【インディ500】本日練習走行開始!佐藤琢磨ら歴代覇者9名集結、M.シューマッハーも参戦

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Shuhei.N.

posted2026年5月12日 9時40分

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(C)Penske Entertainment: Joe Skibinski

「世界最大のレース」と称される第110回インディアナポリス500マイルレース(インディ500)が、いよいよ本格始動する。日本時間13日午前1時、舞台となるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで練習走行が開始される。今年のフィールドには、歴代優勝者9名とシリーズ王者5名を含む、精鋭33名が名を連ねた。

■ レジェンドたちの挑戦と歴史的意義

今年のインディ500は、単なる速さを競うだけでなく「歴史の塗り替え」が最大の焦点となっている。

注目は、史上最多タイとなる4回の優勝を誇るエリオ・カストロネベス(51=メイヤー・シャンク・レーシング)だ。彼が前人未到の5回目の制覇を成し遂げれば、アル・アンサー(当時47歳)を抜き史上最高齢優勝 of の記録も更新することになる。50歳を超えたベテランが最高時速380kmの世界でトップを争うという事実は、モータースポーツにおける「熟練の価値」を世界に再定義する機会となるだろう。

日本から参戦する佐藤琢磨(49=レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もまた、2017年、2020年に続く、自身3回目の栄冠を目指す。カストロネベス同様、40代後半という年齢を感じさせない果敢なドライビングは、今年も優勝候補の一角として現地の注目を集めている。また、昨年の覇者で現在シリーズ3連覇中のアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)も、2010年のダリオ・フランキッティ以来となる「インディ500連覇と年間王者の同年達成」を射程圏内に捉えており、新旧レジェンドが激突する構図となっている。

■ ミック・シューマッハー参戦とグローバルな広がり

今年は、F1での経験を持ち、偉大な父を持つミック・シューマッハー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がルーキーとして参戦する。F1という頂点からあえて過酷なオーバルレースに挑戦するシューマッハーの存在は、インディ500が持つ世界的なブランド力を改めて象徴するものといえる。また、キャサリン・レッグ(HMDモータースポーツ with A.J.フォイト・レーシング)が唯一の女性ドライバーとして参戦するなど、多様性に富んだメンバーが33のシートを埋めた。

今回のエントリー33名は、14カ国から集まった国際色豊かな顔ぶれだ。米国人ドライバー12名に対し、海外勢が21名と過半数を超えており、世界各国の注目を集める「真の世界一決定戦」としての様相を強めている。

本日から始まる練習走行では、新設された予選フォーマットに向けたセットアップや、集団走行でのマシンの挙動確認が重要となる。49歳の佐藤琢磨が、若手や歴代最多勝を狙うベテランを相手に、3回目のミルク(優勝の伝統)を飲み干す準備をどう進めるか。インディアナポリスの空の下、熱狂の2週間が幕を開ける。

■ 放送、配信スケジュール