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【月刊高校野球CHARGE!第105回全国高等学校野球選手権記念 神奈川大会総集号・秋季大会レポート】が発売!
「月刊高校野球CHARGE!」は高校球児、高校野球ファンへ届ける応援誌。高校野球が脚光を浴びるのは主に甲子園開催の前後になりますが、球児たちは自身の晴れ舞台に向け、日夜己を磨き続けています。そんな彼らの青春にスポットライトを当てるCHARGE!は、東京/神奈川/静岡/栃木/群馬 を中心とした高校野球部の「部員の日常」「スローガン」を取材し、お届け!神奈川版として第2弾を発売!【内容紹介】○2023夏 神奈川大会総括第105回全国高等学校野球選手権記念神奈川大会決勝で慶應義塾が横浜に勝利して5年ぶり19回目の優勝。第1シードで臨んだ慶應義塾は春夏連続の甲子園出場となりました。激闘が繰り広げられた今夏の神奈川大会を、毎月神奈川県の高校野球を取材しているCHARGE!取材班が総括しています。 ■2023年神奈川県夏大会チームレポートベスト16以上の高校をCHARGE取材班が徹底レポートしています。【優勝校】 慶應義塾【準優勝校】 横 浜【ベスト4】 東海大相模 横浜商業【ベスト8】 相洋 桐光学園 日大藤沢 横浜創学館【ベスト16】 市ヶ尾 向上 湘南 桐蔭学園 平塚学園 藤沢翔陵 舞岡 横浜隼人 (五十音順) ■2023神奈川県夏大会 ピックアップゲーム神奈川大会の名勝負をピックアップ。下記、厳選した5試合を紹介しています。鎌倉学園 VS 横浜商大湘南学院 VS 東海大相模桐光学園 VS 星槎国際湘南日 大 VS 相 洋相模原弥栄 VS 湘 南 ■月刊高校野球CHARGE選出ベストプレイヤー100 ~2023年夏神奈川大会で輝いた選手たち~「月刊高校野球CHARGE!」取材陣が第105回全国高等学校野球選手権記念神奈川大会の活躍選手を独自に選出。球場取材やデータをもとに印象に残った神奈川球児100選手をピックアップしています。■CHARGE!選出2023年夏季神奈川大会ベストナイン「月刊高校野球CHARGE!」では取材陣から届いた情報、試合データをもとに「神奈川大会ベストナイン」を独自に選出。今夏の神奈川大会では、2年生プレーヤーの活躍が特に目立ちました。気鋭の選手たちによる2年生ベストナインも選出しています。■神奈川大会開会式レポート・全167チーム入場行進4年ぶりに、登録選手全員での行進となった開会式。全167チームの選手たちの力強い行進も掲載しています。 ■2023夏 全試合結果本大会の全試合結果を掲載。試合中のリアルな写真も多く掲載しています。■2023年神奈川県高等学校野球秋季大会レポート神奈川県秋季県大会が9月9日に開幕、地区予選を突破した 81 チームが新チームでの“県 初陣”を迎えました。“夏”さながらの熱気に包まれた本大会の決勝・準決勝をレポートしています。●書名 月刊高校野球CHARGE!【神奈川版】 第105回全国高等学校野球選手権記念 神奈川大会総集号・秋季大会レポート●出版社名 株式会社朝日メディアネットワーク●発売日 2023年10月17日(火)●価格1,980円(税込)●フルカラー 100+8ページ 月刊高校野球CHARGE!【神奈川版】 第105回全国高等学校野球選手権記念 神奈川大会総集号・秋季大会レポート 月刊高校野球CHARGE!東京版 (2023 夏号)
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GAORA文庫 2023年10月11日 8時55分 -
『慶應義塾高校 栄光への軌跡』発売!「エンジョイベースボール」を掲げ、爽やかな笑顔で頂点へ駆け上がった、彼らの得たものとこれから……独占取材で掘り下げた永久保存版
慶應義塾高等学校野球部の107年ぶりとなる甲子園大会優勝までの足取りから現在までを追った記念フォトブック『慶應義塾高校 栄光への軌跡』が発売! 「エンジョイベースボール」を貫いた本大会13日間。その激闘の記録 激戦区といわれる神奈川大会で全7試合を勝ち上がり、ついに夏の夢舞台の切符を手にした慶應義塾高等学校野球部。甲子園では計5試合を勝ち抜き、皆が目標に掲げ信じた「日本一」をものにした。数々の応援を糧に、素晴らしき対戦相手をリスペクトし、仲間の攻守に感謝の思いを抱きながら、一球一球に魂を込めてプレーした熱き13日間の闘い。本書では「エンジョイベースボール」の心を通じて、塾高野球部が107年ぶりの栄光に辿り着くまでの軌跡を追う。 塾高野球部を育てる「コトバのチカラ」 今回の甲子園で監督が選手に試合ごとに伝えていたという「四字熟語」。実はこの四字熟語、森林監督のノートを拝見すると、神奈川大会の準々決勝から取り入れられていた。準々決勝は「先手必勝」(対横浜創学館)、準決勝(対東海大相模)は「雲外蒼天」、決勝(対横浜)は「威風堂々」。選手たちはその言葉の意味を自身で解釈してから試合に臨むことで、強豪校にも強い気持ちで立ち向かっていく準備が整った。また、好きな言葉や新年を、キャップのつばの後ろに記して自身を鼓舞している選手も多い。このように自身でメンタルを意識して、「人に感謝をする」、「人を喜ばせる」、「苦しい時も笑顔になる」といったことを心がけることで、試合中の苦しい展開でも平常心を保つことができるのだ。 塾長・学校長・監督、そしてアルプススタンドを“燃勝”させた「応援3部」を独占取材 本書の巻頭を飾るのは、優勝を現地で見届けた慶應義塾高等学校長の阿久澤武史氏と、自身も塾高出身の慶應義塾長、伊藤公平氏の独占インタビュー。そして、昼は慶應義塾幼稚舎(小学校)教諭、午後は慶應義塾高等学校の野球部監督という二刀流をこなしながら、塾高野球部をずっと目標に掲げてきた「日本一」に導いた森林貴彦監督。自身が唱える「エンジョイベースボール」、その心を伺った。グラウンドの主役が選⼿たちならば、野球部の⼤会に赴き、⼒を合わせてアルプススタンドを盛り上げるもう⼀⽅の主役が、慶應義塾⾼等学校の應援指導部と吹奏学部、そして慶應義塾⼥⼦⾼等学校のバトン部という応援3部隊。⼀致団結した応援でアルプススタンドを熱く燃え上がらせ、塾⾼107年ぶりの優勝に導いた彼らを取材した。 塾高野球部の現在 ─ 加藤新キャプテン・小宅選手・清原選手ほか20選手に突撃インタビュー 激闘を終えて2週間、放課後の練習場グラウンドには今⽇も続々と部員たちが集まってくる。黙々と、そ して爽やかな笑顔でトレーニングに汗を流す甲⼦園戦⼠たちの、⽣の声をお届けする。 刊行概要 MEN'S EX 11⽉号臨時増刊『慶應義塾⾼校 栄光への軌跡』 ■発売⽇:2023年9⽉19⽇(⽕)■定価:1,300円(税込)■仕様:A4/116ページ/オールカラー■発⾏:株式会社世界⽂化社 ■Amazon Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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GAORA文庫 2023年9月20日 11時39分 -
[読み物紹介]高校野球⼤好き芸⼈・かみじょうたけしが贈る、感涙の野球ノンフィクション最新刊発売!
「アメトーーク!」などでおなじみ高校野球大好き芸人・かみじょうたけしさんによる感動の野球ノンフィクション、『野球の子 盟友』を発売。年間100試合以上に足を運ぶ著者だからこそ出会った、球児たちの物語15篇を収録。北海道、新潟、仙台、大阪、兵庫、奈良、隠岐島…日本各地で自分の野球を最後までやり切る「野球の子」たちを著者が取材しました。本書は、昨年多くの書店のベスト10にランクインした『野球の子』に続く第2弾、新エピソードをそろえた待望の新刊です。夢を叶えた子、叶えられなかった子……球児たちの青春を著者が熱く温かく描く、大人も子供も心を揺さぶられる一冊になりました。 主な内容 「もう⼀度ベストメンバーで試合をしませんか?」天理⾼校 vs ⽣駒⾼校 2022年夏の再戦「背番号は約束できないが、最⾼の仲間ができることは約束します」仙台育英・須江監督の⾔葉を真実にした⼦供たち「ほめるだけで伸びた⼦は、9回ツーアウト満塁では打ちません」元智弁和歌⼭監督・⾼嶋仁⽒を継承し闘う孫と監督あの試合を超える⼤歓声はいまだに聞いたことがないーー9回表6点差から1点差に迫った⽇本⽂理の激闘息⼦三⼈が甲⼦園出場、次男はプロ野球選⼿へ。かつて⾃⾝も上宮⾼校の主将として優勝した、⽗の挑戦は今も終わらない「いまおる同級⽣12⼈でがんばろう」PL学園硬式野球部、⻑い歴史を紡いだ最後の夏甲⼦園球場を⾶び出し社会現象となった“あの球”超スローカーブを投げた東海⼤四⾼のエースとの思いがけない再会⼀般⼊部から名⾨・関⻄学院⼤学の⼀軍まで這い上がった“すごい男”のリーグ戦初登板隠岐諸島から初の甲⼦園出場を成し遂げ、須永選⼿率いる浦和学院と戦った島の英雄 他 目次 「あの夏の再戦」 天理高校×生駒高校(奈良)「約束のファーストミット」 仙台育英高校(宮城)岡田大成選手「土壇場で打つ」 智弁和歌山高校(和歌山)髙嶋奨哉選手「鳴りやまない大歓声」 日本文理高校(新潟)伊藤直輝選手「野球の神様がいた日」 龍谷大学(京都)中島健希選手「未来沖縄を甲子園に連れていく男」 未来高校沖縄(沖縄)宮良颯選手「いくつになっても野球小僧」 上宮高校(大阪)黒川洋行選手「憧れのユニフォーム」 平野パイレーツ(奈良)田中伸季選手「北の大地で挑戦を続ける男」 石狩レッドフェニックス( 北海道)藤井壮太選手「12 人の約束」 PL学園(大阪)藤原海成選手「伝説の超スローカーブ」 東海大第四高校(北海道)西嶋亮太選手「すごい男がつかんだ光」 関西学院大学(兵庫)樋口大徒選手「生き様が誰かの背中を押す」 香川大学(香川)平岡佑梧選手「隠岐の白波」 隠岐高校(島根)白野勝選手 著者紹介 かみじょう たけし1977 年12 月31 日生まれ。兵庫県淡路島出身。松竹芸能所属のピン芸人。小学校6 年生の時、地元淡路島・津名高校の応援に明石球場へ兵庫大会を観に行ったのがきっかけで高校野球に夢中になる。地方大会を含め年間約100 試合を観戦し、選手だけでなく選手の家族にも注目し声援を送っている。2014 年にテレビ番組「アメトーーク! 〜高校野球大大大好き芸人〜」に出演し、"高校野球大好き芸人"として話題に。高校野球の魅力をテレビやラジオ、またイベントなどで日々語っている。一人息子も少年野球チームに所属。野球少年の父親として奮闘中である。著書に『野球の子』(二見書房)がある。■YouTube「かみじょうたけしの高校野球物語」https://www.youtube.com/@user-oe1rh9xf1k 書籍概要 タイトル:『野球の子 盟友』判型:四六判ページ数:208ページ価格:本体1400円+税著者:かみじょうたけしISBN:9784576230931発売日:2023年7月26日 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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GAORA文庫 2023年8月3日 16時23分 -
夏の甲子園がいよいよ開幕!出場全49代表の完全戦力データガイド「甲子園2023」発売
8月6日(日)に開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会に出場する49代表の完全戦力データガイド。毎年好評の「書き込み式トーナメント表」付き。代表校の校歌や「栄冠は君に輝く」の歌詞も載っており、グラビアや特集記事も充実で、テレビ観戦の楽しみも倍増!チーム紹介は全国の地方大会を取材した朝日新聞記者が執筆。選手たちの活躍を間近で見てきた記者ならでは視点で、チームと個人の詳細成績を載せた表と合わせて、代表校の戦力を鋭く分析しており、地方大会の戦績、「監督の横顔」も必見です。 グラビアは見どころ満載 有力選手を求めて全国の地方大会にフォトグラファーを派遣して徹底取材。「2023注目選手 夏の主役たち」のタイトルで巻頭9ページ、オールカラーで14選手を紹介しています。佐々木麟太郎(岩手・花巻東・内野手・3年)、佐倉俠史朗(福岡・九州国際大付・内野手・3年)、真鍋慧(広島・広陵・内野手・3年)の「高校ビッグ3」、強豪・東海大相模、横浜相手に本塁打を放った慶応(神奈川)の渡辺千之亮(外野手・3年)、東北勢の甲子園初優勝となった昨夏覇者の仙台育英(宮城)の主将・山田脩也(内野手・3年)ら有力選手のグラウンドの姿を、迫力満点の写真でご覧いただけます。今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本代表は見事優勝。日本中を興奮の渦に巻き込んだ「侍ジャパン」。「侍ジャパンの甲子園」では、大谷翔平(エンゼルス/花巻東)、佐々木朗希(ロッテ/大船渡)、山本由伸(オリックス/都城)、村上宗隆(ヤクルト/九州学院)、宮城大弥(オリックス/興南)、吉田正尚(レッドソックス/敦賀気比)の各選手の高校時代の写真を掲載しています。若手のプロ野球選手もグラビアで取り上げました。「ドラフト沸騰!! ルーキーズ」では山田陽翔(西武/近江)、斉藤優汰(広島/苫小牧中央)、イヒネ イツア(ソフトバンク/誉)、松尾汐恩(DeNA/大阪桐蔭)の各選手のインタビューを掲載しました。今年から4年ぶりに声出し応援が解禁されました。「復活のアルプススタンド」では、記憶に残る応援の名シーンを写真で振り返り、専大松戸(千葉)のチアリーディング部、日大三(西東京)の吹奏楽部などを取材。6ページのカラーグラビアで特集しています。「KKの衝撃 あれから40年 PL学園の名勝負を振り返る」では、1983年の夏の甲子園でのPL学園(大阪)の活躍を特集しています。準決勝の池田(徳島)戦、決勝の横浜商(神奈川)戦を振り返り、PL学園元監督・中村順司さんのインタビューを掲載しています。グラビアではほかに、毎年熱い夏のドラマを伝える「熱闘甲子園」のキャスター、古田敦也さん、ヒロド歩美さん、そして今年新たにキャスターに加わった斎藤佑樹さんのインタビューも掲載しています。 特集記事も読み応え十分 今年の夏の甲子園は、ベンチ入り選手が18人から20人に増え、五回終了時には「クーリングタイム」を導入。試合への臨み方は変わるのか、「シン甲子園の戦い方」では、仙台育英(宮城)の須江航監督など、現役監督に聞きました。2020年夏、新型コロナウイルスの流行で選手権大会は中止となり、当時の3年生は夢や目標を絶たれました。「取り戻したい夏2020 コロナ禍の球児は今」では、高寺望夢選手(阪神タイガース)、上田西(長野)の吉崎琢朗監督らに話を聞いています。「高校野球伝説 真夏の番狂わせ」では、「第95回大会 日大山形(山形)vs.日大三(西東京)」「第97回大会 津商(三重)vs.智弁和歌山(和歌山)」など、高校野球史上に残る熱戦を振り返りました。 記録ページも充実 「2023年 地方大会の記録」では3486チームが参加した49地方大会の記録をすべて収録しました。故郷の母校の記録を探してみてはいかがでしょう。「第104回までの大会の歩み 大会全記録」は1915年の第1回から2022年の第104回までの選手権大会の全記録をコンパクトに収録しました。記録を見ればかつての夏の甲子園の記憶が鮮明によみがえります。「1915-2022 出場校と優勝校」では選手権大会の出場校と優勝校を都道府県ごとに一覧表にしました。故郷の代表校の変遷がたどれます。「最多本塁打、打点、奪三振…大会史に残る記録アラカルト」は「通算記録」「大会記録」「1試合記録」「1イニング記録」に分類して掲載 AERA増刊「甲子園2023」発売日:2023年8月3日(木曜日)定価:550円(本体500円+税10%)B5判・208ページ Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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GAORA文庫 2023年8月3日 16時01分 -
スポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』が、『にじさんじ甲子園』とコラボ!
スポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』1078号の高校野球特集は「侍たちの高校野球」と題し、WBCで日本を熱狂させた選手たちの高校時代に迫ります。 表紙は2003年と2004年夏の甲子園を沸かせたダルビッシュ有投手。本特集では、ダルビッシュ投手の後輩が語る19年前の〝ダルビッシュ塾〟秘話のほか、大谷翔平選手の同級生が語る高校時代の素顔、高校は別々ながら大分で同級生だった源田壮亮選手と甲斐拓也捕手の物語や、髙橋宏斗投手や中村悠平捕手へのインタビュー、ラーズ・ヌートバー選手のハイスクール時代に迫るルポなどを掲載します。 そして、今号は『にじ甲』とのコラボレーションを実施いたします。『にじ甲』はVTuberグループ『にじさんじ』に所属するライバー10名が〝監督〟となって株式会社コナミデジタルエンタテインメントの野球ゲーム『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』に搭載されている「栄冠ナイン」モードでチームを作成し、各校同士の対戦によって優勝を争うイベント。今回は、ウラ表紙(表4)を『にじ甲』に出場する10人の監督に、イベントを主催する2人のライバーを加えた12人が二頭身の「パワ体」となって勢揃いした描き下ろしイラスト。そこに『Number』のロゴを入れた〝ダブル表紙〟で構成しています。加えてウラ表紙からは計8ページの『にじさんじ甲子園2023』特集を掲載します。主催の舞元啓介さんへのインタビューのほか、実況の田中一朗さんが選ぶ昨年の名勝負、出場10校選手名鑑、そして「栄冠ナイン」の魅力を紐解く記事などで〝もうひとつの甲子園〟に迫っています。なお、表紙側から通常の特集、ウラ表紙から2つ目の特集がはじまるという形式は昨年10月20日発売の1061号以来、2度目となります。 ■『Sports Graphic Number』編集長・中村毅のコメント今は様々なゲーム配信がなされていますが、『にじさんじ甲子園』の盛り上がりは目を見張るものがあります。昨年の決勝は神速高校が8回裏に3点差を追いつき、9回に王立ヘルエスタ高校が2点を取って突き放すという手に汗握る展開でした。試合の内容だけでなく、ファンの熱い応援や試合後のライバーさんたちの涙など、そこで起きているドラマはまさにスポーツと同じだと感じます。その感動や興奮をNumberらしく伝えることができれば面白いのではないかと思い、通常号よりも総ページ数を8ページ増やして特集を組みました。ぜひお楽しみください。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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GAORA文庫 2023年7月31日 15時19分 -
49代表完全予想!「報知高校野球7月号」発売!
甲子園100年目の夏、到来!第105回全国高校野球選手権記念大会を展望する「報知高校野球7月号」が発売! 100年目を迎える甲子園大会を総力取材 1924(大正13)年の甲子園球場開場から今年で100年目。巻頭では、ドラフト注目株の鹿児島城西・明瀬諒介内野手、享栄・東松快征投手をはじめ、高校通算最多本塁打を更新中の花巻東・佐々木麟太郎内野手、投打二刀流の山形中央・武田陸玖投手、最速150キロ右腕の霞ケ浦・木村優人投手(いずれも3年)ら節目の夏に必見の選手たちがズラリ。「THE FIRST 甲子園」と題して、1924年に甲子園で初めて開催された第10回大会の出場校である神港橘、宇都宮、金沢泉丘、佐賀西も特集。さらに、全国の本誌注目1、2年生を交え、甲子園49代表を争う各地方大会を大予想します。 「私の高校野球」に杉谷拳士さん登場 名物連載の「私の高校野球」には、元日本ハムの杉谷拳士さんが登場。母校・帝京時代の伝説の試合など青春のエピソードをたっぷり語っています。春の各地区大会もグラビア満載、出場全メンバー表付きでお届け。夏の甲子園に向けてテンションが高まる1冊です。 <出版概要> タイトル:「報知高校野球2023年7月号」発売日:2023年6月21日(水)定 価:950円(本体 864 円+税)出 版:報知新聞社体 裁:AB判・164ページ 販 売:《店頭》全国の書店、YC(読売新聞販売店) 《オンライン》ショップ報知 https://shop.hochi.co.jp/ 各種インターネット書店 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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GAORA文庫 2023年6月21日 11時24分 -
第94回選抜高等学校野球大会 総括
今大会の決勝「近江 対 大阪桐蔭」戦に臨む近江には心理的な負担があったと思われる、エース、山田陽翔(3年)はこれまで3月25日の聖光学院、28日の金光大阪、30日の浦和学院戦をすべて1人で投げ抜き、6日間で投げた球数は384球。「1週間で500球以内」という球数制限を横目で見ながら残り116球をどう配分するのか。この大阪桐蔭戦は1回表に22球、2回表に19球投げ、このペースで行けば6回には116球を投げ切ってしまう計算になる。山田1人がマウンドに立ってきた近江にとって、山田の降板は勝利の切り札を放棄するに等しい。少ない球数で投げなければならない、という山田の焦りは好球必打を身上にする大阪桐蔭攻撃陣には大歓迎だったろう。 ここまで一人で投げぬいてきた近江のエース、山田 1、2回に1点ずつ入れ、3回表には2番谷口勇人(3年)が死球で出塁、3番松尾汐恩(3年)が初球のストライクを取りにきた123キロのストレートを振り抜くと打球はレフトポール際に飛び込む2ランとなり、スコアは5対0と一方的になる。近江ベンチはここで山田に代わって左腕に技巧派、星野世那(3年)をマウンドに送るが、星野は8回途中にマウンドを降りるまで5回3分の1を投げ、被安打12、失点14の成績で、スコアは18対1の大差がついていた。 3回表、大阪桐蔭3番の松尾が2ランHR この試合で大阪桐蔭打線が放った安打数は16本。そのうちホームランは4本を数え、今大会記録したホームラン数は1984年のPL学園を上回る11本。準々決勝の市和歌山戦で6本、準決勝の国学院久我山戦で1本、そして決勝の近江戦が4本である。もし新型コロナウイルス陽性者が続出して試合を辞退した広島商戦が行われていたら、この本数はさらに増えていた可能性があるのだ。 今大会のベストナインは? 今大会31試合で飛び出したホームランは18本。これは〝記録的な″という表現を用いてもいい少なさだが、大阪桐蔭だけは11本の本数を積み上げ、これは清原和博(元西武など)、桑田真澄(元巨人)がいた84年のPL学園を上回る大会記録である。私が選ぶ今大会のベストナインは次の通りである。投手/右腕=川原嗣貴(大阪桐蔭3年)、左腕=前田悠伍(大阪桐蔭2年)、捕手/松尾汐恩(大阪桐蔭3年)、一塁手/丸山一喜(大阪桐蔭3年)、二塁手/星子天真(大阪桐蔭3年)、三塁手/伊藤櫂人(大阪桐蔭3年)、遊撃手/金田優太(浦和学院3年)、外野手/海老根優大(大阪桐蔭3年)、黒田義信(九州国際大付3年)、若狭遼之助(星稜3年) 大会前には佐々木麟太郎(花巻東2年)、真鍋慧(広陵2年)佐倉俠史朗(九州国際大付2年)の強打が話題になったが、終ってみれば大阪桐蔭の“一強無双″だけが際立った大会だった。 終わってみれば大阪桐蔭の強さがひときわ目立った今大会
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小関順二 2022年3月31日 17時00分 -
第94回選抜高等学校野球大会 準決勝を終えて
準決勝2試合目が始まる前、野球愛の強さで知られるお笑い芸人、いけだてつやさんと顔を合わせ、国学院久我山をコーチしたイチロー氏のことが話題になった。やはりコーチした智弁和歌山が昨年夏の甲子園大会に優勝して、今大会は国学院久我山が準決勝に進出。驚異的な〝イチロー効果″と言うほかない。直接コーチングした技術的なことが血肉になったと言うより、イチローという超一流の野球人に触れたことで心理的・精神的な部分に化学反応が起こり、実力以上のものが生み出されたのだろう。別れ際、智弁和歌山の面々に言い残した「ちゃんとやってよね」は、いい余韻を残す金言である。何よりも笑いが起こったのが素晴らしい。いけださんも「素晴らしい」と絶賛していた。 そのイチロー効果も大阪桐蔭の破壊力には及ばなかった。1回表、打ち取られたが1番伊藤櫂人(3年)と3番松尾汐恩(3年)が放った外野フライはいずれもフェンス際に到達し、その後の猛爆を予感させた。この1回は2死一塁から4番丸山一喜(3年)、5番海老根優大(3年)、6番田井志門(3年)が安打を連ねて3点を先取。3回には3番松尾から6番田井まで4連続安打で3点、さらに8番鈴木塁にも2点二塁打が飛び出し、ほぼ勝敗の行方は見えた。素晴らしかったのは先日も触れたように大阪桐蔭各打者の積極的なバッティング。〝好球必打″は同校のキャッチフレーズのように言われるが、近年はこれほど積極的に打って行かなかった。それがこの試合では19安打のうちファーストストライクを打ったヒットは8本あった。 この好球必打がゲーム中盤には国学院久我山にも波及。6回裏に3安打を連ねて2点を返すのだが、9番萩野颯人(2年)、1番齋藤誠賢(3年)、3番木津寿哉(2年)のヒットはいずれも初球を打ったもの。この回に投じられた13球のうちストライクの見逃しが1球だけというところに好球必打の効果の絶大さがわかる。 大阪桐蔭の先発、川原嗣貴(3年)は1回戦以来のピッチングだったが、素晴らしかった。やはり野球愛の強いお笑い芸人、かみじょうたけしさんと記者席あたりで話をし、かみじょうさんは川原を見るなり「藤浪(晋太郎)に似てません?」と言い、私は「ああ似てますね」と返し、頷き合った。決勝が前田悠伍(2年)の先発が予想されているため、こんなに素晴らしい川原を「もう見られないかもしれないんですね」と少ししんみりした。市和歌山戦に続く波状攻撃を目の当たりにし、思い出されるのは1回戦の鳴門戦。この強力打線も8安打、3失点に抑えた左腕、冨田遼弥(3年)は本当に見事だった。
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小関順二 2022年3月30日 18時00分 -
第94回選抜高等学校野球大会 準々決勝を終えて
熱戦が続く「第94回選抜高等学校野球大会」。準々決勝を終えての総括をスポーツライター・小関順二さんに寄稿していただきました。 投打ともにスキのない大阪桐蔭 2回戦が終った時点でホームランはわずかに3本。大会前にホームランが期待された佐々木麟太郎(花巻東2年)、真鍋慧(広陵2年)が不発のまま甲子園をあとにし、今大会はもうホームランが出ないかもしれないと愚痴っぽくなっていたのが昨日のこと。それが準々決勝・第1試合の「浦和学院対九州国際大付」戦で浦和学院の伊丹一博(3年)、鍋倉和弘(3年)にホームランが飛び出すとわずかに気持ちが晴れやかになり、「どうして浦学のバッターの打球は伸びるのだろう」とパワーの背景に思いをめぐらすようになっていた。 3試合目の「国学院久我山対星稜」戦で下川邊隼人(国学院久我山3年)に2ランが飛び出し大会通算6本目。2ケタに届くかもしれない、と欲はどんどん深まっていく。4試合目の「市和歌山対大阪桐蔭」戦は、強打の大阪桐蔭でも花巻東、明秀日立の強力打線を封じた米田天翼(3年)が相手では一発攻勢は期待できない、というのが常識的な予想だったが、1回戦の鳴門戦で早いカウントから打って出る好球必打で好左腕、冨田遼弥(3年)を攻略しているので、「ひょっとしたら」という思いはあった。 4回までは市和歌山の先発、淵本彬仁(3年)の高低の攻めに2点に抑えられていた。それが5回に2番谷口勇人(3年)が先頭打者ホームラン、さらに2死二、三塁で7番星子天真(3年)が3ランを放つと、勢いが止まらなくなった。6回に先頭打者の1番伊藤櫂人(3年)がレフトスタンドに放り込み、代打の工藤翔斗(3年)が2ラン、打者一巡して走者を一塁に置いて伊藤が2打席連続ホームランを放ち、6回が終了した時点で14対0の大差がついていた。7回にも5番海老根優大が左中間に2ランを放つが、クリーンアップが放ったホームランはこれが初めて。それ以外は1番、2番、7番、8番(代打)によるスタンド越え。こういうところが大阪桐蔭の凄さ、というか怖さだろう。 投手ではエース格の左腕、前田悠伍(2年)が初めて甲子園のマウンドに上がった。ストレートの最速は143キロと普通だが、130~143キロのスピード差で四隅を突き、フォークボール、チェンジアップ、スライダーなど高低を投げ分ける変化球の精度もピカ一。6回まで毎回の12三振を奪い、打たれたヒットはわずかに1本。この前田にリリーフした背番号1の別所孝亮(3年)、鳴門戦で完投した川原嗣貴(3年)が揃い、本当にスキが見つけられなくなった。彼らをリードする捕手の松尾汐恩(3年)が6回の守りからショートに就き、軽快なフィールディングを見せるなど多彩なタレントが揃った。優勝候補の筆頭と言っていいだろう。
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小関順二 2022年3月29日 9時30分 -
第94回選抜高等学校野球大会 2回戦を終えて
勝負を決したのは“走塁力” 2回戦で最初に注目したのは「九州国際大付 対 広陵」戦。広陵にはプロのスカウトが注目する内海優太(3年)、真鍋慧(2年)、九州国際大付には佐倉侠史朗(2年)、黒田義信(3年)というスラッガーがいて、私の周囲には強打の応酬を期待する声が多かったが、勝負を決めたのは走塁だった。私が俊足の基準にするのは打者走者の各塁到達タイム。具体的には「一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12秒未満」で、これを成し遂げたのは広陵の0人に対して九州国際大付は3人(7回)。とくに目立ったのが1番黒田で、第1打席で二塁打を放ったときの二塁到達タイムが7.66秒で、第3打席の内野安打のときの一塁到達タイムが3.87秒、第5打席の三塁打のときの三塁到達タイムが11.06秒というとんでもない記録ばかりだった。この走力に左腕、香西の130キロに満たない〝遅球″を駆使した超絶技巧が絡み、九州国際大付が優勝候補の広陵を一蹴した。 息詰まる投手戦となった「木更津総合 対 金光大阪」 同じく1点を争う投手戦になった「木更津総合 対 金光大阪」戦も印象に残った。金光大阪が6回裏に1点、木更津総合が8回表に1点入れ、試合は今大会6回目の延長戦に突入。勝負は13回裏、2点を追う金光大阪が2四球、2死球で3点を入れ逆転サヨナラ勝ちするが、4継投した木更津総合に対して先発の古川温生(3年)は1人で延長13回を投げ続けた。 木更津総合が5安打、金光大阪が7安打とたいして変わらないが、投手が与えた四死球は木更津総合の11(6四球、5死球)に対して金光大阪は4だった。肩・ヒジの負担になる延長13回(投球数160)の完投は美談にできないが、古川の危なげのないピッチングを見ればマウンドに送り続けた横井一裕監督の気持ちは理解できる。 「走力と工夫」が光った国学院久我山 「高知 対 国学院久我山」戦は国学院久我山の外野陣の守りに注目した。大野良太(3年・左翼手)、齋藤誠賢(3年・中堅手)、木津寿哉(2年・右翼手)の3人が捕手のサインを確認すると同時に大きく右あるいは左に動くのだ。右(ライト)方向に動くときは右打者の外角寄り、左(レフト)方向に動くときは内角寄り(左打者のときはその反対)にボールがくることが多かったが、時々〝逆球″もあり、打者は配球を絞るのが難しかっただろう。 全力疾走でも目立った。「一塁到達4.3秒未満~」をクリアしたのは高知の2人(2回)に対して国学院久我山は3人(6回)。投手が投げ、打者が打つ以外の「走力と工夫」でも高知を上回り、初の準々決勝進出を決めた。 “自分のタイミング”で呼び込む星稜各打者 「星稜 対 大垣日大」戦で注目したのは星稜各打者のタイミングの取り方。打者にとってタイミングの取り方は「最も重要」と言ってもいい。投手がステップする段階で始動するのが普通だが、星稜の1番永井士航(3年)、4番若狭遼之助(3年)、5番角谷飛雅(3年)たちは早い段階で一本足ないしはすり足で始動、投手の投げるタイミングに合わせてステップしていた。これは投手の動きに惑わされないための工夫で、監督の意図がきちんと各打者に伝わっていると思った。遅い球を武器にする大垣日大の先発、五島幹士(3年)の技巧にも惑わされず3回までに4安打、3得点を重ね主導権を握ったが、各打者の中で最も注目したのが若狭。始動の動き、ステップの動きに急いでいる様子がまったくないのだ。投手のボールを放すリリースまでの動きをじっくり見定め、全球種を自分のタイミングで呼び込み、3回裏には五島が投じた122キロのスライダーを完璧に捉えてレフトスタンドに放り込んだ。 星稜の先発、マーガード真偉輝キアン(3年)は6回限りで降板するまで最速141キロのストレートにカットボールを主体とする変化球を交えて大垣日大打線を翻弄した。テークバックのとき右腕が背中のほうまで入るピッチングフォームはコントロール難を思わせたが、6回までに与えた四球2、与死球1はいい意味で予想を裏切った。 接戦に終止符を打つ“投手心理”を熟知したバッティング 「市和歌山 対 明秀日立」戦は米田天翼(市和歌山3年)と猪俣駿太(明秀日立3年)が息詰まるような投手戦を演じ、9回表が終了するまで1対1のスコア。米田はストレートの最速が143キロと言ってもほとんどが130キロ台で、1回戦の花巻東戦で佐々木麟太郎(2年)を圧倒したピッチングを予想した明秀日立各打者は面食っただろう。猪俣のピッチングも技巧的だった。左肩が早く開くピッチングフォームはたとえば右打者から見れば外角にボールが集まりそうに見えるが、6回裏の2死満塁で迎えた6番田嶋優汰(2年)に対して外角を主体に攻めてボールカウントを2-2とし、5球目に内角低めを突いて見逃しの三振に仕留めたピッチングは見事だった。 猪俣のもう一つの特徴は低めにボールが集まること。体が早く開いてもリリースでボールを潰している(押さえ込んでいる)のでボールが低めに集まっていた。ピッチングフォームからは予想できない球筋で、市和歌山各打者は最後まで的を絞り切れていないように見えた。この猪俣からサヨナラ安打を放ったのが投手の米田。2-1から投じられた126キロのフォークボールを右中間に打ち返したバッティングは投手心理を熟知した「投手」ならではの一打と言っていいだろう。
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小関順二 2022年3月27日 18時30分
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