化だ。
導入される排出量管理ソリューションは、INDYCAR、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ、そしてペンスキー・エンターテインメントの主要イベント全体における温室効果ガス排出量の可視化を可能にする。100を超える組織やパートナー企業にまたがる膨大なデータを自動で収集・分析し、環境負荷削減に向けた迅速な意思決定をサポートすることで、ペンスキー・エンターテインメントが掲げる「Racing toward Zero(ゼロへのレース)」イニシアチブの達成を強力に推し進める。