【国スポ】2032年〜2035年大会の実施競技が決定、フェンシング・ダンスが「改革先行導入」へ

Shuhei.N.

posted2026年4月16日 8時35分

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日本スポーツ協会(JSPO)は15日、2032年の第86回大会から2035年の第89回大会にかけて開催される「国民スポーツ大会(国スポ)」の実施競技を決定したと発表しました。

今回の決定では、2036年以降の大会刷新を見据えた「国スポ改革」が本格始動。正式競技や公開競技の選定に加え、新たな運営モデルを試行する「改革先行導入大会」の実施が大きな柱となっています。

■ 正式競技は計42競技、新時代のスター競技も選出

決定した正式競技は、本大会の37競技、冬季大会の3競技に、改革先行導入の2競技を加えた計42競技です。

○正式競技 計42競技
本大会(37競技):
陸上競技、水泳、サッカー、テニス、ローイング、ホッケー、ボクシング、バレーボール、体操、バスケットボール、レスリング、セーリング、ウエイトリフティング、ハンドボール、自転車、ソフトテニス、卓球、軟式野球、相撲、馬術、柔道、ソフトボール、バドミントン、弓道、ライフル射撃、剣道、ラグビーフットボール、スポーツクライミング、カヌー、アーチェリー、空手道、銃剣道、クレー射撃、なぎなた、ボウリング、ゴルフ、トライアスロン
伝統的な競技から近年の人気競技まで幅広くラインアップされています。

冬季大会(3競技):
スキー、スケート、アイスホッケー。

国スポ改革先行導入(2競技):
フェンシング、ダンススポーツ。
特にフェンシングとダンススポーツは「改革先行導入大会」として位置づけられ、将来の国スポの在り方(実施方法や規模の適正化など)を探るためのモデルケースとして開催されます。

■ 地域の特色を映す「公開競技」9競技

都道府県の枠組みを超えて親しまれている「公開競技」には、以下の9競技が選ばれました。

種目: 綱引、少林寺拳法、ゲートボール、武術太極拳、パワーリフティング、バウンドテニス、エアロビック、スポーツチャンバラ、ペタンク・ブール。

■ 2036年を見据えた「国スポ改革」の転換点

JSPOによると、第86回大会(2032年)から第89回大会(2035年)は、現行の「2巡目」最後にあたる重要な4年間となります。

1946年から続く「国体」の伝統を引き継ぎつつ、少子高齢化やスポーツの多様化に対応するため、JSPOでは「国スポ改革タスクフォース」を設置。有識者会議の提言に基づき、競技数の精査や開催地の負担軽減、そしてスポーツを「する・みる・ささえる」環境の再構築を進めています。今回の「改革先行導入」は、その実現可能性を検証する重要なテストケースとなります。

■ 実施競技・区分まとめ

区分 競技数 主な競技内容
正式競技(本大会) 37
陸上、サッカー、相撲、柔道、剣道、ゴルフ ほか
正式競技(冬季)
3
スキー、スケート、アイスホッケー
改革先行導入
2
フェンシング、ダンススポーツ
公開競技
9
綱引、ゲートボール、スポーツチャンバラ ほか

JSPO(日本スポーツ協会)について:

1911年に創立され、2018年4月から現在の名称となったわが国スポーツの統一組織。国民スポーツ大会やスポーツ少年団の活動を通じて、生涯スポーツの振興と国際競技力の向上を支えています。