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JOURNAL GAORA SPORTS WEB MAGAZINE

#格闘技 の記事

  • 「Krush.134」2.20(日)後楽園 一夜明け会見レポート

    寧仁太・アリ、Krushウェルター級の絶対王者を目指す!「Krushのベルトの価値をあげて、敵がいないようなチャンピオンになりたい」 ©K-1  2月21日(月)、都内・GSPメディアセンターにて、昨日開催された「Krush.134」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。 ダブルメインイベントの第2試合で、松岡力の保持するKrushウェルター級王座に挑んだ寧仁太・アリは、序盤から一進一退の攻防を展開し、3Rを終わって1-1のドロー判定。延長戦でも際どい勝負となったが、最後まで戦い抜いて3-0で判定勝利。タイトル初挑戦で見事にKrushウェルター級王座の奪取に成功した。 寧仁太は2019年にデビューしたばかりで今回が8戦目というキャリアながらの初戴冠。昨年9月のK-1横浜アリーナ大会ではK-1ウェルター級王座決定トーナメントに出場し、準決勝で野杁正明に敗れてプロ初黒星を喫したばかりだったが、負けを引きずることなく一気にKrushの頂点に登り詰めた。 寧仁太が所属するK-1ジム総本部は、ここ半年の間に瓦田修二がKrushライト級王座、璃明武がKrushスーパー・バンタム級王座、軍司泰斗がK-1フェザー級王座を立て続けに獲得している。「絶対僕も続かないとっていう気持ちで戦っていました」と、先輩たちの活躍が松岡とのタフな接戦を戦い抜くエネルギーになっていた。 また、試合中に松岡はアゴを骨折していたようだが、寧仁太は全く気づかなかったという。「本当に気持ちが強くて勉強になったというか、そういう選手として試合が出来て、それに勝ったというのはまた自信にもなったなっていうふうに思います」と、強敵を乗り越えての王座戴冠だったことに胸を張る。 しかし、ベルトを獲ったからと言って満足しているわけではない。「まずは結果を出せて良かったと思うんですけどチャンピオンになったんで、これからは内容にもしっかりこだわって、練習からそういう姿勢を見せていきたいと思います」と、ベルトと共にさらなる高みを目指す。 目指すはKrushの絶対王者だ。ここ最近のKrushウェルター級王者は山際和希、加藤虎於奈、そして前王者の松岡と初防衛戦でベルトを落としている。しかし、寧仁太は「Krushの防衛を絶対王者みたいな感じで、敵がいないようなチャンピオンになりたいですね」と防衛を重ねていくことを宣言。 そして、当然「K-1のベルトも獲りに行きたいですし」と、9月に野杁に敗れて奪取することが出来なかったK-1ウェルター級王座にも色気ありだ。 寧仁太・アリ「昨日はたくさんの応援、本当にありがとうございました。試合中、本当に厳しい場面があったんですけど、皆さんの応援と総本部の(梶原)龍児さんとか、みんなチャンピオンを獲ってるんで、僕も絶対続きたいと思って頑張れたので、結果を出せて良かったと思っています。(ベルトと共に一夜過ごした心境は?)家に持って帰って、家族が凄く喜んでくれて、たくさんメッセージとかをいただいて、チャンピオンになったんだなっていう実感が夜は湧きました。(延長にもつれ込む接戦になったがどんな気持ちで戦っていた?)総本部、3本ベルトがここ半年来ているんで、絶対僕も続かないとっていう気持ちで戦っていました。(勝てた要因は?)試合中は練習でやっていたことが勝手に出た感じで、何かを考える余裕はなかったんですけど、一緒に練習している仲間たちとやってきたことが試合で自然に出せたっていうのが、一番勝てた要因かなと思います。(今後のチャンピオンとしての目標は?)Krushのウェルター級のチャンピオンで防衛っていうのがなかなか出来てないので、自分はしっかりKrushの防衛戦とか、K-1のベルトも獲りに行きたいですし、6月に大きな大会があると思うのでKrushの代表として、もし自分が選ばれたらそこでも結果を出したいと思っています。(1Rから2R中盤まで二人ともかなり慎重だったが、どのような心境で戦っていた?)やっぱり松岡選手は技術が凄いあるファイターで、最近は打ち合いとかも強くなっていたので、僕的にはいつ来るかと思って待ってた部分があって。それと技術があるので自分から行ってテクニックで倒されてしまったらもったいないというところで、お互いに一瞬の隙きを狙ってああいう展開になったと思います。(松岡がアゴを折られたということだが、自分での手応えや向こうにそれを感じた?)そういうのは全く分からなかったので、本当に気持ちが強くて勉強になったというか、そういう選手として試合が出来て、それに勝ったというのはまた自信にもなったなっていうふうに思います。(試合を映像で振り返って、客観的に見てどんな感想?)本当にどっちが勝ってもおかしくない試合だったなというのが正直な感想で、延長行ってパンチ1発ぐらい当てて、それが結果に繋がったと思います。まずは結果を出せて良かったと思うんですけど、チャンピオンになったんでこれからは内容にもしっかりこだわって、練習からそういう姿勢を見せていきたいと思います。(チャンピオンになってかけてもらって一番嬉しかった言葉は?)おめでとうとしか言われてないんですけど(笑)、みんなに喜んでもらえて本当に嬉しいですね。K-1チャンピオンになったらもっといろんな人が喜んでくれると思うんで、そこまで絶対に辿り着きたいです。(ご家族からの祝福は?)今日の朝はお父さんがガーナの人たちと電話してて、ベルトをみんなに見せていたんですけど、そういう周りの人とかもっと世界中の僕のことを知っている人が喜んでくれているのは凄く嬉しいですね。(いずれはK-1ガーナ大会をやりたい?)まあガーナじゃなくてもいいと思うんですけど、外国とかで出来たら凄い面白いかなと思いますね。(これからどんなチャンピオンになっていきたい?)さっき言ったKrushの防衛を絶対王者みたいな感じで、敵がいないようなチャンピオンになりたいですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当に熱い応援ありがとうございます。これからもっともっとベルトの価値を上げて、K-1のベルトも獲れるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」 菅原美優、女子アトム級王座防衛でK-1アトム級創設の先頭に立つことを宣言!「KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で創っていく」 ©K-1  ダブルメインイベントの第1試合で、自身が保持するKrush女子アトム級王座の2度目の防衛戦を、優を挑戦者に迎えて戦った菅原美優は上達したパンチや前蹴り、カーフキックなどを効果的に決めて3Rを戦い抜き、3-0で判定勝利。見事に2度目の王座防衛に成功した。 しかし、本人は「最低限勝つということはクリア出来たんですけど、反省点がたくさん残る試合だったのでまた頑張ります」と試合内容には不満顔。「シンプルに練習してきたことが半分も出なかったというか、なんか久しぶりに上がっちゃったというか、向こうは女性のセコンドで向こうの声を気をつけていたんですよ。自分の耳に入るのが嫌だなと思って。で、声の通る(松本)日向くんをセコンドに入れたんですけど、どっちの声も聞こえなくて頭が真っ白になってしまって(苦笑)」と、様々な要因が絡んで自分が思っていたような試合にはならなかったようだ。 評価を上げたパンチに関しても、「1発入れて、入ったと思って満足しちゃって繋げられなくて練習不足だなと思ったんで、そこから繋げられるようにさらに練習しないとなっていう感じですね」と倒しきれなかったことを反省点として上げていた。それでも勝てたのは「引き出しは増やしてたというか技も出来ることは増やしてたし、こう来たらこうしようというのはやってたんで、最低限の対処は出来たかなっていう」と、やはり日頃の練習の成果が出たからのようだ。 今後の目標はKrush女子アトム級王者として、K-1にもその階級のベルトを作ってもらうこと。「昨年MIOさんと試合している時からK-1に階級をしっかり作ってもらうことを目標にやっているので、そこを第1目標に自分を筆頭にみんなで頑張れたらなと思っています」と、選手も増えてきた女子アトム級を自身が牽引することを宣言。 これまでは同じジムの先輩であるKANAがK-1の女子の活躍の場を開拓してきた。「私がその後じゃないですけど、KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で作っていけるように、実力からちゃんとやっていきたいなと思っています」と、ベルトの防衛に満足することなく、K-1女子を引っ張る存在に駆け上がることを目指す。菅原美優「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。最低限勝つということはクリア出来たんですけど、反省点がたくさん残る試合だったのでまた頑張ります。(どういう部分が反省点?)シンプルに練習してきたことが半分も出なかったというか、なんか久しぶりに上がっちゃったというか、向こうは女性のセコンドで向こうの声を気をつけていたんですよ。自分の耳に入るのが嫌だなと思って。で、声の通る(松本)日向くんをセコンドに入れたんですけど、どっちの声も聞こえなくて頭が真っ白になってしまって(苦笑)、そういうところが。ちょっと一からやり直します。(良かった点は?)引き出しは増やしてたというか技も出来ることは増やしてたし、こう来たらこうしようというのはやってたんで、最低限の対処は出来たかなっていう。ただ、対処は出来たけど倒しに繋げることは出来なかったなっていうところですね。(ベルトがまた自分の手元に戻ってきたことについては?)ホッとしてます。(今後の目標は?)昨年MIOさんと試合している時からK-1に階級をしっかり作ってもらうことを目標にやっているので、そこを第1目標に自分を筆頭にみんなで頑張れたらなと思っています。(理想としていた戦いはどういう戦い方?)前回、やっと自分の一番いい距離を覚えて、前にMIOさんに負けた時はその距離の駆け引きが上手く出来なくて、自分の感覚を掴んでそこをちょっと出来るようになって。そこを今回は上手く使うはずだったのが出来ず、相手に合わせてしまったなというのがあったので、その距離感だったりとかペースを握れたらなという反省はあります。(パンチがだいぶレベルアップしたように見えたが?)もちろん練習してて狙ってたんですけど、1発入れて入ったと思って満足しちゃって繋げられなくて練習不足だなと思ったんで、そこから繋げられるようにさらに練習しないとなっていう感じですね。(前回優と戦った時と比べて顔がきれいだが、思ったことは?)なんか普通な顔してんなと思いましたね(笑)。(K-1に女子アトム級を作ってもらうためにはどう活動したい?)今までKANAさんがK-1女子の道を作ってきたので、私がその後じゃないですけど、KANAさんを見習ってアトム級女子の道をしっかり先頭で作っていけるように、実力からちゃんとやっていきたいなと思っています。(冬季五輪を見てたと思うが刺激を受けたことは?)スポーツが凄い好きなのでオリンピックを見るんですけど、今年の冬のオリンピックは大舞台で結果もそうですけどチャンレンジする姿が凄く目立って、大舞台で自分を守りに行かず攻めて挑戦する姿はカッコいいなと思って、凄い刺激をもらって自分も守りに行かず、しっかり勝ちに行こうと思って、そういう部分では試合前に凄くいい刺激をもらいました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。次はもっと成長した姿を見されるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」 松谷綺、Krush2連勝で無敗記録を更新!「10代のうちにベルトを獲る。タイトルに絡んでいく試合をしたい」 ©K-1 第8試合に出場した松谷綺は豊嶋里美とKrush女子アトム級ワンマッチを戦った。これがKrushでは2戦目の松谷は、多彩な攻めを見せて豊嶋に思うような試合をさせず。3-0で判定勝利を飾った。 これでKrushでは2連勝、全戦績でも7戦して5勝2分と無敗記録を更新した松谷だが、「インパクトを全然残せなくて凄く悔しい気持ちが残った試合になってしまいました」と悔しい表情を見せる。「豊嶋選手が距離を詰めると言ってて、本当はそれをさせないつもりだったんですけど、思っている以上に圧力とかもあったしパンチ力もあって、それでちょっと飲まれちゃったなというのが悪い点」と、自分の思った通りの展開にならなかったことを反省点として上げていた。「連勝出来たことは嬉しいんですけど、前回よりもちょっとレベルが下がったような気がしているので、自分の中で。ちょっと悔しいです」と、勝利に全く浮かれている様子もなかった。 現在18歳の松谷は現役の高校3年生。高校生のうちにチャンピオンになるという目標を持っていたが、卒業を間近に控えタイミング的には難しくなってきた。4月からは大学に進学。「高校の時よりも凄い大変になると思うんですけど、今まで通り学校終わってすぐ練習してっていう感じになるので、しっかり両立させてどっちも落ちないようにしたいと思っています」と、キャンパスライフと格闘技の両立に挑む。 そして、「大学生というか10代のうちにベルトを獲れたらなと思います」と、目標を切り替えて10代の間に王座戴冠を目指す。この日は松谷の試合の後に菅原美優と優の女子アトム級のタイトルマッチも行なわれた。「自分の試合のすぐ後だったんでしっかり見れてないんですけど、プレッシャーとかもある中で勝てるのは凄いし、自分もタイトルに絡んだ試合をしたいなって思いました」と、早い段階でのタイトル挑戦にも意欲的だ。 課題はパワーをつけること。本来はアトム級では小柄な松谷は「アトムでやっていくには自分がパワーつけていくしかないんで、練習でも押し負けないようにするとか、もうちょっと変えてというか、力を入れていきたいと思っています」とさらにパワーに磨きをかけ、10代王者という目標に挑む。松谷綺「たくさんの応援ありがとうございました。ただインパクトを全然残せなくて凄く悔しい気持ちが残った試合になってしまいました。(試合を振り返って、どんな点が良くて、どんな点が悪かった?)豊嶋選手が距離を詰めると言ってて、本当はそれをさせないつもりだったんですけど、思っている以上に圧力とかもあったしパンチ力もあって、それでちょっと飲まれちゃったなというのが悪い点です。最初はちょっと焦ったんですけど、そっからゼッタイ負けちゃダメだっていう気持ちで行けたのと、練習してたことはミドルとか三日月とかやっている時にお腹が効いてるなって思った時があったんですけど、それは良かったなって思っています。(Krushで2連勝したことについては?)連勝出来たことは嬉しいんですけど、前回よりもちょっとレベルが下がったような気がしているので、自分の中で。ちょっと悔しいです。(同じ階級のタイトルマッチがあったがそれについては?)自分の試合のすぐ後だったんでしっかり見れてないんですけど、プレッシャーとかもある中で勝てるのは凄いし、自分もタイトルに絡んだ試合をしたいなって思いました。(今後の目標は?)とりあえず今回ダメだったことをちゃんと練習して、次、早くにベルトを懸けた試合をしたいなと思っています。(事前の煽りVで大学進学が決まったということで、どう環境が変わって、どう格闘技と両立する?)高校の時よりも凄い大変になると思うんですけど、今まで通り学校終わってすぐ練習してっていう感じになるので、しっかり両立させてどっちも落ちないようにしたいと思っています。(高校生のうちにチャンピオンになるという目標が難しくなってきたが?)本当は高校生の時に獲りたかったんですけど期間的に無理なので、大学生というか10代のうちにベルトを獲れたらなと思います。(アトム級で戦う上でのパワー差をどう克服していこうと思っている?)昨日の試合が終わって功也会長にも言われたんですけど、パワーで負けてる部分があって。でも、アトムでやっていくには自分がパワーつけていくしかないんで、練習でも押し負けないようにするとか、もうちょっと変えてというか、力を入れていきたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。つまらない試合をしちゃったと思うんですけど、次はもっとレベルを上げて、会場全体が盛り上がる試合をしたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」 佑典、林勇汰をKOして連敗脱出!狙うはKrushフェザー級のベルト「いつチャンピオンと当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じです」 ©K-1 第6試合で林勇汰とKrushフェザー級ワンマッチで対戦した佑典は1Rに右フックを決めてダウンを奪取。2Rもローキックで林の動きを止めると、右フックを炸裂させて、2R1分26秒で見事なKO勝利を飾ってみせた。 昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦している佑典は、初戦の枡本翔也には勝利したものの、その後は横山朋哉と斗麗に連敗を喫していた。しかし、今回のKO勝利で連敗も脱出。「いやあめっちゃ嬉しいですね。負けが続いて3連敗はさすがにないなと思ってたんで」と喜びもひとしおのようだ。 今回の試合は「一昨日の計量の時にも今回は勝てるはっていう確信があったんで、自信はありましたね、昨日は」と確信めいたものがあったという。また、「チームの作戦が上手くいって、今までで一番チーム力の大切さが分かった試合だというふうに感じました」とチームで作り上げた作戦が上手くハマった一戦でもあった。「林選手がジリジリ前に来るタイプなんで、それに詰められずしっかり回るというか、サウスポーに対して右に右に取ってくるタイプやったんで、それを変に取り返すよりもそのまま左に回っていくっていう感じで、いい距離を保ちながらこっちの攻撃を当てるという作戦ですね」とその作戦を明かしたが、佑典がそれを見事に遂行したことで勝利を呼び込んだ。 試合後にもアピールしていたが、目標はKrushのベルト。現在Krushフェザー級王者の新美貴士については「K-1出る前からいつかK-1 JAPAN GROUPに出たらやるかなと思っていた選手なんで、その選手がチャンピオンになった」と、以前から標的にしていたという。「でも、僕自身は全く負ける気はしないですし、いつ当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じですね」と、自信たっぷりに挑戦状を叩きつけていた。 佑典「昨日を振り返っては、チームの作戦が上手くいって、今までで一番チーム力の大切さが分かった試合だというふうに感じました。(パンチのカウンターが見事だったが自分としては?)見事でしたね。(どんな作戦や戦略を練っていた?)林選手がジリジリ前に来るタイプなんで、それに詰められずしっかり回るというか、サウスポーに対して(林は)右に右に取ってくるタイプやったんで、それを変に取り返すよりもそのまま左に回っていくっていう感じで、いい距離を保ちながらこっちの攻撃を当てるという作戦ですね。(連敗を脱出した心境は?)いやあ、めっちゃ嬉しいですね。負けが続いて3連敗はさすがにないなと思ってたんで。でも、一昨日の計量の時にも今回は勝てるはっていう確信があったんで自信はありましたね、昨日は。(試合後にはベルトもアピールしていたが?)格闘家でやっている以上ベルトは欲しいんで。後は新美(貴士)チャンプは、K-1出る前からいつかK-1 JAPAN GROUPに出たらやるかなと思っていた選手なんで、その選手がチャンピオンになってて。でも、僕自身は全く負ける気はしないですし、いつ当たっても勝てると思っているんで、そのうち待っとけよっていう感じですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。今年の僕に注目お願いします。ありがとうございました」 鈴木翔也、約8年ぶりのKrushで大逆転勝利!「今まで一度も勝負を投げたことはない。最悪6回倒されても、最後に倒せばいいと思ってやっている」 ©K-1  第5試合ではKrushライト級ワンマッチで鈴木翔也が弘輝と対戦。鈴木は1Rから弘輝の左ストレートで2度のダウンを奪われ、2Rも左フックを食らい3度目のダウンを喫してしまう。もはや倒されるのも時間の問題と思われたが、その直後の攻防で弘輝の左ストレートをかわすと右ストレートで一閃。この一撃で弘輝をKOし、2R0分41秒で大逆転勝利を飾った。 試合中に3度のダウンを喫しながらの大逆転勝利でインパクトを残した鈴木だが、「いつも出ている団体ではだいたい5Rでやってるんですけど、僕、3Rまで倒されたり途中までは負けてるので巻き返す試合が多いのでいつも通りというか、今回は3Rでそれを逆転で返すということを考えていただけですね」と、自分にとっては当たり前の展開だったと告白。「ちゃんと起きれば1Rに2回までは起きれるので、最悪6回倒れても最後に倒せばいいかなって考えてやってました」と、腹を括った戦いぶりが大逆転勝利を呼び込んだようだ。 鈴木がKrushに参戦するのは2013年の12月以来、およそ8年ぶり。だが、これがKrush3戦目にしての初勝利。「僕は相手陣営の声も聞くので、ダウン後に『あんまり行くな。落ち着いて技出せ』って声がかかってたと思うんですけど、それでも僕をクラッシュしに来てくれた弘輝選手あってこそのKOだったので、僕は参戦後初勝利なので凄い嬉しかったです」と喜びも大きい。 今回はKrushライト級王座決定トーナメントにも出場している弘輝からの勝利だが、「僕は皆さんよりスキルも低いと思っているし、このルールに関しては全然ペーペーだと思っているので、格上の人と誰でも。名前を上げるために来ているのでやっていきたいなと思っています」と、今後はトップ戦線にいる選手たちに立ち向かっていくことを宣言。「しっかりしたパンチで倒されない限り、途中で勝負を投げた試合は過去45戦でない」と豪語する34歳のベテランが、Krushライト級戦線に旋風を巻き起こすか?鈴木翔也「公開計量の時に勝ってこの会見に出られるか、負けて全部失って指くわえて動画を見るかって、ずっと考えていたので無事勝てて良かったです。(大逆転勝ちだったが、どんな心境で戦っていた?)いや、弘輝選手、強かったです。凄い倒れるから、僕が(笑)。凄い倒れるのでヤバいなと思ったんですけど、いつも出ている団体でも僕、だいたい5Rでやってるんですけど、3Rまで倒されたり途中までは負けてるので、巻き返す試合が多いので、いつも通りというか、今回は3Rでそれを逆転で返すということを考えていただけですね。ネットとかにも書いたんですけど、ちゃんと起きれば1Rに2回までは起きれるので、最悪6回倒れても最後に倒せばいいかなって考えてやってました。(最後の右はずっと練習していた?)あれはミットでずっとやっているコンビネーションなので。結構メジャーなコンビネーションというかカウンターの練習なので、どのジムの皆さんもやっていると思うんですけど、それがたまたま無意識に出て。倒すパターン、必殺パターンは3つぐらいしかなかったので、あれが無意識に出て良かったなっていう感じですね。(久々のKrushでインパクトを残せたことについては?)僕は相手陣営の声も聞くので、ダウン後に『あんまり行くな。落ち着いて技出せ』って声がかかってたと思うんですけど、それでも僕をクラッシュしに来てくれた弘輝選手あってこそのKOだったので、僕は参戦後初勝利なので凄い嬉しかったです。結構反響も、皆さんからお声をいただいたので嬉しかったです。(これからはどんな相手とやりたい?)前日会見で言った通り、僕は皆さんよりスキルも低いと思っているし、このルールに関しては全然ペーペーだと思っているので、格上の人と誰でも。名前を上げるために来ているのでやっていきたいなと思っています。(3度ダウンを奪われたにしてはマイクがしっかりしていたが、ダメージはどうだった?)これはセコンドが涙目になってたんですけど(笑)。なんですかね? 倒れても足に来ないタイプというか、割とちゃんと立てるタイプなので。幸いというか、まあ3回倒れなきゃそういう舞台だと思ってますんで、結果的に倒せばいいと考えてました。(それは精神力?)精神力? う~ん。でも、『いつも何が武器ですか?』って聞かれたら、『気合いです』としか言ってないので。別にパンチ力やキック力がそんなに凄い際立って高いわけではないので。でも、コツコツやって来たものが出て良かったなっていう気持ちですね。(次からやる選手は何回ダウンを獲っても鈴木は立ち上がってくると警戒してくると思うが、そのへんはどう思う?)逆転タイプって最初に思われてしまうのが一番ネックですよね。だから、まあしっかりしたパンチで倒されない限り、途中で勝負を投げた試合は過去45戦で一度もないので。結構グローブもしっかり効くタイプのグローブだったので、倒されても結果的に3分3Rで倒して今後の試合もやっていきたいなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)会見で言った通り、結構ベストバウトに近い内容で興行に出られたんじゃないかと思っているので、次またいい話があれば、いい仕事が出来るように頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」 安川侑己、Krush愛で2連勝!憧れのベルトを目指す!「僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったから。このKrushのベルトは何がなんでも欲しい」 ©K-1  第4試合ではKrushスーパー・フェザー級ワンマッチで安川侑己が目黒翔大と対戦。前に出続けた安川が2-1の判定で目黒を下した。 昨年からKrushに参戦している安川はこの試合が2戦目で2連勝という好成績。「昨日は対戦相手の目黒選手が凄く強いし巧くて、思ったより苦戦して凄いギリギリだったんですけど、とりあえず勝てて今はホッとしています」と一夜明けた心境を語った。「昨日の試合では僕の良さはあまり出てなかったと思うんですけど、最後まで諦めずに戦い抜いたのが良かったのかなって思います」と勝因について語ったが、「昨日気づいたんですけど、正直サウスポーは苦手なのかなというところもあったし、なのでサウスポー対策をもっとしっかりして次に繋げていきたいなと思います」と今後の課題も見つかった試合だった。「僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったからなんで、このKrushのベルトは何がなんでも欲しい」と、Krush王座に目標を定めている安川。「今のままじゃ実力がちょっと足りないので、もっともっと練習して経験積んで、タイトルに食い込んでいけるように頑張ります」と、実力に磨きをかけてのトップ戦線への参入を表明した。「僕はKOが少なくて、見に来てくれる人が疲れるような試合をしてしまうんですけど、その分、熱く刺激的な試合をするんで、これからも応援よろしくお願いします」と、熱く粘り強いファイトでタイトル戦線に殴り込みをかける。安川侑己「昨日は対戦相手の目黒選手が凄く強いし巧くて、思ったより苦戦して凄いギリギリだったんですけど、とりあえず勝てて今はホッとしています。(試合を振り返ってみて良かった点は?)特に昨日の試合では僕の良さはあまり出てなかったと思うんですけど、最後まで諦めずに戦い抜いたのが良かったのかなって思います。(今後修正していこうと思う箇所は?)昨日気づいたんですけど、正直サウスポーは苦手なのかなというところもあったし、なのでサウスポー対策をもっとしっかりして次に繋げていきたいなと思います。(今後の目標は?)僕が格闘技を始めたきっかけはKrushがあったからなんで、このKrushのベルトは何がなんでも欲しいし、でも今のままじゃ実力がちょっと足りないので、もっともっと練習して経験積んで、タイトルに食い込んでいけるように頑張ります。(Krushを見たきっかけは?)初めて入ったジムで練習していて、Krushの試合をYouTubeで何回か見たりしてカッコいいなと思って、僕も出たいなと思っていました。その時からKrushのベルトは欲しいって目標にしていたので、昨日Krush2戦目に出場させていただいて、1戦の時も言ったんですけど、凄い夢みたいな感じだなって。本当に2回も出させていただいて、2回とも勝てて本当に嬉しいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当に応援ありがとうございました。僕はKOが少なくて、見に来てくれる人が疲れるような試合をしてしまうんですけど、その分、熱く刺激的な試合をするんで、これからも応援よろしくお願いします」 塚本拓真が“ヘタツヨ”スタイルに開眼!「自分は不器用でセンスがなくて下手。でも“ヘタツヨ”を目指すようになったことが強さにつながった」 ©K-1  第3試合では塚本拓真と小林孝彦がKrushスーパー・ライト級ワンマッチで対戦。ボクシングがベースの小林に対して塚本は、ヒザ蹴りやミドルキックによるボディへの攻撃を主体に攻め込む。2Rに小林のラッシュをしのぐとヒザ蹴りの連打でスタンディングダウンを奪うと、3Rにも同様の攻めで再びスタンディングダウンを奪う。さらにミドルキックで追撃するとレフェリーが試合をストップし、3R1分40秒でTKO勝利を飾った。 2019年の7月から2021年の6月までの2年で3連敗を喫していた塚本だが、昨年11月「Krush.131」で川島康佑を破って連敗脱出。今回の勝利で2連勝と巻き返しを開始した。「今まで自分は本当に不器用でセンスがなくて下手くそなタイプなんですけど、先輩とか強い人の真似して器用に戦おうとしてて、それを最近の練習で不器用なまま戦おう、“ヘタツヨ”を目指そうみたいなことを意識し出したら気持ちも楽になって。“ヘタツヨ”を目指そうが気持ちの変化にもなって、自分の強さにもちょっとなってきたなと感じます」と、意識の変化が塚本に勝利をもたらした。 今回はボクシング出身の小林を迎え撃ったが、塚本が今後戦っていきたいのはトップクラスの選手。「今Krushの本戦で戦っている格上の選手とかとドンドン試合して勝っていかないと知名度もつかないし、自分の実力の証明にもならないので、そういう試合をしっかり組んでもらって勝っていきたいです」と今後の目標を語った。 3連敗中は地獄のような想いをしていたという塚本。「自分だけじゃなくて応援してくれている人とかセコンドに就いてくれる人とか一緒に戦ってくれる人、みんな落ち込んで自分と同じような気持ちになってくれてて、自分もそんな想いをしたくないし、そんな想いをさせたくないんで、こっから勝ちまくるんで変わらず皆さん応援よろしくお願いします」。開眼した“ヘタツヨ”のファイトスタイルで、地獄の底からの逆襲を誓う。塚本拓真「昨日は皆さんがこのような時期でも変わらずいつも応援していただき会場にまで来ていただいて本当に力をもらっています。ありがとうございました。(KO勝ちした時の心境は?)アドレナリン爆発で、嬉しかったとか、溜まってたもんがバーって出た感じですね。(連敗脱出してからの連勝。何が変わった?)一番自分の中で変わったのも、今まで自分は本当に不器用でセンスなくて下手くそなタイプなんですけど、先輩とか強い人の真似して器用に戦おうとして、それを最近の練習で不器用なまま戦おう、“ヘタツヨ”を目指そうみたいなことを意識し出したら気持ちも楽になって。 今回の試合も2カ月前ぐらいに決まっていたんですけど、最初の1カ月はずっとスパーリングとかも上手くハマってなくて、その残りの1カ月で“ヘタツヨ”を目指そうが気持ちの変化にもなって、自分の強さにもちょっとなってきたなと感じます。(これからどういう相手と戦っていきたい?)試合後のインタビューでもマイクでも言ったんですけど、格上の選手・昨日みたいなボクサーの選手を迎え撃つとか、Krush-EXから来た人を迎え撃つとかよりも、今Krushの本戦で戦っている格上の選手とかとドンドン試合して勝っていかないと知名度もつかないし、自分の実力の証明にもならないので、そういう試合をしっかり組んでもらって勝っていきたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)何回も自分が話す機会で言っちゃってるんですけど、3連敗で地獄のような想いで、自分だけじゃなくて応援してくれている人とかセコンドに就いてくれる人とか一緒に戦ってくれる人、みんな落ち込んで自分と同じような気持ちになってくれてて、自分もそんな想いをしたくないし、そんな想いをさせたくないんで、こっから勝ちまくるんで変わらず皆さん応援よろしくお願いします」 紗依茄、対戦相手変更も鮮やかな足技で勝利!「必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになります!」 ©K-1 第2試合では紗依茄がKrush女子アトム級ワンマッチで谷田美穂と対戦。1Rの開始早々右ハイキックを炸裂させてダウンを奪うと、その後も蹴りを駆使して谷田を翻弄。3-0で判定勝利を飾った。 紗依茄は弱冠17歳の高校2年生。昨年プロデビューし、今回が4戦目にして初めてのKrush本戦登場だったが、ここまで3勝1敗という成績を残している。本来はMIOが今大会での対戦相手だったが、病気のために欠場。11日前に谷田に対戦相手が変更になった。「11日前に相手が変わっちゃって、対策とかもしづらい部分がたくさんあったんですけど、代表とかジムの先輩みんなでやってきたことなんで、勝てたことはホッとしていますね」と、急な対戦相手の変更というアクシデントもチームで乗り越えた。最初にダウンを奪ったハイキックも「相手が変わった時に代表と対策してたことが最初に出たので狙ってましたね」も狙い通りだったとのことだ。 今後は「昨日の試合は初めて3分3Rやって、体力もなかったですし、フィジカルもこれからつけていきたいと思っています」とフィジカル面の課題の克服に務めるという紗依茄。そして、目標としているのはKrushの王座の戴冠だ。 昨日行なわれた同じ階級の菅原美優と優のタイトルマッチも見ており、「菅原選手はホンマに強い選手でアマチュアの頃から自分は見てきたんで、昨日の戦いだと全然追いつかないので、これから自分はもっと上を目指して頑張りたいです」と、まずは実力を上げてトップ戦線への参入を目指す。「MIO選手との戦いがなくなっちゃったので年内には出来たらいいなとは思っていますね」と、女子アトム級トップ選手の一人であるMIOとの対戦の実現も頭に描いている。「昨日の勝利に満足せず、これからもっともっと上を目指して、必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」と紗依茄。高校生活の残る1年でKrushの頂点に辿り着くことを宣言していた。 紗依茄「今年1発目の試合に勝ててホッとしています。(直前で相手が変更になったがやりにくさはなかった?)11日前に相手が変わっちゃって、対策とかもしづらい部分がたくさんあったんですけど、代表とかジムの先輩みんなでやってきたことなんで、勝てたことはホッとしていますね。(ダウンを奪ったハイキックは狙っていた?)そうですね。相手が変わった時に代表と対策してたことが最初に出たので狙ってましたね。(同じ階級のタイトルマッチもあったがそれについては?)菅原選手はホンマに強い選手でアマチュアの頃から自分は見てきたんで、昨日の戦いだと全然追いつかないので、これから自分はもっと上を目指して頑張りたいです。(試合をやっていて足りないと思った部分は?)昨日の試合は初めて3分3Rやって、体力もなかったですし、フィジカルもこれからつけていきたいと思っています。(年内にどの位置まで行きたい?)MIO選手との戦いがなくなっちゃったので年内には出来たらいいなとは思っていますね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。昨日の勝利に満足せず、これからもっともっと上を目指して、必ず女子高生のうちにKrushチャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」 南雲大輝、延長までもつれる接戦を制して堀井翼との因縁にケリ!「皆様の支えを思うと倒れることは出来なかった」 ©K-1  第1試合は南雲大輝と堀井翼のKrushライト級ワンマッチ。2020年の6月の初対戦での南雲のローブローによる反則決着から続く因縁の対決だ。2Rに南雲は堀井をロープに追い込みダウンを奪うが、3Rに組みつきが多くなったことで減点されてしまい、判定は南雲の1-0で延長へ。 お互いに出血が見られる中の延長Rは終了直前に南雲が堀井に左フックを炸裂させてダウンを奪う。これが決め手となって、南雲が延長R3-0で判定勝利。ついに2年越しの因縁にケリをつけた。「試合内容としては反省点も多くて立ってるのがやっとっていう感じだったんですけど、倒れずにというか、皆様の支えを思うと倒れることが出来なかったという感じで、良かったなっていう思いです」と、南雲にとっても気力で乗り越えた試合だった。その気力を作ったのも堀井だ。「堀井選手自身がとても気持ちが強くて、昨日の試合中に1回も弱気になった姿勢を見せなかったというのと、見せることはないだろうなというのを試合前からずっと感じていたし、4回も試合の機会があったので彼のことは多少は知ってるつもりで、堀井選手は本当に強い選手だなと思って、それを乗り越えようと積み上げきたっていう想いがあるので良かったです」と、堀井の存在が南雲に激闘を乗り越える精神力を作らせた。 しかし、堀井との因縁にもとりあえずは一旦終止符が打たれたことで、南雲の次の目標に向かって進むことが出来る。「もちろんこういった激闘を何試合でもしていきたいですし、K-1という舞台に対して表現したいものとかあるので、Krushのベルトも巻きたいですし、瓦田選手にリベンジして、自分を応援してくださってる皆様が、今体操の先生をやっているんですけど、そうやって応援してくださってる子供たちの目標というかお手本になるような、失敗も成功も含めて、そういったキャリアをこれから積んでいきたいなって思います」と、Krush王座の奪取も含めて頭に描いていることはたくさんある。 K-1 JAPAN GROUPに参戦して、今回が8戦目。そのうち勝ったのは2試合だが、今回の試合以外は堀井の体調不良による不戦勝だけだ。K-1 JAPAN GROUPのリングで実質的には初勝利を上げたと言っていい南雲は、「これからは人生を懸けて、人生を通して戦って、その戦いの中で恩返し出来るように精進してまいります」と、結果が出なくても支え続けてくれてきた人たちにファイトでの恩返しを誓っていた。南雲大輝「堀井翼選手のとても強い気持ちを感じましたし、なんとか乗り越えることが出来たのも、皆様の応援のおかげです。試合内容としては反省点も多くて立ってるのがやっとっていう感じだったんですけど、倒れずにというか、皆様の支えを思うと倒れることが出来なかったという感じで、良かったなっていう思いです。(因縁の相手に勝てた心境は?)堀井選手自身がとても気持ちが強くて、昨日の試合中に1回も弱気になった姿勢を見せなかったというのと、見せることはないだろうなというのを試合前からずっと感じていたし、4回も試合の機会があったので彼のことは多少は知ってるつもりで、堀井選手は本当に強い選手だなと思って、それを乗り越えようと積み上げきたっていう想いがあるので良かったです。(かなりタフな試合だったが勝てた要因は?)とりあえず前回の瓦田選手の試合から反省を生かして、何しろ延長を含めて4R、立っていること、倒れないこと、振り続けることだったり諦めないことだったり、気持ちの面なんですけど、そういったものを応援してくださっている皆様から力をもらってやってこれたので、技術云々よりかは弱さと向き合ってやってこれた結果がなんとか出たのかなという想いです。(堀井に勝ってこれからの目標は?)もちろんこういった激闘を何試合でもしていきたいですし、K-1という舞台に対して表現したいものとかあるので、Krushのベルトも巻きたいですし、瓦田選手にリベンジして、自分を応援してくださってる皆様が、今体操の先生をやっているんですけど、そうやって応援してくださってる子供たちの目標というかお手本になるような、失敗も成功も含めて、そういったキャリアをこれから積んでいきたいなって思います。(試合中にラウェイのポーズを見せたのは?)試合中に振り返って延長Rでやってたんですけど、全く記憶になくて(笑)。いっぱいいっぱいの中で出たのがラウェイの魂だったということで。まあ諦めない気持ちっていうことでいいんですかね? とりあえずそういうところです。(堀井との因縁は完全決着がついた?)いや、別に5回でも6回でもやってもいいと思っているので、僕は先に行かせていただくという感じで堀井選手、お待ちしております。(ファンの皆さんへのメッセージは?)本当に応援してくださってる皆さんのおかげでここまで来れました。横浜アリーナでK-1デビューさせてもらっていろんなことがあったし、そのたびにお力をいただいてきたので、これからは人生を懸けて、人生を通して戦って、その戦いの中で恩返し出来るように精進してまいります。これからも応援のほど、よろしくお願いします」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月22日 9時34分
  • 「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 第2弾カード発表

    野杁正明vs加藤虎於奈の“幻の一回戦”が決定!「K-1の顔になるのは僕。残酷なまでに叩き潰してやる」(野杁)vs「100回やって1回勝てればいい相手。でもその1回を持ってくる自信がある」(加藤) ©K-1 昨年9月K-1横浜アリーナ大会でウェルター級王座決定トーナメントを3試合とも全てKO勝利でタイトルを獲得し、K-1の2階級制覇を達成た野杁正明。K-1 AWARDSでMVPにも選ばれた野杁の2022年初戦がK’FESTAで決定した。「2階級制覇もしましたし、K-1を引っ張る顔だと思っている」という言葉通り、『K'FESTA』にも5年連続出場となり、名実ともにK-1を代表する選手になった野杁。「試合内容だったり、今年の頑張りによっては2年連続MVPっていうのもあると思うので、そこを狙っていきますし、K-1の顔になるのは僕だというのをしっかり証明していかないといけない」と、2022年初戦に向け決意を語った。 今回の試合に向けてvs世界・vs外国人選手を期待されたが、このコロナ渦にあって強豪外国人の招聘は暗礁に乗り上げた。そこで野杁の対戦相手に白羽の矢が立ったのが元Krushウェルター級王者の加藤虎於奈だ。 加藤は前述のウェルター級王座決定トーナメント・一回戦で野圦と対戦する予定だったが欠場。幻の一回戦が「K'FESTA.5」で実現する運びとなった。会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーによれば、トーナメント終了後も加藤陣営から野杁戦への熱いアピールがあり、加藤曰く「正直どこで野杁選手と戦えるか分からないし、どのタイミングで試合組まれるか分からないので、オファーが来たらすぐOKするというのは自分の中で決めていました」。下馬評では野杁圧倒的有利だが「100回やって1回勝てればいい相手。でもその1回を持ってくる自信がある」と番狂わせに自信をのぞかせる。 そんな加藤を野杁は「もう日本人選手とやる意味がないと僕は思っているので、今回の試合で日本人は卒業。残酷なまでに叩き潰してやろうかなと思っています」と一刀両断。加藤が番狂わせを起こすのか? それとも野圦がまたも圧倒的な強さを見せるのか?野圦正明「『K'FESTA』に5年連続参戦できることをすごい嬉しく思います。僕は2階級制覇もしましたし、K-1を引っ張る顔だと思っているので残酷なまでに叩き潰してやろうかなと思っています。(加藤選手の印象は?)Krushのチャンピオンにもなってますし、実力のある若い選手っていう印象ですかね。(どんな試合をしたい?)トーナメントとテーマは一緒です。日本人選手とやる意味がないと僕は思っているので、今回の試合で日本人は卒業。レベルの差はトーナメントでしっかり見せつけたんですけど、それ以上に差を見せつけることが今回の試合のテーマですね。(加藤選手に望むことは?)トーナメントの3選手は3選手ともしっかり勝負しにきてくれて、僕を倒しにくる姿勢が見れた。僕と対戦するのであれば倒しにくる姿勢というのを期待したいなと思っています。(MVPになったことで気持ち的な影響はありますか?)試合内容だったり、今年の頑張りによっては2年連続MVPっていうのもあると思うので、僕はそこを狙っていきますし、K-1の顔になるのは僕だと思っています。しっかりそこを証明していかないといけないと思ってますね。(同じ日の無差別級トーナメント迫力、インパクトに対抗する意識は?)スピードは誰もが思うと思うんですけど、重量級の選手より僕たちの方があると思ってますし、重量級は当たれば倒れるっていう印象があると思いますけど、それ以上に僕の攻撃はどの攻撃が当たっても倒れるというのを今回の試合では見せたいと思ってるので、そこはしっかり対抗できるんじゃないかと思ってます」 加藤虎於奈「まず話す前に野杁選手、K-1のスタッフの皆さん、ファンの皆さん、去年の9月に欠場になってしまい、本当にすいませんでした。トーナメントを見させてもらってめちゃくちゃ強い野杁正明選手を見ることができたので、いつか戦いたいとずっと心の中で決めていたので、決まってくれたことは光栄です。光栄なので勝てるように気合い入れます。(トーナメントを見て野杁選手の印象)まず野杁選手、一回戦、準決勝、決勝、普通に勝って優勝するだろうなって自分では思っていたので、それがそのとおり普通に勝っていったので普通にすごいなって、化け物だと思いましたね。(そういう選手でも対戦したい?)正直どこで戦えるか分からないし、どのタイミングで試合組まれるか分からないので、オファーが来たらすぐOKするというのは自分の中で決めていました。前回9月の時も野杁選手と言われた時はすぐに(OKと)答えられたので、今回も野杁選手には本当に申し訳ないですけど、すぐに『はい』と答えました。(どんな試合をしたい?)どんな試合をしたいかと言われたら、野杁戦が決まったのがすごいことじゃなくて勝つことがすごいと思うので、野杁選手を倒して俺がまたトップに出られたらと思ってます。(勝てるという自信の根拠は)自信の根拠っていうのはないです。100回やって1回勝てればいいかなと思っているんですけど、その1回を持ってくる自信があるので。その1回をもってくるしかない。それで決めましたね。(いつ頃から野杁選手を意識して対策を考えていた?)中途半端な気持ちだと野杁選手にまず失礼なので、去年の9月に欠場になってから生活面を見直してしっかりトレーニングしてきました。今年からはお酒も飲まずにトレーニングばっかりして。日本人なんですけど、強豪外国人というぐらい強くいられたらいいなと思っています」 林健太「僕が目指しているのは秀さんのベルト。気合いでしっかり倒す」vs鈴木勇人「K-1のリングは甘くない。この壁を越えていく」 ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 同大会では先立って山崎秀晃と大和哲也によるK-1スーパー・ライト級タイトルマッチが発表されているが、同階級のトップ戦線生き残りを懸けて林健太vs鈴木勇人の一戦が決定した。 林は元K-1ライト級王座を戴冠後、昨年からスーパー・ライト級に階級をあげてヴィトー・トファネリ、佐々木大蔵、不可思と対戦し、ライト級時代から変わらぬアグレッシブな試合展開で会場を沸かせてきた。 中村拓己K-1プロデューサーは「まだ階級をあげて1年なので、スーパー・ライト級のトップを目指していくうえで経験値だったりフィジカル面、そういったところを強化していくこともまだ必要。ここからいろんなファイターと戦ってベルトに向けてのストーリーを作っていくところ」と位置づける。 その林と対戦する鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者で、過去にK-1のスーパーファイトに3度出場するも、K-1の厚い壁を前に全敗と結果を残すことができなかった。 中村プロデューサーに「厳しい言い方をすれば崖っぷち」と表現された鈴木だが「今の自分は失うものはなにもない。今は格闘技を始めたばっかりの頃の感情が蘇ってきて、むちゃくちゃ燃えている」と復活に闘志を燃やす。 さらに会見がでは林が中村プロデューサーへ「その大会ごとに一番盛り上がった、すごくいい試合をした選手2人にファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスが欲しい」と爆弾要求。海外の大会ではすでに広く認知されてている選手ボーナスだが、中村プロデューサーも「僕も今いきなり聞いたので……」と困惑しつつ「どうなるかこれから考えます」と答えた。 スーパー・ライト級戦線生き残りをかける重大な一戦でありつつ、林のボーナス獲得に向けた(?)試合内容にも注目したい。林健太「去年は階級を上げて3試合して2勝1敗で、大事なところで落としちゃったというか負けちゃったので、今年はそういった大事な場面でも落とさずに勝っていかなあかんと思います。僕が目指しているのは秀さんのベルト、世界チャンピオンっていう称号なので、対戦相手が鈴木選手になって、Krushのチャンピオンで実績もあるので、落とさずにしっかり頑張ろうと思います。 そして毎回毎回試合を見てる人が興奮することをプロの格闘家として心がけているんですけど、去年3回やってすごく盛り上がったって言ってくれるような試合が多かった気でいたので、1年を通してK-1 AWARDSで敢闘賞とか、そういう賞をとれるんじゃないかと思っていて、家族だったりスポンサーの方だったり数人に『今年は敢闘賞取れます!』って言い切っちゃったんですけど、蓋を開けてみたら全く取れなくて、奥さんに『自惚れるな!恥ずかしい!』って言われてすごく恥ずかしかったんです(苦笑)。期待させてしまったスポンサーの方々もそうですけど本当に申し訳ありませんでした。 ご提案なんですけど、海外では大会ごとに一番盛り上がった、すごくいい試合をした選手、勝った選手にも負けた選手にもファイト・オブ・ザ・ナイト(以下、FON)ってボーナスがつくんですけど、K-1グループは今、KOボーナスしかないので、できればKOボーナスという人参も、FONという人参もぶら下げていただければ僕は2割、3割頑張りますので中村プロデューサー、ご検討をお願いします(笑)。(対戦相手の印象は)僕が格闘家としてゲージがあったら、パワーとかスピードとか、テクニックとか、そんなに秀でたもの・抜きに出たものはないんですけど、気合いの部分で自分は戦っていると思っているので、そこを褒めてもらえてすごく嬉しいですね。鈴木選手、キックが上手なので僕のことを応援してくれる人たちはこのカードを見て、健太、大丈夫かって多分思っていると思います。僕はパンチなので、蹴りの選手が苦手っていうのはみんな知っているので。だからといってここで落としてたらチャンピオンになれないのでここはしっかり気合いで倒させていただきたいと思います。(タイトルへのアピールは)さっきも言ったFONってその大会で一番いい試合をした人に送られるボーナスが出るのであれば、スーパー・ライト級の試合だけじゃなく全階級をとおして一番熱い試合をせなあかんなって思ってますし、僕はずっと世界チャンピオン、秀さんが持っているベルトを目指して頑張っているので特に変わったことはないですね。とにかくみんなが熱くなるような試合をして、しっかり勝ってタイトルマッチまでいくことしか考えていないですね。(年間を通してベストバウトだという気持ちは?)そのつもりで戦っています、毎回毎回。せやけど、いけるんちゃうかなって思ったところで全く蓋を開けたら違ったりして恥ずかしかったので、大会毎に決めていただければすごいKOだって、いい試合だって全部狙いにいきます。ただ1年て長くなるとダメやったすね。熱が冷めないうちに査定してほしいです。(同階級の試合がある中でどんな試合を見せたい?)同じ階級の試合が3試合あって、でもタイトルに絡んでいくのってその勝者になるので。でも内容は常に変わらず見ている人が興奮するような、熱くなるような試合を心がけてしっかり勝つ。それが一番大事やと思っているので、ここはしっかり勝って、熱くさせて、みなさんを。タイトルまで行きたいと思います。(FONについて)KOじゃなくても、熱い試合とかでも賞をもらえたら多分もっともっとみんなやる気が出ると思いますし、ファイターみんな。まぁファイターみんなっていうか僕に関しては普段の7倍ぐらい頑張れると思うので、そういった人参があると。なのでぜひよろしくお願いします」 鈴木勇人「今、連敗中で、連敗してるにも関わらず『K'FESTA』という大舞台で試合を組んでもらったことを嬉しく思っています。今の自分は失うものはなにもないと思っているので思い切りいってやろうと思います。(K-1の壁も感じている?)感じてます。K-1で本戦に3回出てるんですけど全部落としているので、やっぱりK-1は甘くないなって率直に感じていますね。ただ、この壁を越えていかないとチャンピオンは見えてこないと思っているので、負けてはいますけど、その都度収穫があったりとか、何かしら得るものを得ているので間違いなく前進はしてるので、この試合ではそろそろその成果を見せたいと思っていますね。(対戦相手の印象は?)オファーをいただいてから林選手の試合はほとんど見たんですけど、ひと言で言うとゾンビみたいな人だなって。倒されても倒されても前に出て、体が丈夫で根性がすごいなって思います。ただ、根性に関しては自分も負ける気はしないので熱い試合になるんじゃないかなって思ってますね。(タイトルへのアピールは)正直、今の自分がタイトルどうこうとか語れるような立場ではないと思っているのでそういう見方はしてなくて、与えられたチャンスを確実にものにすることが大事だと思っているので、まずはこの試合ですね。(3連敗はどう受け止めている)単純に自分が弱かったなってだけですかね。Krushのチャンピオンになるまではトントン来れたので、そこから気が抜けたじゃないですけど、モチベーションっていうのが、自分では思っていなかったんですけど、少なからず迷いっていうか、そういうのがあったのかなって思っていて。でもこの3連敗をしていろんなことを考えて、昔のその時の気持ちとかを思い出して考えたんですけど、やっぱ何をやるでも気持ちが一番大事だと思っているので。情熱というか。そういうのが格闘技を始めたばっかりの頃の感情とか蘇ってきて、いまはモチベーションとかがその時より高いくらい、むちゃくちゃ燃えているので。(壁を打開する鍵は?)最近やっと手応えを感じてきたというのは思っています。もともと自分の持っている長所だったり、強い部分っていうのを残しつつ、プラスアルファ、そういう技術だったりとかいろんなものがあると思うんですけど、それがうまく噛み合ってなかったので、両極端な、この最近の試合とか過去の試合とか、ちょっと極端だったなっていうのはあったので、そこをうまくバランスをとって、いつものやっていることがしっかりと出せれば問題はないかなと思っていますね。(同階級の試合がある中でどんな試合を見せたい?)見せたいというか、どういう展開になるかなっていろいろ考えているんですけど、林選手ももちろん前にガンガンくるファイターなので、自分はそういうファイターは苦手じゃないので自ずとKO決着になるのかなと思っています」 不可思と小嶋瑠久がスーパー・ライト級戦線の浮上をかけて激突!「今年はいけるんじゃないかと思う」(不可思)vs「自分たちが主役にならないといけない」(小嶋) ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 王者・山崎秀晃vs挑戦者・大和哲也のタイトルマッチが行われるスーパー・ライト級で、不可思vs小嶋瑠久のスーパーファイトが決定した。不可思は昨年12月のK-1大阪大会で林健太に判定負け、小嶋も9月K-1横浜アリーナ大会のウェルター級王座決定トーナメント一回戦で寧仁太・アリに敗れている。 直近の試合で敗れている両者の対戦だが、中村拓己K-1プロデューサーは「不可思選手はK-1で試合を重ねて、どんどんK-1アジャストしていて、成長した姿を見せてくれている。小嶋選手も一階級上のトーナメントで真っ向勝負の熱い試合を見せてくれた。ともに前戦の結果は残念だったが、次を期待させる試合をしてくれたと思うし、この試合を今年ブレイクするきっかけにしてほしい」と期待を寄せる。 この言葉を受けて不可思は「K-1に参戦して2年ぐらいはずっと自分の悪いところをなくす作業をやってきて、自分の良さを出せてない感じがあった。でも今はいい感覚が帰ってきた感じなんで、今年はいけるんじゃないかと思っています」と再浮上をアピール。 対する小嶋も「同じ日に山崎選手と大和選手のタイトルマッチが組まれて、新旧K-1王者対決と言われているけど、自分から見たら新旧対決じゃなくて旧々対決。自分たちの世代が主役にならないといけないし、毎日気合入れて練習してます」と世代交代に向けて気合いを見せた。 激闘派の不可思と重いパンチが武器小嶋。勝利をつかみ、スーパー・ライトの王座挑戦に向け一歩前進するのは果たして? 小嶋瑠久「とりあえず今回、ぶっ倒します。(対戦相手の印象は?)あんまりほかの選手の試合を観ないんで。印象はないんですけど、あれっすね、不可思団? 『格闘代理戦争』の印象です。自分の弟がお世話になりました。(不可思選手の)試合は見たたことありますよ。他団体を制覇してきた男なんで、そういう印象です。(スーパー・ライト級での意気込みは?)もともとスーパー・ライトが自分の階級なんで、階級変えた感じじゃないです。でも、前回の試合はプラスになったと思うので、成長につながったと思います。(同じ大会で行なわれるスーパー・ライト級のタイトルマッチをどのように見ている?)自分は山崎選手にリベンジしたいっていう気持ちがすごい強いんですよ。そのためのミッションを今回クリアして。でも、今年中にやらないと山崎選手が引退しないかって心配です。今年は一つも落とさないでいきたいと思います。(不可思は激闘のイメージだが臨むところ?)相手に合わせるつもりはないし、自分のスタイルっていうものがあるんで、それをいま築いてる途中です。今回の試合でそれを見せて。相手が激闘派だろうが、自分のペースで全部試合を進めて、最終的にブッ倒します。(不可思が自分より格上という意識は?)格上だとは思ってないですけど、実績を見たら自分はまだルーキーだし。でも、ちょっと話変わるっていうか、自分は新生K-1育ちで、自分たちの世代がもっとがんばっていかないといけないんだなって。正直、山崎選手と大和選手が組まれて、なんか自分が情けねえなと思って。自分から見たらぶっちゃけ、新旧対決って言いますけど、旧々対決なんですよ。とくに65kgなんか、上の常連メンバーがずっと変わってないと思うんですよね、昔からいる選手で。もっと自分ががんばんないといけないなって思って、それはこないだの試合が終わってから常に思ってますし。自分が主役にならないとって、毎日気合入れて練習してますね」 不可思「去年はいい結果が残せなかったんで、今年は結果を出していきたいし、いい結果が出せそうな気がするので楽しみにしていてください。(対戦相手の印象は?)いまの話を聞いて、瑠久選手の弟が不可思軍におったなって思いました。印象は攻撃力があるなって。(いい結果を出せそうと思う理由は?)この2年ぐらいはずっとK-1にどうアジャストしていくかとか、自分の悪いところをなくしていく作業をずっとやってきたなって。その中で自分のよさというか、そういうところが出せてないなという感じはあったんで。 成長した部分も取り入れながら、ここから自分のおもいっきりブッ倒してにいく、良さを出していくっていうところを意識して最近はまた練習してるんですけど。それで調子よかった感覚が思い出せてきて。いい感覚が帰ってきたって感じなんで、今年はいけるんじゃないかって思ってます。(同じ大会で行なわれるスーパー・ライト級のタイトルマッチをどのように見ている?)タイトルマッチ、普通に自分は楽しみって感じですね。自分は結果出していって、またそこに絡んでいけるように。今度のタイトルマッチはお客さん目線じゃないですけど、楽しみな感じです。(若い選手に挑まれることについては?)相手が若いとか、そういうの関係なしに、おもいきりブッ倒しにいきたいですね。(去年も倒しにいくスタイルだったが?)いや、あんま楽しめてなかったですね。もともとは楽しめてたんですけど」 スーパー・フェザー級のトップ争い!村越優汰と朝久裕貴が激突「俺は判定勝ちでも魅せる」(村越)vs「僕は必ずKOで勝つ。それだけです」(朝久) ©K-1  2月17日(木)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 スーパー・フェザー級のトップ戦線で戦う2人の潰し合いだ。元K-1フェザー級王者で、現在は3連勝中の村越優汰と日本と中国を股にかけて活躍する朝久裕貴の一戦が決まった。 会見に同席した中村拓己プロデューサーはこの一戦について、「元K-1フェザー級王者の村越選手はスーパーフェザー級に階級を上げてからは武尊選手・レオナ選手に敗れたが現在3連勝。最近は趣味のゴルフでもメディア露出が増え、キャラクターも確立して注目を集めてきている。対する朝久選手は日本と中国で活躍し、昨年9月の横浜大会ではONEでも活躍したMOMOTARO選手にKO勝利を収めた。この2人は間違いなくスーパー・フェザー級のトップ同士。前回の会見でも話した通り、王者の武尊選手が6月に那須川天心戦を控えており。2022年はスーパー・フェザーが動く年になると思う。同じ大会で行なわれる江川優生選手と大岩龍矢選手の試合と比べてみてほしい」と期待を寄せた。 また村越・朝久ともに多彩な蹴り技と距離感に優れたファイトスタイルでもあり。中村プロデューサーは「二人にしかできない空間・技術戦をお見せできると思う」と見所を語っている。 質疑応答で朝久は村越の技術について「巧いというより、上手というレベル。巧い選手は運がなくても自分の試合ができるが、村越選手はちょっと運が絡んている部分がある。僕はKOで勝つつもりでいますし、判定までいったら村越選手の勝ちでいいやと思ってる」と挑発的なコメント。 対する村越も「俺が目指すのは完封勝利、常にきれいな戦いかたを目指している。みんな俺を倒す倒すって言ってるけど、結局俺がうまく戦って完封して勝つ。そういう結果になると思います」と静かな口調ながらも真っ向から応戦。 さらに村越が会見終わりに「俺が完封で勝ったらマイクを渡してくれって言ったんですけど、、みんなの判定勝ちとは違って、俺はテクニックを見せる判定勝ちなんで。しっかり魅せて、完封して勝つんでマイク渡してください」と中村プロデューサーに要求すると、朝久は「それは絶対にない。試合が終わったときに村越選手は倒されていて、リングにいないと思うんで、そのルールは必要ない」と切り捨てた。 互いに一歩も譲らぬスーパー・フェザー級のトップ対決、勝利掴むのはどちらだ? 村越優汰「『K'FESTA』っていう大きい舞台で試合ができることをすごくうれしく思います。自分が目指してるところはベルトなんで、しっかり目の前の試合、勝ちたいと思います。(相手選手の印象は?)面倒くさいなっていう感じです。(面倒くさいというのは?)試合を観てて、すごい面倒くさい戦いかたをするなと思って。いつかやるだろうなと思ってたんで、ここで来たかという感じです。(中村Pから今年はスーパー・フェザー級が動く年という言葉があったが、ベルトへの思いは?)ずっと武尊選手とやりたいって言ってたんですけど、できる可能性はすごい低いのかなって思ってるんで。まあ、純粋にベルトをもう一回巻きたいなって思ったんで、そこを目指すんですけど。朝久選手、すごい強いと思ってて、ここの対決はトップ対決かなって自分でも思ってて。ここをしっかり勝って、自分だけ頭一つ抜けたいなと思います(今回も完封勝利を目指す?)もちろんですね。俺は完封勝利、常にきれいな戦いかたを目指してるんで。みんな倒すって言っても、結局俺がうまく戦って完封して勝つんで、そういう結果になると思います。(無差別のトーナメントの迫力に食われる可能性については?)すごい迫力もあって、すごいとは思うんですけど、選手それぞれ戦いかたがあると思うので。僕は僕の戦いかたがあって、やっぱり技術の部分をしっかり見せて。こういう戦いもあるんだなっていうのをしっかり見せたいですね。(司会が質疑応答を締めくくろうとすると)ちょっといいですか? 前回、試合終わったときにも言ったことで、俺が完封で勝ったらマイクを渡してくれって言ったんですけど、みんなの判定勝ちとは違って、俺はテクニックを見せる判定勝ちなんで。しっかり魅せて、完封して勝つんでマイク渡してください」朝久裕貴「新年一発目の試合が『K’FESTA』ということでとてもうれしく思っています。(相手選手の印象は?)巧いというより、上手というレベルで、巧くはないのかなと思います。(上手と巧いの違いとは?)僕が考える巧さは運が絡まないテクニックなんですけど、村越選手は運が絡んじゃっている部分があるので、上手という言葉で決めました。(中村Pから今年はスーパー・フェザー級が動く年という言葉があったが、ベルトへの思いは?)国内で巻くベルトはK-1のベルトと決めています。ただ、チャンピオンの武尊選手が6月に試合をするということで、本人も言われてるんですけどK-1を背負って戦うというのであれば、僕たちはその背中を押すことしかできないので。とりあえず、この試合はスーパー・フェザー級のトップの対決と言っていただいたので、それに見合った試合と勝ちかたにこだわって、武尊選手が戻ってきたときを待ちたいと思います。(村越選手がここ数試合、相手を完封する戦いかたをしているが?)ここ数試合、村越選手の相手を考えると、ちょっとレベルが低いのかなと思うので、あれぐらいはできるのかなと思います。ただ、あれで完封といっていいのかなと僕は思います。あと、僕を完封するつもりでいるのかもしれないですけど、僕はKOで勝つつもりでいますし、判定までいったら村越選手の勝ちでいいやと思ってるので。必ずKOで勝つ、それだけです。(無差別のトーナメントの迫力に食われる可能性については?)一発の重さであったり、インパクトっていうと無差別級の一撃には、ハッキリ言って僕たちのKOシーンとかでは太刀打ちできないのかなと思うんですけど、試合のあとに村越選手が倒れていたら、みんなが反応してくれると思うので。それを楽しみにしていてほしいですね。(村越の最後のコメントを受けて)すみません、自分も一言いいですか? そのルールはハッキリ言っていらないと思います。試合が終わったときに村越選手は倒れて、リングにいないんで、そのルールは必要ないです」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月18日 10時25分
  • K-1年間最大のビックマッチ「K'FESTA.5」!K-1誕生の地で開催!

    2月9日(水)都内にて記者会見が行われ、中村拓己K-1プロデューサーが出席。4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第1体育館にて、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5」の開催を発表した。 K-1が年に一度開催している年間最大のビッグマッチ「K’FESTA」。2022年は国立代々木競技場第一体育館での開催となった。 代々木第一は1993年4月30日にK-1が旗揚げした会場で、中村プロデューサー曰く「K-1 JAPAN GROUPとして代々木第一で大会をやることは一つの目標だった」。 昨年1月にも代々木第一で「K'FESTA」を開催予定だったが、その時はコロナの影響で延期。その後も代々木第一の会場スケジュールは常に確認しており、中村プロデューサーは「4月3日に代々木第一のスケジュールOKだったので、4月3日に代々木第一で『K'FESTA.5』の開催を決定しました。代々木第一はK-1にとって旗揚げの地であり、K-1MAXでもたくさんの名勝負が生まれたK-1にとって聖地と言える場所。そこで大会ができることがうれしいです」と喜びを語っている。 なお中村プロデューサーは「当初今大会も外国人選手を招聘してのマッチメークを考えていたが、水際対策の延長など外国人選手の招聘は困難と判断。今大会も日本人と日本在住の選手を中心に試合を組んでいきたい」としている。■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 K-1誕生の場所で無差別級トーナメント開催!京太郎、石井慧、K-Jee、サッタリ、ANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、実方宏介、坂本英則が激突 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 今大会では8選手参加による[K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント]の開催が決まった。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーはトーナメント開催の経緯を以下のように説明した。「K-1の歴史は1993年4月に国立代々木競技場第一体育館でブランコ・シカティックが優勝した無差別級トーナメントから始まりました。K-1 JAPAN GROUPでは軽量級の選手にスポットライトを当て、軽量級中心に盛り上がってきましたが、やはりK-1の原点は重量級の倒し合いであり、超人たちの戦い。今後も軽量級を盛り上げていきますが、K-1が代々木第一に戻ってきたということで無差別級トーナメントを開催させていただきます」 トーナメントには実績的に優勝候補となる京太郎、北京五輪柔道金メダリスト・石井慧をはじめ、K-1 JAPAN GROUPの重量級を牽引してきたK-Jee、現在Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリら8選手が参戦。以下の組み合わせが発表された。一回戦(1):ANIMAL☆KOJIVS谷川聖哉一回戦(2):石井慧VS実方宏介一回戦(3):京太郎VS坂本英則一回戦(4):K-Jee VSマハムード・サッタリ準決勝(1):一回戦(1)勝者vs一回戦(2)勝者準決勝(2):一回戦(3)勝者vs一回戦(4)勝者決勝:準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者 会見欠席となった石井以外の7選手が登壇すると、中村プロデューサーは「「K-1 JAPAN GROUPの重量級はヘビー級からスタートして、90kg以下のクルーザー級を新設。昨年は京太郎選手がボクシングからK-1に戻り、石井選手もK-1に参戦し、100kg以下のヘビー級と100kg以上のスーパー・ヘビー級も作りました。グループ全体として近年、重量級が盛り上がってきているのを感じ、選手層も厚くなってきて、無差別級トーナメントをやるとしたらここだな』と思って決めました。K-1は競技化されて、細かく階級も分かれているんですが、戦いの原点はデカくて強いヤツらが殴り合って誰が一番か決める。それもK-1の魅力だと思ってます。そういった戦いをここにいる選手にはぜひ見せてほしいと思います」と大きな期待を寄せた。(なお中村プロデューサーは『トーナメントはベルトなどかけずに優勝を争うものになります。また、K-1クルーザー級チャンピオンのシナ・カリミアン選手は現在イランに帰国していて、試合の準備が間に合わないため、今回のトーナメント参戦は見送りになります』と説明)「K’FESTA」の舞台で着実にステップアップしてきた谷川は、「絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたい」と、さらなる飛躍を力強く表明。その谷川と1回戦で激突するANIMALは“野獣ファイト”を誓い、自身が柔道出身であることを踏まえ「石井選手は同じ柔道の神様みたいな存在の人なので、試合してみたいなと思います」と意気込んだ。 石井はVTRメッセージで「自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死でがんばっていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います」と静かに闘志を燃やすと、対する実方は「石井選手は京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います」と力強く宣言。 優勝候補と目される京太郎はいつものようにマイペースにコメントを発し、石井に関する質問に対しても「僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、二回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まできついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが、はい」と煙に巻くようなコメントを残した。その京太郎にK-1初参戦で対峙する坂本は「誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思ってる」と番狂わせをアピール。 そして一回戦屈指の注目カードとなるのがK-Jee vsサッタリ。K-Jeeは「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたい。観てる人の心、魂に響くような試合をしていきたい」と、重量級のエースらしく宣言。対するサッタリも「(K-Jee)元K-1チャンピオンで、とても強くてすばらしい選手だと思う。この試合もそうだが、すべてをつぎ込んでこのトーナメントに勝つ」と、Krush現王者の意地を感じさせるコメントを残した。 以下は中村プロデューサーの各試合の見どころ、トーナメント出場8選手のコメント。谷川聖哉「自分、K-1のデビュー戦が2年前の『K’FESTA.3』のプレミナリーファイトで、去年の『K’FESTA.4』で本戦に出場することができて、『K’FESTA.5』でこうしてメインとなるトーナメントに参加させていただきます。順調に階段を上りつつあるんですけど、ここで全員しっかり倒せば、日本人最強の称号は絶対に手に入ると思うので、絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたいと思います。(一回戦の対戦相手の印象は?)豪快に見えてけっこう緻密で、しっかり戦略を練ってくるかただと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)これから先、無差別で戦っていけるということを証明したいので、石井選手と京太郎さんとも戦いたいですし、サッタリ選手も二回負けてるので。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)日本を代表して外国人選手と戦っていける、相手の攻撃をもらわずに自分の攻撃だけ当てて倒すのを見せたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)ふだん、104~105kgなので、99~100くらいで試合したいと思ってます」ANIMAL☆KOJI「好きなバナナは食べ物です、ANIMAL☆KOJIです。4月3日の無差別級トーナメント、しっかり12月の復讐も兼ねて、しっかり準備して優勝します。応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)しっかり空手持込みでバランスの取れた重量級の選手っていうイメージですね。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)戦いたい選手は強いて言うなら、石井選手とは同じ柔道の神様みたいな存在の人なので、試合してみたいなと思います。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)僕はテクニックは軽量級選手のほうが早いし、いいと思うので、僕は僕らしく野獣ファイトでアグレッシヴに戦いたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)通常は90kgくらいなんで、いっぱいご飯食べて、いっぱいトレーニングして95kgくらいにできたらいいなと思ってますね」中村プロデューサー「ANIMAL選手はクルーザー級でこれまでRUI選手と愛鷹亮選手を下して、昨年12月にはサッタリ選手の持つKrush王座にも挑戦。以前から石井選手との対戦も希望するなど無差別級での戦いに興味を持ってるということで、今回トーナメント出場が決まりました。谷川選手も同じくクルーザー級戦線で活躍。もともと空手家で『自分より大きい外国人選手を倒したい』と話していて、いよいよトーナメントで無差別級の戦いに挑むことに。ANIMAL選手はステップやカウンターのうまい選手で、谷川選手は空手仕込みの蹴り技がうまい。いい意味で重量級らしくない、スピードやテクニックをこの二人には見せてほしいと思います」実方宏介「今回、こんなすばらしい大会に参戦できて本当に光栄です。石井選手はずっとロード・トゥ・京太郎、京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います。応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)岩みたいな、フィジカルモンスターですね。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)去年、京太郎選手に負けてるので、決勝で再戦できればと思ってます。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)テクニックはANIMAL選手が言ったんですけど、軽量級の選手のほうができるんで、一発で仕留める重量級らしい試合をしたいと思ってます。(試合に臨むベストな体重は?)120~123kgなんで、115kgくらいまで落として、動きやすくしたいと思ってます」石井慧  ※会見欠席のためVTRメッセージ「石井慧です。今回『K’FESTA.5』、並びに無差別級トーナメントに出させていただくことになり、とても楽しみにしています。当初はもう1試合勝って、ヘビー級トーナメントに打診してみようかなと思ったんですけれども、中村プロデューサーのほうからそういうオファーをいただき、すごく感謝してると共に興奮しています。試合に向けて練習を積んでこのトーナメント、勝ちたいと思います。トーナメントに向けて、10R、やる気マンマンで準備しています。 今回のトーナメントは前回の試合よりも20%、成長した姿と、さらに頭を使って勝つ姿をみなさまに見せられればなと思います。そして自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死でがんばっていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います。がんばります、ありがとうございます」中村プロデューサー「石井選手は昨年からK-1に参戦し2戦して2連勝。試合を重ねるなかでどんどんK-1ルールに適応している。じつは石井選手もK-1参戦するときに無差別級のトーナメントをやってほしいというリクエストもあり、いよいよ実現しエントリーすることになりました。また、石井選手は京太郎選手と対戦をずっと熱望していて、それが実現するかどうかも注目してもらいたいと思います。実方選手は昨年からK-1に参戦し、7月のK-1福岡大会で、左ハイキック一発で見事KOした試合はK-1 AWARDSのベストKO賞にもノミネートされた。実方選手も石井選手との対戦を熱烈にアピールしていたので、トーナメント一回戦で組まれることになりました。石井選手はパンチャーの愛鷹選手、ヒザ蹴りのRUI選手とやってきて、次はムエタイの実方選手とやるというところでも楽しみ。また石井選手よりも実方選手の方が体重が重いので、石井選手が自分よりもデカい実方選手と戦うというところでも、無差別級らしい試合になったと思います」坂本英則「初参戦、K-1させてもらうんですけど、こんな大きい大会に呼んでいただいて、意味のあるトーナメントということで。誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思っているので応援よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)メチャメチャ強い有名人だと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)僕、全然無名でみんな有名人なので、誰とやれてもうれしいです(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)動けるデブがアピールできたらいいかなと思ってます。(試合に臨むベストな体重は?)あんまり気にしたことないんですけど、だいたい120kgくらいで出れればなと思ってます」京太郎「前回の記者会見から日にちが浅いということで。なぜこんなに記者会見を二回もするのかという疑問に駆られて来ましたけど。なぜ二年連続、試合が延期になるのか、それが気になっております。そこが一番厳しい。あとトーナメントも厳しいです、がんばります(一回戦の対戦相手の印象は?)ちょっと前回何を言ったか覚えてないですけど、まあでも、若い選手にがんばっていただきたい。そう思います。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)その質問聞くだけで気が重いんですけど、僕は誰とも基本的にやりたくないので。考えるだけでおそろしい、以上です。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)べつに僕はもう、逃げたとしても最悪反則ギリギリでも勝てればいいかなと思うんですけど。とりあえずそれがお金につながればいいかなと思います。(VTRで石井選手から決勝で戦いたいとラブコールがあったが?)言ってくれてるみたいですけどね。石井選手からしたらこの新しい世界に来て、僕とやること自体、たぶんプラスになるというか、得しかないと思うので。たぶん、うまく頭使っていろいろ発言してると思うんですけど。僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、二回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まできついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが、はい。(試合に臨むベストな体重は?)昔からずっと、どの試合もどの競技も変わらないんですけど、たぶん100ちょいちょいくらい、前後ちょっと超えるくらいあたりかなと」中村プロデューサー「京太郎選手と坂本選手については当初2月の東京体育館大会で実施する予定でしたが、今回トーナメントを行なうにあたり、一回戦にカードがスライドするかたちで行なわせていただきます。京太郎選手はK-1に復帰して、今回が初のトーナメント。これまでのK-1での実績を考えれば京太郎選手が優勝候補になると思う。坂本選手は重量級の選手として2本の国内タイトルを獲得し、実方選手にも二回勝ってる選手。もともとスーパーファイトで京太郎戦が決まったときも『自分の名前を知ってもらうチャンス』だと番狂わせに燃えていた。スーパーファイトよりも注目が集まる舞台になったと思うので、トーナメントの台風の目になるのかどうか、そういったところが求められる出場になったと思います」K-Jee「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたいと思っていて。もっとみんなに重量級を評価してもらえるように、楽しんでもらえるようにがんばっていきたいなと思ってるところでこういうオファーをいただいて。K’FESTA.で重量級の魅力を伝えることが楽しみです、ワクワクしてます。最高の一日になるよう、精一杯がんばっていきたいと思っています、よろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)スピードもパワーもちゃんとした技術もあって、いま一番勢いのある選手だと思ってます。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)ほかの7人、誰とも試合したことないんで、誰とやっても楽しみなんですけど、やっぱりK-1で実績のある京太郎選手と、去年ちょっと裏切っちゃった谷川とは試合したいかなと思ってます。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)技術とかスピードとかパワーとかっていうよりは、観てる人の心、魂に響くような試合をしていきたいと思います。(試合に臨むベストな体重は?)みんなデカいんで、120kgくらいでいこうかなと(笑)」マハムード・サッタリ「今回、このようなすばらしいトーナメントに参加することができてとても興奮している。自分は常々どれだけのことができるのか、常にチャレンジしたいと思っているので、こういったトーナメントで戦えることを本当にうれしく思う。厳しいトレーニングを積んでしっかり勝ちたい。そのためにはみなさんの応援が必要ですので、どうぞよろしくお願いします。(一回戦の対戦相手の印象は?)元K-1チャンピオンで、とても強くてすばらしい選手だと思う。この試合もそうですが、すべてをつぎ込んでこのトーナメントに勝つつもりでいきたい。(勝ち上がった場合に準決勝や決勝で戦いたい相手は?)誰が勝ち上がってくるかわからないが、トーナメントの選手すべてが強いのは間違いない。自分にできることは、自分の最高のパフォーマンスを見せて、みなさんに楽しんでもらえる試合をして、この試合に勝つことだと思う。(このトーナメントを通して、どんな戦いをファンに見せたい?)試合によって自分のファイトスタイルは変わるので、こういうものを見せたいというのは一概には難しいが、やはりファンのみなさんが求めているようなエキサイティングな試合をお見せしたい。そのためにこれから厳しいトレーニングを積んでいきたい。(試合に臨むベストな体重は?)体重を増やすのは簡単なことではないし、できるだけ努力して増やしたいと思うが、自分にとってそこまで大きな問題じゃないと思う」中村プロデューサー「K-Jee選手はK-1とKrushでクルーザー級のタイトルも獲って、いまのK-1の重量級をずっとけん引してきた選手。K-Jee選手もずっとK-1の重量級を盛り上げたいという想いで試合をやってきて、トーナメントをいつかやりたいという話も聞いていました。現K-1の重量級エースが無差別級トーナメントに出場するかたちになったと思います。サッタリ選手はK-1 JAPAN GROUPに参戦し、5戦5勝5KOという結果を残し、現在Krushクルーザー級王者に君臨。K-1 AWARDSでもベストKO賞に選ばれるくらい衝撃的なKO勝利を連発してきたファイター。クルーザー級で小柄な選手になるが、サッタリ選手の攻撃力が無差別級でも通用するのか、見たいファンのかたも多いと思います。サッタリ選手はここまで日本人選手をどんどん倒してきて、K-Jeeが最後の砦じゃないですが、見所のあるカードになったと思います。かつてK-1では小柄なアンディ・フグ選手が無差別級の相手に立ち向かっていく姿にファンのみなさんは感情移入して見ていたと思いますが、サッタリ選手も令和のアンディ・フグになる可能性を持っていると思います」 そしてトーナメントのリザーブファイトとして、加藤久輝と愛鷹亮の対決が決定した。 両者ともK-1重量級を沸かせるハードパンチの持ち主ながら、加藤は3連敗、愛鷹は4連敗と苦戦が続いている。リザーブファイトとして組まれた一戦でありながら、サバイバルマッチの様相も呈しているこの一戦となった。加藤久輝「West A代表の加藤久輝です。初めてWest A代表というのは新鮮な感じでいいですね。去年また負けちゃって、その後自分のジムをオープンしてしばらく試合をしていなかったんですけど、今回は初めて自分のジムの所属選手としてしっかり勝ちたいと思っています。(対戦相手の印象は?)スーパー僧帽筋・愛鷹って感じですね。すごい力があると思います。(本戦のトーナメントがあるなかで、どんな試合をしてどんな勝ち方を見せたいか)確かにふたりともワンパンチはあるので、タイミング良く当てればしっかり倒せると思うので、倒しに行きたいと思います」愛鷹亮「加藤選手とリザーブファイトということなんですけど、去年の自分の出した結果でリザーブファイトというのは、本当に不甲斐ない。悔しい気持ちでいっぱいですけど、またこうやってK-1のリングに呼んでもらってありがたく思っています。(対戦相手の印象は?)サウスポーで一発が大きくて倒す選手だと思っています。(本戦のトーナメントがあるなかで、どんな試合をしてどんな勝ち方を見せたいか)今回リザーブファイトという形なんですけど、自分の中では加藤選手とのスーパーファイトだと思っています。トーナメントのついでという位置づけで戦うつもりは全くないので、本戦の選手に絶対負けない熱い試合をして、本戦に次に出られるような選手になれるように、ここで這い上がりたいと思っています」 ■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 K-1の歴史を創ってきた男たちの世紀のタイトルマッチ! (C)K-1 / 王者・山崎秀晃 vs 挑戦者・大和哲也 王者・山崎秀晃「時代を超えた新旧K-1の王者対決、過去最高の自分を創る」vs挑戦者・大和哲也「山崎選手と戦って新たな伝説を残したい」 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 代々木第一体育館は1993年4月30日にK-1が旗揚げした場所であり、新体制となったK-1がこの会場で大会を開催することは悲願だった。昨年も1月に「K’FESTA.4」を代々木第一体育館で開催することを発表していたが、コロナの影響で開催を断念。満を持して、今年の「K’FESTA.5」を同会場で開催することになった。 そして、この大会に相応しいカードとしてマッチメイクされたのが、今回発表された王者・山崎秀晃vs挑戦者・大和哲也のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチだ。このカードを組むのは、会見に同席した中村拓己プロデューサーの悲願でもあった。 もともと無差別級とヘビー級主体で始まったK-1だが、その後、70kgのK-1 WORLD MAXが始まり、2010年には63kgという軽量級のカテゴリーが作られた。その63kgのトーナメントで優勝を果たしたのが大和だった。しかし、これから軽量級にもスポットが当たるという時期に、旧体制のK-1は活動を休止してしまう。軽量級に希望を抱いていた選手やファンの夢舞台がなくなってしまったのだ。そのため、大和はムエタイの世界チャンピオンになる道を目指すことになる。 その同時期にKrushのリングで若い力として台頭してきていたのが山崎だった。中村プロデューサー曰く、「KrushをK-1に負けない舞台にするという想いで戦い続けていた」という山崎の想いが叶い、2014年にK-1が現在の新体制で復活する。「僕の中ではあの時のK-1 MAXの63kgの続きが今のK-1の原点になってるんじゃないかなと思っています」と中村プロデューサーが語った通り、現在のK-1の中心を担うのは軽量級だ。山崎は体を張って、新生K-1の中心選手として活躍してきた。 また、山崎の活躍に引き寄せられるかのように大和もK-1に復帰。そして、一昨年9月のK-1エディオンアリーナ大阪大会で、山崎がK-1スーパー・ライト級王座を戴冠。中村プロデューサーがかつて思い描いていた2人の対戦が、K-1の原点でもあり、大和がトーナメント優勝を飾った代々木第一体育館という記念すべき会場で実現する絶好のタイミングが訪れたのだ。 今年の6月には武尊vs那須川天心の世紀の一戦が実現することになったが、「僕はこの試合も同じぐらいファンの皆さんに夢を与える試合だと思っています」と、中村プロデューサーが会見中に感極まって涙を見せるほどの想いの詰まったカードが、この二人のタイトルマッチなのだ。 その想いは戦う当事者の二人も同じだ。チャンピオンの山崎が「試合が終わった後、ファンの皆さん、中村プロデューサーに感動していただける試合をお届けすることを必ずお約束しますので、是非注目していただければと思います」と語れば、大和も「12年前、時期は違うんですけど、自分はある意味伝説のトーナメントを制しました。今年は12年経って、また新たな伝説を山崎選手と試合をして残したいと思います」と語るなど、この一戦に懸ける想いは強い。「自分がエントリーすら出来ない大会でK-1のチャンピオンになられたのが大和哲也選手で、そこでやっぱりしっかり結果を残す選手で素直にリスペクトと憧れの気持ちがありました」と、大和についてコメントした山崎。だが、現在は自分がチャンピオンだ。「僕の前に立つ以上は残酷なぐらい一瞬で切り落としたいと思います」と、リスペクトを持って大和を叩き潰すことを宣言した。 試合をするのは昨年の3.21「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会以来、約1年ぶりとなるが、「新旧とはいえK-1のチャンピオン対決として、時代を超えて、僕は過去最高の自分を作って、しっかり叩いていきたいと思います」と力強く初防衛を約束した。 対する大和も、山崎の戦いぶりはずっと見ていたそうで、「ムエタイに行ってやっていた部分はあるんですけど、K-1に出たいと思ったきっかけはやはり山崎選手の活躍もあった」と、K-1復帰を決断した理由にもなっていたという。その山崎との戦いには、「もちろん選手としての強さも知ってますけど、人としての強さも僕は見てきているので、本当に強い選手だと思っていますし、正直久しぶりに怖い選手と戦う自分がドキドキワクワクすることもあってですね」と武者震い。「普通のワンマッチで山崎秀晃選手と戦うのではなくて、“チャンピオン”山崎秀晃選手と戦えるということを自分は凄く光栄に思うんで、特別しかない試合ですね」と、特別な想いを持って、山崎のベルトに挑むことを誓っていた。山崎秀晃「皆さん、ご無沙汰してます。お待たせしました。山崎秀晃です。今回『K'FESTA.5』でこのようなタイトルマッチを組んでいただけて嬉しく思います。自分はKrushでデビューして、生え抜きでK-1でずっとやってきまして、こうして年に1回のお祭りでタイトルマッチで戦えることを非常に嬉しく思っています。先程、中村プロデューサーからのお言葉もあったように、それを一つ一つ噛み締めて聞いてたんですけど、大和選手が以前にK-1のチャンピオンになられて、自分はKrushで大和選手の活躍を指をくわえて見ていて、悔しさ反面、羨ましさ反面で頑張ってきた部分がありました。 本当に僕はこのK-1のベルトを目指して上京しまして、それを目指して練習も頑張ってきた中で、こうして中村プロデューサーにチャンピオンベルトを巻いていただいて、実は注目選手として初めて取材していただいたのも、当時記者だった中村さんっていう時代やったんですけどもね。まあ、今、こういうお言葉をいただいた以上に、試合が終わった後、皆さんに、ファンの皆さん、中村プロデューサーに感動していただける試合を、お届けすることを必ずお約束しますので、是非注目していただければと思います。よろしくお願いします。(お互い同じ時期にファイターとして戦ってきて、どんな目で相手のことを見てきた?)自分がエントリーすら出来ない大会でK-1のチャンピオンになられたのが大和哲也選手で、そこでやっぱりしっかり結果を残す選手で素直にリスペクトと憧れの気持ちがありました。でも、時を経て、僕はK-1 JAPAN GROUPでやっていく中で、KRESTでトレーニングをさせてもらう中で、やっぱり渡辺代表をはじめトレーナーの皆さんにしっかり追い込んでいただく環境で、常に自分に打ち勝って、限界突破して成長してきた自分があります。その皆さんからの助けの結果、こうしてチャンピオンベルトを巻けてるんだと思っております。そこらへんでは大和選手、リスペクトもありますけど、僕の前に立つ以上は残酷なぐらい一瞬で切り落としたいと思います。(中村プロデューサーも試合への思い入れを語っていたが、この試合に特別な想いはある?)自分も特別な想いしかありませんね。新旧とはいえK-1のチャンピオン対決として、時代を超えて、僕は過去最高の自分を作って、しっかり叩いていきたいと思います」大和哲也「こんにちは。愛を知る県、愛知県の日本を元気にするK-1ファイター、大和哲也です。このタイトルマッチのオファーをいただいた時は本当に正直、『いきなりか!』という想いもあったんですが、今回の『K’FESTA』が代々木第一体育館大会というのも、先程の中村プロデューサーからお話ををしていただいたように、自分が12年前にK-1 WORLD MAXトーナメントで優勝した会場でもあり、それから旧K-1が消滅して、自分はK-1で世界を獲って有名になってという夢が途絶えたところで、WBCというボクシングの団体でムエタイ部門が始まって。 その世界タイトルを獲れば一般層の人にも知ってもられるんじゃないかと思って、自分はムエタイに活路を見出して、しのぎを削って戦ってきました。その時に山崎選手はKrushで、K-1が始まってから活躍されていて、それから月日が経って同じ代々木第一体育館大会で山崎選手のベルトに挑めることを本当に嬉しく思いますし、自分も12年間トップ戦線でやってきたんだなということを思うと同時に、旧K-1が消滅して夢を失ったんですけど、このように新生K-1が復活…というより新たに始まって、継続して大会を進めていただいて、このコロナ禍である中でもこのように大きい大会をやっていただけることを嬉しく思います。 そして、山崎選手とはですね、かなり前から自分がムエタイルールでやっていて、そちらに行くことはないよっていう状態でいたんですけど、山崎選手のいろいろここまであった試合も見てますし、もちろん選手としての強さも知ってますけど、人としての強さも僕は見てきているので、本当に強い選手だと思っていますし、正直久しぶりに怖い選手と戦う自分がドキドキワクワクすることもあってですね。12年前、時期は違うんですけど、自分はある意味伝説のトーナメントを制しました。今年は12年経って、また新たな伝説を山崎選手と試合をして残したいと思います。(お互い同じ時期にファイターとして戦ってきて、どんな目で相手のことを見てきた?)本当に新生K-1の立ち上げ当初から見ていましたし、正直、今、山崎選手の話を聞きながら、ムエタイのほうに行ってやっていた部分はあるんですけど、K-1に出たいと思ったきっかけはやはり山崎選手の活躍もあったりして、自分もやってきたので、正直、昔、自分がK-1に出ないっていう時は山崎選手にチャンピオンになってほしいと思っていた時期もありましたし、それぐらい遠目ではあるんですけど、いろんなことを乗り越えてやってきた山崎選手の強さも見てきましたし、普通に強い選手に挑戦するのとはちょっと違う感情があります。(中村プロデューサーも試合への思い入れを語っていたが、この試合に特別な想いはある?)特別な想いしかないですね。まさかこのタイミングでチャンピオンに挑めるとは思っていなかったですし、こういうオファーをいただいてから考えていたんですけど、普通のワンマッチで山崎秀晃選手と戦うのではなくて、“チャンピオン”山崎秀晃選手と戦えるということを自分は凄く光栄に思うんで、特別しかない試合ですね」 ■「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 江川優生が1年ぶりの復活!スーパー・フェザー級で大岩龍矢と激突! (C)K-1 / 江川優生 vs 大岩龍矢 「K-1のスーパー・フェザー級は俺が荒らす」(江川)vs「ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたい」(大岩) 2月9日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。 元K-1フェザー級王者・江川優生が昨年3月以来の復帰。大岩龍矢とのスーパーファイトに臨む。この一戦は昨年7月のK-1福岡大会のカードとして決定していたが、江川が欠場。「K'FESTA.5」での仕切り直しが決定した。 中村拓己プロデューサーは第一声で「一度流れたカードを改めて組んだものではない」とコメント。今年6月に決定した武尊vs那須川天心の一戦から大きな動きを見せるK-1スーパー・フェザー級戦線において、階級を上げてスーパー・フェザー級での戦いに足を踏み入れる江川と、Bigbangで初タイトルを獲得して勢いを増す大岩の一戦は、今後を占う重要な一戦と位置づけている。 大岩は盟友である武尊が迎える6月のビッグマッチに触れると「すごいことをやってきたふたりが戦うから盛り上がることは間違いない。でもずっと武尊の近くにいてこのままじゃダメだと自分も感じている。最高の試合を見せて感動を与えて(武尊を)超えないといけない。ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたいと思います」と、K-1を背負う選手の一人として、武尊だけに頼らない存在になると宣言した。 約1年振りの試合となる江川もまた「世紀の一戦が決まった中で、こうして『K’FESTA.5』という大きな舞台で自分のカードを再び組んでもらえて光栄に思います。最高の舞台が整ったので、思う存分殴り合おうという感じ」と、K-1の主役のひとりとしてやる気十分。激動が予告されたスーパー・フェザー級戦線においても「Krushの方は中島(千博)さんが荒らしてくれたので、K-1は俺が荒らしてやろうかな」と、自ら激動を呼び起こす構えを見せた。江川優生「K-1ファンの皆様と大岩選手、お待たせして申し訳ありませんでした。世紀の一戦(武尊vs那須川)が決まった中で、こうして『K’FESTA.5』という大きな舞台で自分のカードを再び組んでいただけて、とても光栄に思います。この『K’FESTA.5』で一番ド派手に暴れて、最高の舞台が整ったので、思う存分殴り合おうという感じです。(久々の試合。スーパー・フェザー級の体の仕上がり具合や、取り組んできた練習を教えて)うちのジムPOWER OF DREAMは基本的に常に厳しい練習を積んできているので、階級を上げたからといって特に変わらず、きつい練習をこなしてきました。(中村Pからスーパー・フェザー級が動く1年とあった。その中でどうアピールしたい?)Krushの方はうちの中島(千博)さんが荒らしてくれたので、K-1のほうは俺が荒らしてやろうかなと思っています」大岩龍矢「この大きな試合に組まれたことにうれしく思います。今回は本当に勝つだけじゃなくて、最高な試合を見せないといけないと思っていて。中村プロデューサーが(山崎秀晃vs大和哲也の会見で)泣いてましたけど、僕も泣けてきて。僕も武尊と一緒にいることが多いので、武尊の声っていうのは本当にすごくて。でも武尊の近くにいて、このままじゃダメだなと自分も感じています。 武尊(と那須川)の試合は、すごいことをやってきたふたりが戦うから盛り上がることは間違いないんですけど、自分たちがもっともっとこれから時代を作っていくじゃないですけど、もっとK-1を盛り上げて、最高な試合をお客さんに見せて感動を与えて(武尊を)超えないといけないと思っているので、ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたいと思います。(初めて(Bigbangの)ベルトを巻いて自分の中で変わったところは)チャンピオンとしての自覚を持つようになりました。対戦相手というよりかは、自分磨きですね。自分磨きをがんばっています。(中村Pからスーパー・フェザー級が動く1年とあった。その中でどうアピールしたい?)試合内容もそうですけど、スーパー・フェザー級大岩龍矢がいないといけないという存在感を残したいです」

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月10日 9時25分
  • 「由樹くんが巻いていたベルトをPODに持って帰る」 第5代Krushバンタム級王者・佐々木 洵樹の挑戦!

    2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で内田晶と対戦する佐々木洵樹のインタビューを公開! ――第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの出場が決まりました。今率直にどんな心境ですか? 「前回の試合から辞める辞めないでかなり悩んだのですが(格闘技を)離れている間に、なぜ格闘技を始めたのかを自分に問いかけて学生の頃の色んな卒業文集とかを見たら、全部にK-1チャンピオンになると書いてあって、こんなに想い入れがあったんだなと改めて思って、この話をいただきました。やり残したことをしっかりやって、練習もしっかり積んで、やることをやるだけです。今まで格闘技をやってきて一番モチベーションが高いです」――昨年5月のK-1横浜武道館大会の試合後に進退について言及する部分がありました。 「あの時は自分の思った試合もできなかったし、コロナのこともあって今まで応援してくれた人たちにも申し訳なく思ってしまって。変なところで僕の真面目な部分が出て、勝手に自分を追い込んでいた感じでした。でも今はもう吹っ切れて、すごく楽しいです」――佐々木選手を含む玖村将史・金子晃大・璃明武の4選手がK-1スーパー・バンタム級四天王と扱われることをどう思っていますか?「悪い気はしないですけど、今までは四天王とか持ち上げられても『いやあ…』とか思っていたんですけど、最近はマインドコントロールが出来て、だったら四天王でやってチャンピオンになって、出来るんだなってなんとなく自分で出来ているんで、僕は悪い気はしないです」――1回戦で対戦する内田選手にはどんな印象を持っていますか?「内田選手が相手に決まった時、会長がもうその場で対策を言ってくれました。試合を見ても懐が深くて待ちのスタイルでやってもカウンターを合わせられるし、前にも中盤・終盤から出られるし、弱点というかしっかり対策はしていきたいと思っているんで、そういう感じです」――準決勝・決勝の勝ち上がりはどう予想していますか?「予想とは違うんですけど、玖村選手が『他の選手は眼中にない』と言っていて、こんな感情になるのは初めてですけど、玖村くんとやる時は怒りの感情が出るかなって思ってます」――今まで相手に怒りを抱くことはなかったですか?「試合に対して“この野郎”みたいのはありましたけど、選手に対して出るっていうのはないですね。会見をやる前は金子くんのことを意識していて、実は帝拳ジム時代に金子くんに会ったことがあって、礼儀もなってないし“いつかやってやろう”っていう気持ちがあったんですよ(苦笑)。今はその気持ちが玖村くんに行ってるのかなと思います」――ちなみに玖村選手は圧勝での優勝を宣言していますが、佐々木選手の心境としては「何を言ってるんだ?」と。「そうですね。彼の言ってる通りにはいかないぞというのは思います。そういう熱い気持ちで試合できるのは初めてで、今までになかった熱い気持ちがフツフツと沸いてきて、試合が楽しみですね」――K-1のベルトにはどんな想いがありますか?「K-1のベルトには自分にとって凄く想い入れがあるし、獲りたいという気持ちは凄く強いし、元ジムメイトの由樹くんが巻いていたベルトです。自分の後輩でしたが、人として尊敬しているので由樹くんが巻いていたベルトをPODに持って帰りたい気持ちはあります」――K-1スーパー・バンタム級のベルトは武尊・武居由樹というK-1を代表する選手たちが巻いてきたベルトですが、そこは意識していますか?「もちろん武尊選手、武居選手は偉大なチャンピオンで、この間練習している時も由樹くんに『武尊、武居、佐々木でお願いします』って言われたんですけど、僕は『なんか弱いっすねえ…』っていう話をしてたんですよ。でもここでベルトを獲って、これから武尊、武居、佐々木になれるように、まだ弱いっすけど頑張ります」――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。「本当に今までやってきたことを全部出そうっていう気持ちと、メンタルの面も最近自分でコントロールできるようになってきました。こんなにメンタルが弱くても勝てるんだよというところをみんなに伝えたいです」 東京体育館に2月27日(日)に開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」、GAORA SPORTSでは、3月1日午後5時から放送!!※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年2月8日 16時06分
  • 新スーパー・フェザー級王者・中島千博、決勝で横山朋哉にリベンジして王座獲得

    1月29日(土)昨日開催された「Krush.133」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに優勝し、見事に新王者に輝いた中島千博が一夜明けての感想を語った。中島はトーナメントの準決勝では友尊と対戦。1Rに2度のダウンを奪ってKO勝利を飾ると、決勝では山本直樹を下してきた横山朋哉と対戦した。以前、横山に敗戦を喫したことがある中島は、横山の攻撃をしっかりブロックしながら試合を進め、3Rに左フックをカウンターで決めてダウンを奪取。そのまま横山の反撃をしのいで、3R判定勝利を収めて、Krushスーパー・フェザー級のベルトを手にした。 会見では「朝起きた時にいつもみんなが言うようにベルトがあって本当にホッとしています」と、喜びの声を上げた中島。極真空手出身で様々な実績を残してきたが、K-1 JAPAN GROUP参戦から8戦目でKrushのベルトに到達した。「自分でデビュー戦から振り返って、毎回課題として言われたものを一個ずつだんだんとクリアして、クリア出来なかったものもあるんですけど、ちょっとずつ試合を経験して、やっと少しずつ形になってきたのかなと思います」と、POWER OF DREAMでの練習により、バックボーンの空手とK-1ルールでの戦い方を融合させることが出来るようになった成果が出たトーナメントだった。 空手時代は80~90kgの階級で戦っていたという中島が、-60kgのスーパー・フェザー級で戦えるような体になったのも、POWER OF DREAMの猛練習の賜物。「それまではウェイトトレーニングばかりやってたのを走ったりいろんなトレーニングに変えていったら、自然と無駄な脂肪だったりがドンドン落とされていって、自然と落ちていった感じですね。もうキツすぎました、練習が」と苦笑いする場面もあったが、その成果が今回のベルト奪取に集約されている。 Krush王者になり、今度は狙われる立場にもなった。「絶対にチャンピオンになるっていう気持ちの選手たちなので、その選手たちに負けたら終わりなので、どの選手にも勝てるように練習していくっていうのが一番大事なのかなと思っています」と、どんな相手が来ようとも負けない王者を目指す。そして、「KrushのチャンピオンとしてK-1の選手と戦ってみたいですね」と、まだ踏んでいないK-1の舞台への意欲もある。 現在武尊が保持するK-1スーパー・フェザー級のベルトも視野に入れているが、「Krushのチャンピオンになっていた人たちもいるので、そのチャンピオンになってた人たちをちゃんと倒してからでないと、僕は今の一番上の武尊選手とやるには相応しくないと思っているので、Krushのチャンピオンだった人たちを含めて、その人たちに勝ってから行きたいですね」と、まずは段階を踏んでから。 「Krushチャンピオンになったんですが、これからが本当にスタートなので、負けないチャンピオンとしてドンドン戦っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」と、さらなる目標に向かって、Krushのベルトと共に新たなスタートを切る。Krushイベントスケジュール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年1月29日 9時41分
  • 第10代Krushスーパー・フェザー級王者は誰だ!?

    1月27日(木)都内にて、開催を明日に控える「Krush.133」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。 明日の大会の目玉である第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場する中島千博、友尊、山本直樹、横山朋哉の4人は揃って計量をパス。公開調印式と記者会見に臨んだ。 準決勝の第1試合は一回戦でSATORU成合にKO勝利を収めた中島と、一回戦は佐野天馬のドクターストップによる不戦勝となった友尊の激突。会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんから、「中島選手の蹴りvs友尊のパンチという図式を超えた、期待を超えたような試合になってくれることを楽しみにしています」と期待を寄せられる、ファイトスタイルが対照的な選手同士による好カードだ。 中島は空手出身で蹴りが持ち味。石川さんからも「ボクシングのボディワークではなく、空手とPOWER OF DREAMの独特のボディワークからのパンチでダウンを奪っていたのが凄く印象的でした」と評される独特のファイトスタイルでベルトを狙う。「明日はこの4選手の誰かがチャンピオンになると思うんですけど、みんな凄いしっかり練習してきて、今まで以上に全員が一番強いと思うので、その試合の中で誰が一番強いかを見ていただけたらと思います」とコメントした中島。トーナメントは予想外のことが起きがちだが、「何があってもどんな場面でもそれに臨機応変に対応出来るようにということを意識してやってきました」と、対応力を磨いて勝負に出る。 一方の友尊は、石川さんが「他の選手の試合を見た上で自分が優勝出来ることを確信したという頼もしい発言があるんですけど、それだけ今の練習環境が充実しているんだなということに期待をもたせてくれます」と語る通り、本人も自信に満ちた態度で「ありきたりですけど、優勝します」とキッパリと優勝宣言だ。「4人とも凄え(トーナメントに)かけてて、モチベーションも凄く高くて仕上がってるようなんで、その4人の中でベルトを争えるっていうのは嬉しいというか武者震いが止まらないんで、早く明日になって試合がしたいです」と、一回戦で試合をしていないだけに、はやる気持ちを押さえきれない様子だった。 準決勝のもう1試合は山本と横山の対戦だ。一回戦では山本が伊藤健人をカーフッキックでKO、横山は松本涼雅をフック3連打によるKOと、それぞれ持ち味を出してのKOによる勝ち上がりだった。石川さんも、「山本選手は相手の攻撃を見切る抜群の技術を持っています。横山選手は抜群のトップスピードの攻撃力を持っています。どちらが相手の技術を上回って優勝にリーチをかけるか? 判定決着が想像出来ない準決勝になると思います」と評する注目カードだ。 その石川さんから「試合中の成長と覚醒を見せてくれました」と評価された山本は、「試合内容もKOはもちろんなんですけど、3R以内でも必ず勝つし、延長でも必ず自分が勝つし、面白い試合になっても自分が必ず勝ちます」と、どんな局面になろうと自分が勝つと固く誓う。 キャリア的にも年齢的にもベテランと呼ばれる段階に入ってきただけにベルトへの想いは強い。「やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くっていうのは自分の自己満なんですけど、たくさん応援してくれてる方、支えてくれてる方のおかげでこうやってリングに上がれているので、それを少しでも恩返し出来ればっていう気持ちでいます」と、長年支えてきてくれた人たちに報いるためにもベルト戴冠を約束していた。 対する横山は「ド迫力のパンチによるKO勝利で優勝候補と呼ばれるに相応しい試合見せてくれました」という石川さんの言葉通り、トーナメント優勝の大本命としての実力を見せつけての一回戦突破だった。「明日は普段の練習した通りにやれば僕が優勝すると思うんで、全試合KOで勝って、僕がチャンピオンになります」と自信たっぷりのコメントをした横山。「山本選手、仕上がってるなと思いましたし、この試合に向けて最後じゃないですけど、ここでラストチャンスだぞという意思が見えたので、僕はそこを壊してこれから僕の時代にするよっていうことで山本選手を倒します」と、山本のベルト奪取への執念の破壊を宣言。 そして、「4選手とも完璧に仕上げてきていると思うんで、そこで一番輝いて、一番カッコいい男になりたいです」と、スーパー・フェザー級の頂点に立つことを力強く誓っていた。■中島千博「明日はこの4選手の誰かがチャンピオンになると思うんですけど、みんな凄いしっかり練習してきて、今まで以上に全員が一番強いと思うので、その試合の中で誰が一番強いかを見ていただけたらと思います。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)友尊選手は今にも襲いかかってきそうな勢いをしていたので、明日はその勢いに飲まれないようにしたいと思います。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)全部を向上させてたのはもちろんなんですけど、一番は何があってもどんな場面でもそれに臨機応変に対応出来るようにということを意識してやってきました。(ベルトへの想いは?)今まで遠目に見てたんですけど、その時は綺麗で凄いなって思ってたんですけど、本当に近くで見ると傷がたくさんあって、いろんな方が築いてきたんだなと思っているので、僕もその一人になれたらなと思います。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)一番は自分が勝てたらと思ってたんですけど、夢に向かってKrushのベルト、K-1のベルトっていうその道をしっかりいつも自分で強く思っていました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)トーナメントっていうのは空手時代にいつもやっていたのでそんなに不安とかはないです。しっかり一人ひとりに勝つっていうことが一番かなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)本当に一人ひとりが自分を持っていて、このキックのスーパー・フェザー級トーナメント、誰が優勝するんだろうって、まあ自分が優勝するつもりですけど、自分が他の目線から見たら本当に分からないトーナメントだと思うので、明日早く試合をしたいなと思っています。応援よろしくお願いします」■友尊「ありきたりですけど、優勝します。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)中島選手の印象は結構鼻が曲がってるんだなと思いしたね。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)自分は練習に関しては今までと同じですね。イメージトレーニングをずっとしてきたんで、それが一番大きいですかね。(ベルトへの想いは?)意外と細かい傷があって、やっぱ歴史があんだなって思います。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)自分が自分を信じられる日々のトレーニングであったりとか生活であったりを積み重ねていくことをずっと意識していました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)自分もみんなとあんま変わんないんですけど、トーナメントという意識よりもワンマッチを1日2回やるという気持ちでやります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分はやっぱ山本くんとは違って自分のためだけにベルトを獲りに来ているし、4人とも凄えかけてて、モチベーションも凄く高くて仕上がってるようなんで、その4人の中でベルトを争えるっていうのは嬉しいというか武者震いが止まらないんで、早く明日になって試合がしたいです。応援よろしくお願いします」■山本直樹「優弥道場の山本直樹です。体調もバッチリで、明日は2回勝ってチャンピオンベルトを巻きます。試合内容もKOはもちろんなんですけど、3R以内でも必ず勝つし、延長でも必ず自分が勝つし、面白い試合になっても自分が必ず勝ちます。よろしくお願いします。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)やっぱり横山選手、いい目をしていました。自分でも若いっていうかベテランでも自分はある…まあ自分ではそう思ってないですけどベテランなんで、その壁を必ずぶつけて自分が勝ちます。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)自分はほぼ毎日追い込みって感じだったんですけど、1日1日しっかり天を作って、勝つためにどうやったらいいかっていうのを自分の中でしっかり考えて、チャンピオンになることだけを考えて練習してきました。(ベルトへの想いは?)自分もプロデビューしてからずっと狙っているベルトなんで、見た印象はカッコいいなっていう感じです。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)自分はベルトを巻いたらとか先のことは巻かないと分からないし、巻いた者にしか分からないことが必ずあるんで、まずどうやったら巻けるか、どういう人間になったらベルトを巻けるかっていうことは毎日考えてました。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)自分は1日で2試合することは初めてなんですけど、まず横山選手に勝って、その後はどっちが決勝に上がってくるとか、そういうことはあんまり考えてなくて、どっちが勝っても気持ちでは必ず負けないし、気持ちで勝って必ず自分がベルトを巻くことを考えています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分はたくさんのチャンスをいただいているんですけど、なかなか結果を出せずに長々とやってしまっています。やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くっていうのは自分の自己満なんですけど、たくさん応援してくれてる方、支えてくれてる方のおかげでこうやってリングに上がれているので、それを少しでも恩返し出来ればっていう気持ちでいます。自分は最終的には自己満で巻きたいんで、明日は必ずベルトを巻きます。応援よろしくお願いします」■横山朋哉「明日は普段の練習した通りにやれば僕が優勝すると思うんで、全試合KOで勝って、僕がチャンピオンになります。(計量時に向かい合ってみての相手の印象は?)山本選手、仕上がってるなと思いましたし、この試合に向けて最後じゃないですけど、ここでラストチャンスだぞという意思が見えたので、僕はそこを壊してこれから僕の時代にするよっていうことで山本選手を倒します。いい構えでしたね。(ワンデートーナメントを勝ち抜くために意識して取り組んできたことは?)意識したことは普段と練習も変わらないですけど、スタミナ面、精神面、集中力とか、後は常にチャンピオンになることを意識してきましたね。それ以外は普段と変わってないっす。(ベルトへの想いは?)早く巻きたい。それだけです。(練習している時にこの日に向かって一番強く思ったことは?)やっぱりベルトに対して一番強く思っていたし、僕は常に倒すことを意識して練習しているんで、明日は練習通りのことが出れば倒せると思うんで、常に倒すことを意識していましたね。(1日2試合ということに関してはどれぐらいの意識を持っている?)特に意識はしてないですけど、僕は1試合1試合が大事だと思っているんで、山本選手に勝たなければ次はないと思っているので、とりあえず今は山本選手を倒すことだけを考えていましたね。その勝った先に次の試合があるんで、今は1試合1試合を大事にしています。1日2試合っていうのはあんまり考えてないですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)試合が決まった8月くらいからずっとチャンピオンになるって言い続けてきて、やっと明日叶うんで、ここをしっかり勝って、今からワクワクとドキドキとウキウキが止まらないんですけど、明日はスーパー・フェザー級のトーナメントが一番と言われるような大会にしたいし、4選手とも完璧に仕上げてきていると思うんで、そこで一番輝いて、一番カッコいい男になりたいです。応援よろしくお願いします」-----Krushイベントスケジュール(2022.1.27現在)「Krush.133」1月28日(金)後楽園ホール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年1月28日 11時53分
  • 武尊、レオナ・ペタスらが第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントを語る!

    1月28日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.133」。今大会では第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント準決勝(中島千博vs友尊・山本直樹vs横山朋哉)&決勝が行われる。同じスーパー・フェザー級で活躍するK-1ファイターらが本トーナメントについて語った。■武尊「今回のトーナメントで注目しているのは横山朋哉選手ですね。横山選手は攻撃のキレ・スピードがあって、倒す力も持っている選手です。また選手としての華もあるなと思います。(トーナメントは)中島千博選手と横山選手が勝ち上がって決勝でベルトを争う形になるかなと思います。(新王者に期待することは?)ここでチャンピオンになった選手はこれからのK-1を引っ張っていく存在の一人になると思います。誰がそこに辿り着くのか、僕も楽しみにしています」■レオナ・ペタス「中島選手は蹴り技が多彩で、見ていてどんな技を出すのかが楽しみで、友尊選手は気持ちがとても強い選手。一回戦が不戦勝だったので今回の試合にかなり賭けてくると思います。山本選手は全てにおいて器用でバランスの良い選手で、横山選手は爆発力があって思い切りの良い選手だと思います。このなかで僕が注目しているのは友尊選手ですね。(その理由は?)やはり一回戦を不戦勝で勝ち上がって、他の選手よりも勝ちに対して貪欲だと思うからですね。このトーナメントは僕が返上したベルトをかけて行われるトーナメントです。歴史が深いスーパー・フェザー級のベルトを巻くに相応しい試合を期待しています」■村越優汰「僕はトーナメントの1回戦を解説で見させてもらったんですけど、僕の注目選手は横山朋哉選手ですね。1回戦もそうですし、過去の試合を見ても勢いを感じるし、あの勢いは大きな武器になると思っています。今回は自分と同じ階級のトーナメントですが、見ている人たちが熱くなるような試合を見せて欲しいなと思います。と同時に、個人的には選手たちの技術にも注目して見ています」■卜部弘嵩「僕のトーナメントの優勝予想は横山朋哉選手、注目選手は山本直樹選手です。みなさんも色んな予想をしていると思いますが、Krushのトーナメントは何が起こるか分かりません。予想通りにいかない大波乱を期待してます」■西京佑馬「僕の優勝予想は横山選選手です。今、すごく勢いに乗っているので、そのままチャンピオンになるんじゃないかと思います。(決勝の予想は)横山選手と中島選手で、お互いKOであがってくる可能性も高いと思います。決勝はダウン奪って横山選手が勝つと予想しています。(トーナメントに期待することは?)④横山選手と中島選手は言わずもがななで、山本選手と友尊選手が当日どんな気持ちで試合するのかも見どころです。Krushスーパー・フェザー級は僕も巻いていたベルトなので、とても楽しみにしています」■島野浩太朗「僕の注目選手は山本直樹選手ですね。山本選手とは2018年3月に挑戦者決定戦という形で拳を交えていて、同じベルトを目指して戦った相手として注目しています。まずは準決勝の横山朋哉戦、山本選手が勢いのある横山選手がどんな組み立てで試合をするのかが楽しみです」■朝久裕貴「Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントは横山朋哉選手が注目です。弟の泰央と試合をしている戦友ですし、トーナメント出場4選手の中で一番若いじゃないですか。あの若いからこその爆発力には僕も注目しています。今回のトーナメントは2022年最初のKrushで行われるトーナメントで。僕は注目選手として横山選手の名前をあげましたが、全選手とも自分のスタイルを貫いて最後まで戦ってほしい。僕はそういう試合を楽しみにしています」■芦澤竜誠「俺の注目選手は横山朋哉選手っすね。前回のトーナメント一回戦で確実に倒し切る強さを見たからです。(トーナメントの予想は?)中島千博選手がKO勝ち、横山選手が判定勝ち。決勝は中島vs横山になると思うんですけど、準決勝の横山選手のダメージ次第でどちらが優勝するか決まると思います。(トーナメントに期待することは?)各選手倒せるファイターだから、そこプラスレベルの高い駆け引きが見たいっすね」-----Krushイベントスケジュール(2022.1.27現在)「Krush.133」1月28日(金)後楽園ホール「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.1」2月5日(土)GENスポーツパレス「Krush.134」2月20日(日)後楽園ホール「Krush.135」3月26日(土)後楽園ホール「Krush-EX 2022 in FUKUOKA」4月10日(日)アクロス福岡「Krush.136」4月30日(土)後楽園ホール「Krush.137」5月21日(土)後楽園ホール「Krush.138」6月17日(金)後楽園ホール「Krush.139」7月30日(土)後楽園ホール「Krush.140」8月27日(土)後楽園ホール「Krush.141」9月24日(土)後楽園ホール「Krush.142」10月28日(金)後楽園ホール「Krush.143」11月26日(土)後楽園ホール「Krush.144」12月18日(日)後楽園ホール※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。

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    K-1 JAPAN GROUP 2022年1月27日 17時50分
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