【インディ500】地元デイリーが228マイル超で総合首位へ。練習2回目はハイスピードな展開に
- #モータースポーツ
posted2026年5月14日 10時55分
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第110回インディアナポリス500マイルレース(インディ500)は13日(日本時間14日)、練習走行の2回目(Day 2)が行われました。涼しく絶好のコンディションとなったこの日、地元インディアナポリス出身のコナー・デイリーが228.080mph(約367.1km/h)を記録し、2日間の総合トップに躍り出ました。
■ 地元の期待を背負うデイリー、圧巻のスピードを披露
デイリーは、セッション開始から約1時間が経過したところで、他車のスリップストリームを巧みに利用し、今大会初となる228マイルの大台を突破。スポット参戦のみの「ドレイヤー&レインボールド・レーシング」という小規模チームながら、初日の3位に続き、大チームを凌駕する速さを見せつけました。
デイリーは走行後、「最高の気分だ。このラップでもまだ全開ではなかった。コース上ではこれまでの練習では見たことがないほど激しいサイド・バイ・サイドの争いがあり、非常にエキサイティングだった」と手応えを語りました。注目すべきは、フル参戦していないスポット参戦チームがトップに立った点です。これは、インディ500というレースが、マシンの純粋なセットアップ能力とドライバーの経験次第で、誰にでもチャンスがある「究極の公平性」を持っていることを改めて証明しています。
■ 昨年の覇者パロウ、最多118周を走り込み2位
初日トップのアレックス・パロウも、228.026mphを記録して2位に食い込みました。パロウは初日にマシンの違和感からわずか28周の走行に留まりましたが、2日目はセッション最多となる118周を精力的に走り込み、ディフェンディングチャンピオンとしての調整を着実に進めました。
3位にはデビッド・マルカス、4位にグラハム・レイホール、5位にロマン・グロージャンと続き、トップ5の顔ぶれは初日から好調を維持している実力者が並びました。
また、他車の助けを借りない「ノータウ(独走)」ランキングでは、パト・オワードが221.409mphでトップ、アレキサンダー・ロッシが2位となりました。集団走行での最高速が伸びる一方で、独走でのスピードが初日のカイル・カークウッド(222.062mph)を下回ったことは、気温や路面状況の変化が予選シミュレーションに繊細な影響を与えていることを示唆しています。
■ 練習走行はさらに熱を帯びる
この日は全33台が大きなトラブルなく合計2,542周を走行しました。初日の1,996周から大幅に走行数が増え、各チームが決勝を見据えた集団走行のデータ収集に本腰を入れ始めたことがうかがえる。